『クリミナル・マインド』タラ・ルイス役アイシャ・タイラーが新シーズンでもメガホンをとる!

大ヒット犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のリバイバル版となる『Criminal Minds: Evolution(原題)』に出演するタラ・ルイス役のアイシャ・タイラーが米Screen Rantのインタビューに応え、戻ってきた感想や監督を務めたエピソードについて話した。

米CBSで15シーズンにわたって放送され人気を呼んだ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。2020年に幕を下ろした本作だが、米Paramount+で『Criminal Minds: Evolution(原題)』としてこの秋、帰ってくる。

リバイバルにはジョー・マンテーニャやA・J・クック、カーステン・ヴァングスネス、アダム・ロドリゲス、パジェット・ブリュースターといったオリジナルキャストが再び登場する予定だが、シーズン11よりタラ・ルイス役で参加したアイシャ・タイラーもカムバックを果たす。

アイシャは、タラ・ルイスについて「彼女は他の人間と同じように、成長して、進化して、経験によって変わっていく。ある方では前に進むかもしれないし、ある方では後ろに引き戻されるかもしれない。仕事がタラにどのように影響を与えているのか、本当に多くのことを探求していくと思う」と語る。

また、「私が思うに、彼女が誰かと関係をもっていたのはBAUに参加したシーズン11の時が最後だと思う。それから彼女は仕事と結婚したみたいなもので全てを捧げてきた。それは私と繋がっているかも。私は完全にお仕事中毒だから」とキャラクターとの共通点を上げた。

アイシャ・タイラーが語る『Criminal Minds: Evolution』みどころ

「プロファイリングの仕事をするのはどれだけ難しいことか、どれだけ犠牲を払う必要があるのかを見ることになると思う。犠牲というのは時間だけじゃなくて、献身度やエネルギー、感情の処理能力も。それから私生活の交友関係と仕事がいかに対立する可能性があるかも見られる。実際のプロファイラーたちに話を聞くと、この仕事をしていると関係を保つことがどれだけ難しいかたくさん話してる。だから番組ではそれを深堀していくと思うし、本当に豊かで満たされているように感じられると思う」と新シリーズのみどころを明かした。

制限のない演出に注目

アイシャはオリジナル版でも2エピソードの監督を務めていたが、今回のリバイバルでも監督を務めるという。時間や演出などの制限が多かった放送向けから配信向けの作品を作ることになった変化について聞かれると、「正直、配信の世界ははるかに広かった。制限はほとんどないし、なにより素晴らしかったことは言語でも、より悲惨により恐ろしく描けることでもなくて、キャラクター開発にのめり込めたこと」と告白。CM休憩の時間などを考えずに、キャラクターがセリフなしで心情を表現できる時間を設けられることに喜びを感じたようだ。

自身にとってTV監督作10話目になるという『Criminal Minds: Evolution(原題)』でのエピソード。「1時間あるということは私にとってTVのエピソードではなく、映画をお届けするということ。映画のように感じられ、響きがあり、広がりを感じるものを本当に提供しています。そしてファンにとっては、ただかすめるだけではなく、キャラクターの経験の数々にしっかりと傾倒するということ」と話したアイシャ。演技だけではなく監督としての力量にも注目したい。

『Criminal Minds: Evolution』は、11月24日(木)より米Paramount+にて配信開始。日本でのリリースは未定。オリジナル版『クリミナル・マインド』は、Disney+(ディズニープラス)やU-NEXTにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(c) ABC Studios