ジェレミー・レナー、家族に別れの手紙を書いていた

今年1月、自宅近辺で除雪車に引かれてしまい重傷を負った『アベンジャーズ』ホークアイ役で知られるジェレミー・レナー。手術を受け、順調に回復しているジェレミーが事故後初のインタビューに応じたことはお伝えしたとおりだが、実は事故の際、家族に別れの手紙を書いていたことが明らかになった。米Varietyが報じている。

死を予期していた

アメリカで4月6日(木)に放送される『The Diane Sawyer Interview - A Story of Terror, Survival and Triumph(原題)』というABCニュースのインタビュー特番では、事故直後の911コールの音声も紹介されている。そこでは、「除雪車に轢かれた人がいる。急いでくれ!彼は潰れている!救急隊員を、救急車を呼んでくれ!ドクターヘリでも!彼はひどい状態なんだ!」という声の後ろでジェレミーのうめき声が流れた。
そして病院に運ばれた後、死を予期していたジェレミーは、愛する家族に別れを告げるための準備をした。「家族への最期の言葉を携帯電話にメモしていたんだ。そして…」と言いながら、ジェレミーは涙をこらえながら俯き「すまない」と声を詰まらせた。

「生き残ることを選択した」

この事故で30本以上の骨を折ったジェレミー。「8本の肋骨が14カ所骨折。右膝、右足首骨折、左脚脛骨骨折、左足首骨折、右鎖骨骨折、右肩骨折。顔面、眼窩、顎、下顎が折れ、肺は潰れている。肋骨から穴が、肝臓も…聞くだけで恐ろしい状態ですね」と述べるインタビュアー。それに対しジェレミーは、「私の体はどうなってしまうんだろう? 科学実験のように、背骨と脳だけになるのだろうか?」と思ったという。
さらに、ジェレミーはこう続ける。「私は生き残ることを選択した。この経験で多くの肉と骨を失ったけど、愛とチタンで補給され満たされたんだ」と。さらに、「もし、私がその場で自分一人だったら、ひどい死に方をしていたかもしれない。きっとそうなっていただろう、確実に。でも、私は一人じゃなかった。甥っ子がいた。可愛いアレックスだよ。そして、残りの仲間、家族がやってきたんだ」

ジェレミーは先日、事故後初のプレミアイベントに出席し、順調に回復している姿を見せてくれた。ジェレミーのリアリティ番組『レナベーション』は、4月12日からDisney+(ディズニープラス)で独占配信。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ホークアイ』©2021 Marvel