『NCIS』全シリーズがHuluに集結!イッキ見にもオススメ!

前回のコラムではHuluで楽しめる『CSI』シリーズを紹介したが、Hulu(フールー)にはまだまだオススメしたい海外ドラマがたくさん配信されている。その中から、今回は『CSI』シリーズとともに2大犯罪捜査ドラマとして世界中で人気の『NCIS』シリーズに注目したい。2021年から新シリーズ『NCIS:ハワイ』もフランチャイズに加わり、ますます盛り上がっている『NCIS』シリーズ。Huluでは、10月から『NCIS:ハワイ』の見放題独占配信が始まっており、12月から『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のシーズン19と1月から『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』のシーズン13も配信予定と、全シリーズが見放題で集結! ということで、今回も「まだ見たことがない」、「過去に少し見たことある」というビギナーから、「もう一度見直したい」という大ファンに向けて、『NCIS』シリーズの魅力と共にHuluで楽しむ方法を紹介したい。

キング・オブ・ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』を筆頭とした『NCIS』シリーズ

2009年から2017年にわたって全米ドラマ視聴者数連続No.1という記録を築き、今なお新シーズンが放送され続けている大ヒットドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。モンテカルロ・テレビ祭で「世界で最も視聴されるTVシリーズ」に贈られる国際テレビ観客賞を何度も受賞している世界的な人気を誇るキング・オブ・ドラマだ。さらに、スピンオフとして『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』『NCIS:ニューオーリンズ』『NCIS:ハワイ』だけでなく、2023年には、アメリカを飛び出し、オーストラリアのシドニーを舞台とした『NCIS: Sydney(原題)』も企画中という、どのシリーズも全米視聴ランキング・トップ10の常連という一大フランチャイズとなっている。

さまざまな犯罪捜査ドラマがある中で、『NCIS』シリーズの魅力であり、異彩を放つポイントが、米海軍や海兵隊に関わる事件を捜査する「NCIS(海軍犯罪捜査局)」の活躍を描いているということだ。そのため、事件内容も他の犯罪捜査ドラマとは一味違うものが多く、時には犯罪現場が軍艦の中など、類を見ない犯罪捜査ドラマとなっている。そして捜査官も、元軍人に、警察やFBIなどの各機関からの異動組や、各国の諜報機関から派遣されたエージェントなどバラエティー豊富で、加えて分析官や検視官も個性的なメンバーが揃っている。そういった登場人物たちの活躍が、特色を活かした各土地を舞台に、1話完結のドラマとして描かれているのだ。

米首都、ロサンゼルス、ニューオーリンズ、そしてハワイという一大フランチャイズ

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』


アメリカの政治と軍事の中心となる首都にして、NCIS本部があるワシントンD.C.を舞台とした『NCIS』シリーズ第1弾が本作だ。海軍と海兵隊関係の犯罪やテロなどのシティ・クライムを捜査対象とし、首都を舞台とすることで、FBIやCIAなどの政府機関や、モサドなどの外国組織が関わるなど、フランチャイズの基本フォーマットを確立した本家クライムサスペンスものとなっている。『NCIS』シリーズの顔であるギブス捜査官を演じるのは、製作総指揮も務めるマーク・ハーモン。そのほかにも、マクギー、ディノッゾといった捜査官や、科学捜査分析官のアビー、検視官のダッキーなど絶大な人気を誇るキャラクターを生み出すことで、全米では2022年においてシーズン20が放送中とロングランヒットを続けている。

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』


ショービジネスの世界的中心地ハリウッドを擁するエンタメシティ・ロサンゼルスを舞台としたスピンオフの第1弾。そのような舞台だけに、カレン役のクリス・オドネルとサム役のLL・クール・Jというハリウッドスターが出演し、世界的に有名な数多くの観光スポットをロケ地とした映画顔負けのド派手アクションが満載の作品となっている。カレンたちが所属するNCISロサンゼルス支局は潜入捜査が専門の特殊チームということで、他のシリーズとは違ったスリリングな捜査が繰り広げられるのも本作の面白いところ。捜査官もカレンとサムに、ディークスとケンジーというバディものとなっており、管理部長ヘティ、サポートメンバーのエリックとネル、NCIS副局長のグレンジャーといったユニークなキャラクターたちが揃っている。

『NCIS:ニューオーリンズ』


アメリカ南部屈指の観光都市にして、アメリカ、フランス、アフリカの文化が融合した“文化のるつぼ”ニューオーリンズを舞台としたスピンオフ第2弾。ジャズ発祥の地として、クラブやバーが作品内にも登場し、ストリートミュージシャンたちによって音楽が街中にあふれる本作。また、美食の街として地元料理がいろいろと登場したり、マルディグラ祭のような実在するフェスティバルなどで事件が発生したりするなど、ご当地感が満載のシリーズとなっている。海外ドラマファンにはおなじみのスコット・バクラが演じるプライド捜査官をリーダーに、捜査官のクリス、検死官のロレッタ、科学捜査分析官のセバスチャン、コンピューター・エキスパートのパットンといった地元に根付いたメンバーたちによるアットホームでファミリー感の強い作品でもある。

『NCIS:ハワイ』


『NCIS』シリーズの最新スピンオフとなる本作は、常夏の楽園ハワイが舞台。ハワイの歴史、伝統、文化をしっかりとドラマに描きつつ、アメリカ海軍太平洋艦隊司令部があることから、真珠湾攻撃に関わる事件や、自衛隊も登場するなど、日本人にも観光地としてなじみ深い場所だけに、見やすいシリーズに仕上がっている。さらには、ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドといった観光スポット、ハワイアンフードに、サーフィンなどのアウトドア・アクティビティなども登場するなど、ハワイらしさの満ちた常夏ネイビー・クライム・アクションだ。登場人物たちも、フランチャイズ初となる女性リーダーのジェーン、捜査官のジェシー、カイ、ルーシー、サイバー情報スペシャリストのアーニーと、新シリーズとしてこれからが期待できるメンバーとなっている。そして、主人公ジェーンの日本語吹替版声優を務めるのは紅白歌合戦への出場経験もある人気声優の水樹奈々であることも注目だ。

海ドラ好きのニーズごとにマッチする『NCIS』シリーズのHulu視聴方法

ロングランヒットを続け、スピンオフもバラエティーに富んでいる『NCIS』シリーズ。そのため、『CSI』シリーズと同様に、「まだ見たことがない」「どのシリーズから見たらいいのか?」「途中で脱落してしまった」なんて方も多いはず。そんな『NCIS』シリーズのビギナーから、「また見直したい」というコアなファンへ、そのニーズごとに全フランチャイズを配信中のHuluだからこそできる『NCIS』シリーズの視聴方法を紹介しよう。

「次にハマれる海外ドラマを探している」&「どのシリーズから見たらいいのか?」という方にオススメなのは?

1話完結型で、海外ドラマの王道ジャンルでもある犯罪捜査ドラマとして非常に見やすい『NCIS』シリーズ。『CSI』シリーズのコラムでもオススメした、各シリーズのシーズン1第1話を見て、自分に合った作品・登場人物や、出演者を探すというのが基本となるが、ここではスピンオフ・シリーズならではの見方を紹介しよう。

『NCIS』シリーズのスピンオフは、まず本家の『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のエピソード内でパイロット版が制作され、その後に各シリーズのシーズン1第1話へとつながっている。そのため、『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』は本家シーズン6第22&23話、『NCIS:ニューオーリンズ』は本家シーズン11第18話&19話がパイロット・エピソードとなっており、クロスオーバーとしても一石二鳥に楽しめるので試し見にはオススメだ。ただし、『NCIS:ハワイ』は本家でパイロット版が制作されずにスタートしたシリーズなのだが、それ故に他のスピンオフよりも独立性も少しあり、シーズン1が始まったばかりということで、逆に『NCIS』シリーズに初めて触れるという方にとっては見やすいシリーズかもしれない。

とにかく、全フランチャイズが揃っているHuluであれば、パイロット版エピソードを真っ先に視聴したり、気軽に各シリーズを行き来できるので、いろいろと試してみて、自分に合ったシリーズを見つけることができるだろう。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン6第22話(左上)、シーズン6第23話(右上)、シーズン11第18話(左下)、シーズン11第19話(右下)より

「過去に視聴していたが、途中で脱落してしまった」という方にオススメなのは?

過去の放送やDVDなどで見ていたが、途中で脱落してしまったという方には、全フランチャイズが揃っていることから、Huluでの視聴復帰をオススメしたい。Huluに表示される「あらすじ」を参考として、配信サービスであれば過去にどこまで見たかをサーチがしやすいため、手軽に見直しができる。

また、久しぶりに『NCIS』シリーズをサクッと味わいたいという方には、レギュラー登場人物のゲスト出演エピソードやクロスオーバーエピソードがオススメだ。『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』には、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のアビーとNCIS局長ヴァンスがゲスト出演する回(シーズン1第5話、第9話)や、ディノッゾがゲスト出演する回(シーズン7第5話)。『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン1には、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』からのゲスト出演として、ギブス(シーズン1第3話)、ディノッゾ(シーズン1第2話)、ダッキー(シーズン1第1話)、アビー(シーズン1第2話)、ヴァンス(シーズン1第2、3、5話)と盛りだくさん。

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』シーズン1第9話より

クロスオーバーでは、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン13第12話と『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン2第12話、同作品でシーズン14第15話とシーズン3第14話とあり、これらのエピソードで『NCIS』シリーズの雰囲気を思い出すというのもアリだろう。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン13第12話(左上)、『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン2第12話(右上)、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン14第15話(左下)、『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン3第14話(右下)より

「また見直したい」というコアなファンへオススメなのは?

『NCIS』シリーズが大好きすぎて、また見たいというコアなファンには、登場人物たちの名場面やゲストスターが出演するエピソードの振り返りをオススメしたい。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』であれば、涙なしには見ることができない人気キャラクターのラスト出演エピソードとして、シーズン13第24話のディノッゾ、シーズン15第22話のアビー、そしてシーズン19第4話のギブスは外せない。また、ゲストスター出演として、放送当時に現役大統領夫人だったミシェル・オバマ(シーズン13第22話)のカメオ出演回や、マーク・ハーモンの息子ショーン・ハーモンが若きギブスを演じた回(シーズン6第4話ほか)、そしてマーク・ハーモンの妻パム・ドーバーとの共演(シーズン18第11話ほか)など見どころ満載。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン15第22話より

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』では、シリーズ全体を通して描かれるカレン出生の秘密のエピソード群を追いかけたり、ディークスとケンジーの関係変化(シーズン5第2話やシーズ10第17話など)、残念ながらシリーズ化がならなかった幻の『NCIS:Red』パイロット版エピソード(シーズン4第18&19話)などを楽しむのもオススメ。また、コアなファンなら別作品とのクロスオーバーもオススメしたい。シーズン3第21話と『HAWAII FIVE-0』シーズン2第21話のクロスオーバーエピソードに、『SCORPION/スコーピオン』シーズン1第6話にはヘティがゲスト出演している。どちらもHuluにラインナップされているので、『NCIS』シリーズと共に両作品も楽しみたいところだ。

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』シーズン4第18話より

『NCIS:ニューオーリンズ』

音楽が魅力の一つでもある『NCIS:ニューオーリンズ』なら、多数のミュージシャンがカメオ出演しているのも見逃せない。ニューオーリンズ出身のジャズ・ミュージシャン、ドクター・ジョン(シーズン2第1話)や、グラミー賞歌手のシェリル・クロウ(シーズン3第21話)などが、本人役で実際に演奏や歌唱を披露しているので、音楽に注目していろいろなエピソードをはしごするのも楽しいだろう。

『NCIS:ニューオーリンズ』シーズン3第21話より

こんな楽しみ方ができるのも、全シリーズが揃い、新シーズンも随時追加されているHuluであればこそできる視聴スタイルだ。

『NCIS』シリーズ以外にも海外ドラマが充実のHulu! 年末年始は海外ドラマ三昧!!

『NCIS』全シリーズが勢ぞろいし、吹替版も充実、そして新シーズンも続々と追加されているということもあって、Huluは『NCIS』ファンにぜひオススメしたい配信サービスだ。そのほかにも、過去作から最新作まで全シーズン見られるのは実質Huluのみとなっている『ドクター・フー』シリーズは11月からシーズン13が配信中、世界中から集めた選りすぐりの話題作を【追加料金なし】でお楽しみいただけるHuluプレミア作品『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は最新作となるシーズン5が独占配信中など、海ドラファンとしても楽しみなラインナップが名を連ねている。このコラムが掲載されるのはちょうど12月ということで、まとまった時間が取れる年末年始に、Huluで『NCIS』シリーズをイッキ見したり、そのほかの気になるHulu配信海外ドラマをチェックしたり、海外ドラマ三昧と洒落込んでみてはいかがだろうか。

(豹坂@櫻井宏充)

Photo:『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』©2022 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved./『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班~』©2022 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved./『NCIS:ニューオーリンズ』©2022 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved./『NCIS:ハワイ』©2022 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.