『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン24、メインキャストが降板!3時間のクロスオーバーも

アメリカでは9月からシーズン24の放送が開始する長寿犯罪捜査ドラマ『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』(以下『SVU』)。本作に長年出演していたレギュラーキャストが、このシーズンの途中で降板することが発表された。米TV Lineらが報じている。

以下より『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン24のネタバレがありますので、ご注意ください。

『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン24の途中で卒業するキャストは…

今回本作を降板するのは、特捜班の一人でシーズン13から出演してきたアマンダ・ロリンズ役ケリー・ギディッシュ。情報筋によると、彼女の出演する最終エピソードはシーズン前半に放送される予定だという。この報道を受けて、ケリーはコメントを発表した。

ネット上で色々と書かれていることを見たので、自分の口から伝えたいと思いましたが、私が『SVU』を去るのは本当です。ロリンズを演じたのは、私の人生の中で最も大きなよろこびであり、とても光栄でした。この12年間、『LAW & ORDER』ファミリーの一員でいられ本当に幸せでした。ロリンズは、なかなか居ないキャラクターだと思います。彼女は成長し、変化してきましたし、私も同じように成長しました。20代後半でこの作品に出演し始め、大人になってからのほとんどの時間をロリンズと一緒に過ごしたことに感謝しています。(製作総指揮の)ディック・ウルフ、(オリビア・ベンソン役の)マリスカ・ハージティ、(製作総指揮の)ウォーレン・ライト、ピーター・ジャンコフスキー、NBC、ユニバーサルテレビ、そして共演者の皆さん、スタッフの皆さん、脚本家の皆さん。この12年間、一緒に素晴らしい仕事をできたことに感謝したいです。『SVU』で学んだこと全てを、今後に活かしていこうと思い、今からワクワクしています。

ロリンズがどのように姿を消すのかはわかっていないが、『SVU』の関係者は、シーズン24の早い段階で、外傷性の怪我を負うことを明らかにしている。だがそれ自体が、ロリンズとの退場に関係があるのかは不明だ。

またこの夏、ライトに代わって本作の新ショーランナーとなったデヴィッド・グラツィアーノ(『サウスランド』)は、ロリンズの退場を不満に思うファンに対するケリーの対応について、「彼女はこの発表に対して、信じられないほど品のある態度で対処しています。彼女は、私が24年間この業界にいた中で、間違いなく最も優れたプロの一人です。彼女がいなくなるのは悲しいことですが、再び彼女のもとで脚本を書けることがあれば、とても幸せです」とケリーを賞賛した。

3作品クロスオーバーが実現!

本国アメリカでは9月22日(木)からシーズン24の放送が開始となるが、そのエピソードでは前代未聞の3作品3時間クロスオーバーが実現する予定。このクロスオーバーでは、射殺されたある少女の事件で、ベンソンとステイブラーが捜査するが、ある証拠が国際犯罪組織に発展していくという展開になるようだ。1作品ごとに少しずつ絡むようなものではなく、3時間の一つのエピソードとして期待して欲しいとウルフは自信をもってコメントしている。

『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン17~22はHuluにて配信中。 (海外ドラマNAVI)

Photo:『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン20 (C) 2018 Universal Network Television LLC. All Rights Reserved.