『スーパーマン&ロイス』は生き残れるのか?DCドラマ『Stargirl』打ち切りによる影響が懸念

米CWのDCドラマ『Stargirl(原題)』がシーズン3をもって終了することが発表され、そのキャンセルが『スーパーマン&ロイス』に与える影響が懸念されている。

米TV Lineによると、10月初めにNexstar Media GroupがCWの保有株のほとんどを獲得し、CWで長年にわたってCEOを務めたマーク・メドウィッツが退任。NexstarがCWの権限を握る状況となり、若年層よりも上の層をターゲットにした番組製作に舵を切り直すなど、かなりプロダクション面における大きな変化が報じられている。

2022年に入ってから、DCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』に加え、『リバーデイル』『ナンシー・ドリュー』などのドラマシリーズが2023年にファイナルを迎えることが発表。『Stargirl』は、そのキャンセルに続く形となった。

『Stargirl』最後のシーズンと予想

『Stargirl』で製作総指揮を務めるジェフ・ジョンズ(主人公コートニー・ホイットモアはジョンズの亡くなった姉がモデル)は、次のように声明で述べている。

「『Stargirl』は多くの理由で、常に私の心の中で特別な位置を占めていました。放送局における全製作の改変により、チームはこれがおそらく最後のシーズンになるのではないかと思っていました。ですから、チームはそれを念頭に置いて脚本を執筆し、『Stargirl』で最高だと思えるシーズンを、完全にクリエイティブ面で納得いく形で提供します」

残るは『スーパーマン&ロイス』のみ

ここ近年でCWのアローバースシリーズは、『レジェンド・オブ・トゥモロー』『SUPERGIRL/スーパーガール』『BATWOMAN/バットウーマン』『ブラックライトニング』が立て続けにキャンセルされた。『THE FLASH/フラッシュ』が2023年に放送されるシーズン9をもって幕を下ろし、『Stargirl』は現在放送中のシーズン3で終了する。残るは『スーパーマン&ロイス』のみとなり、現在シーズン3の放送を控えている。同作が無事にシーズン4に更新されるのか、その進退に注目が集まっている。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『スーパーマン&ロイス』SUPERMAN & LOIS and all related pre-existing characters and elements TM and © DC. Superman & Lois series and all related new characters and elements TM and © Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved./『Stargirl』公式Twitterより