米CWのDCドラマ『Stargirl(原題)』がシーズン3をもって終了することが発表され、そのキャンセルが『スーパーマン&ロイス』に与える影響が懸念されている。
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『THE FLASH』や『スーパーナチュラル』の放送局CWが売却へ、視聴者の平均年齢58歳だった
『THE FLASH/フラッシュ』や『スーパーマン&ロイス』 …
米TV Lineによると、10月初めにNexstar Media GroupがCWの保有株のほとんどを獲得し、CWで長年にわたってCEOを務めたマーク・メドウィッツが退任。NexstarがCWの権限を握る状況となり、若年層よりも上の層をターゲットにした番組製作に舵を切り直すなど、かなりプロダクション面における大きな変化が報じられている。
2022年に入ってから、DCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』に加え、『リバーデイル』や『ナンシー・ドリュー』などのドラマシリーズが2023年にファイナルを迎えることが発表。『Stargirl』は、そのキャンセルに続く形となった。
『Stargirl』最後のシーズンと予想
『Stargirl』で製作総指揮を務めるジェフ・ジョンズ(主人公コートニー・ホイットモアはジョンズの亡くなった姉がモデル)は、次のように声明で述べている。
「『Stargirl』は多くの理由で、常に私の心の中で特別な位置を占めていました。放送局における全製作の改変により、チームはこれがおそらく最後のシーズンになるのではないかと思っていました。ですから、チームはそれを念頭に置いて脚本を執筆し、『Stargirl』で最高だと思えるシーズンを、完全にクリエイティブ面で納得いく形で提供します」
The brightest star. Experience #DCFanDome on August 22: https://t.co/TbtLqOXtsm pic.twitter.com/EBlVTd5yut
— DC’s Stargirl (@stargirl_cw) August 13, 2020
残るは『スーパーマン&ロイス』のみ
ここ近年でCWのアローバースシリーズは、『レジェンド・オブ・トゥモロー』、『SUPERGIRL/スーパーガール』、『BATWOMAN/バットウーマン』、『ブラックライトニング』が立て続けにキャンセルされた。『THE FLASH/フラッシュ』が2023年に放送されるシーズン9をもって幕を下ろし、『Stargirl』は現在放送中のシーズン3で終了する。残るは『スーパーマン&ロイス』のみとなり、現在シーズン3の放送を控えている。同作が無事にシーズン4に更新されるのか、その進退に注目が集まっている。
(海外ドラマNAVI)