主演俳優の死を乗り越え続編が完成!オスカー女優ルピタ・ニョンゴが語る『ブラックパンサー』への想い

全世界歴代興行収入No.1を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、日本でも大ヒットを記録した『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『ソー:ラブ&サンダー』など、観客を熱狂の渦に巻き込み続けているマーベル・スタジオが贈る劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が11月11日(金)に日米同時公開となる。2018年に公開された前作『ブラックパンサー』に続いて出演するオスカー女優のルピタ・ニョンゴが本作への想いを語った。

『ブラックパンサー』とは

祖国である超文明国家ワカンダの“秘密”を守るという使命を果たすため、ワカンダの国王、そしてブラックパンサーというヒーロー、ふたつの顔を持つティ・チャラの活躍が描かれた前作『ブラックパンサー』。アフリカ大陸に位置する架空の国“ワカンダ”を舞台にした本作には“マーベル・スタジオ最高傑作”の声が相次ぎ、世界中を熱狂させた。他のマーベル作品とも一線を画す存在の本作は、全世界では13億ドルを超える偉業を達成。その勢い留まることなく、『アイアンマン』や『スパイダーマン』でも成しえなかった、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞を含む7部門にノミネート、3部門の受賞を果たし、エンターテインメント史に残る偉業を成し遂げた。世界中がその続編に注目する中、2020年に『ブラックパンサー』シリーズの“顔”であった存在、ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが病気のため他界…。制作陣やキャストは悲しみを乗り越え、チャドウィックの想いも受け継ぎ続編を制作することを決めた。

亡きチャドウィックの想いを…


そんな並々ならぬ想いを抱いて最新作への参加を決めた一人が、前作に続いて出演するオスカー女優のルピタ・ニョンゴだ。彼女が演じるナキアは、ティ・チャラの幼なじみで元恋人。かつてはドーラ・ミラージュに所属していたが、ワカンダのスパイ“ウォー・ドッグ”に転身し、国外で活動を続けてきた。
本当に…この映画は違っていたの。なぜなら、私たちはチャドウィックを失い、誰もが喪失感を感じていたからよ。だから、この作品に戻ってきたとき、私はとても複雑な心境だった。ワカンダに戻ったとき、自分がどう感じるのか分からなかったの」と、チャドウィックがいない撮影がはじまったときの複雑な心境を振り返る。

そんな中、「私たち自身を慰め、癒し、一歩一歩前進するためにも、チャドウィックに敬意を表してこの物語を語ることを決意したのよ。だから、実際に戻ってきて、昔のキャストが持っていた絆を感じることができたのは本当によかったと思うわ。そして、前進するためにその絆を頼りにしたの」と、撮影を続けられたのは亡きチャドウィックの想いを引き継ぐというキャスト・制作陣ともに並々ならぬ想いがあったからだという。前作で固い絆を結んだキャストや監督らは再び肩を組み、最新作を完成させた。

すでに解禁されている予告では完成度の高さに世界中から注目を集めており、そんな中特に熱い視線が注がれているのが、新キャラクターとして登場する海底国の王ネイモアや、アイアンハートだ。

前進する理由を与えてくれた

ルピタは新しいキャストについて「彼らは私たちが経験している喪失感を理解して、とても親切にしてくれたわ。彼らは私たちに前進する理由を与えてくれた。そして、前に進むための方法を教えてくれた。そして、彼らを受け入れ、この素晴らしい旅に同行してもらうことが出来たの。その結果、彼らは旅に影響を与え、ワカンダの未来にインスピレーションを与えることになったのよ」と彼らがいたことで物語がさらに広がったと話し、そんな新キャラクターたちの活躍からも目が離せない。

また海底国の王ネイモアが登場する本作では、水中の激しいバトルも繰り広げられる。その撮影について「水が絡む時には、技術的なチャレンジがまったく別のものになるのよ。脚本を読んだときは、信じられなかった(笑)一体どうやってこんなことが出来るの?って思った。だから、私は間違いなく撮影のコツをもっとたくさん学んだわ(笑)水のように不安定なものを扱うときの撮影のね」と相当苦労した撮影を振り返り、前作よりさらにスケールアップした、水の戦いは絶対に見逃せない。

彼らが情熱を注いで作りあげた渾身の1作をぜひ劇場で目の当たりにしてほしい! 制作陣、キャスト、そして世界中のファンにとって特別な作品『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、11月11 日(金)映画館にて公開。(海外ドラマNAVI)

\月額990円~/

\ドコモユーザーはこちら/

 

海外ドラマ好きにディズニープラスがおすすめな理由
こんな記事も読まれてます

Photo:『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』©Marvel Studios 2022