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ウィリアム・シャトナーが語る『スター・トレック』変遷への違和感

2026年3月4日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

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スター・トレック/宇宙大作戦

1991年にこの世を去った『スター・トレック』の生みの親、ジーン・ロッデンベリー。彼が築き上げた壮大なSF帝国は、没後も拡大を続けているが、生前に彼が見届けたのはその巨大な歴史のほんの一部に過ぎない。ジーンは『スター・トレック/宇宙大作戦』の原動力であり、派生映画や『新スター・トレック』でもエグゼクティブ・プロデューサーとして辣腕を振るった。しかし、シリーズの象徴であるウィリアム・シャトナーに言わせれば、ジーンが現在のシリーズの進化をすべて歓迎するとは思えないという。

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創設者が重んじた軍隊的精神と艦内恋愛の是非

2024年3月、米Hollywood Reporterのインタビューに応じたカーク船長役のウィリアムは、ジーンが現代の作品に対して「眉をひそめるであろう」ポイントについて持論を展開。それは、エンタープライズ号の乗組員たちが艦内で繰り広げるロマンスだ。ウィリアムは、ジーンが初期に関わっていた『新スター・トレック』を例に挙げ、次のように分析している。

「(ジーンは)軍隊に身を置き、警察官でもあった男だ。ゆえに仲間の兵士とイチャついたりしないという厳格な軍隊的ビジョンを持っていた。そこには揺るぎないルールがあり、全員がそれに従うことが前提だったのだ」

さらにウィリアムは、シリーズの変遷について「シリーズが進歩するにつれ、その精神は忘れ去られてしまった。私は他の作品をそれほど多く観ているわけではないが、『新スター・トレック』を垣間見た限りでも、ジーンのルールを遵守するか否かが、運営側との最大の摩擦点になっていたのは明らかだ」と付け加えている。

現役キャストからの反論と、レジェンドの意外な告白

このウィリアムの発言はファンの間で瞬く間に拡散され、大きな波紋を呼んだ。これに即座に反応したのが、『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』でエリカ・オルテガス役を演じるメリッサ・ナヴィアだ。

メリッサはXで、「疑問なのですが、シャトナー氏は『スター・トレック:ディスカバリー』『ストレンジ・ニュー・ワールド』、『ローワー・デッキ』のエピソードを一本でもご覧になったのでしょうか? 彼は『宇宙大作戦』の自分自身の出演シーンさえ見ていないのでは?」と、痛烈な皮肉を込めて反論した。

実は、この指摘はあながち間違いではない。ウィリアムは以前から、自身が主演した作品を含め、シリーズをほとんど視聴していないことを公言しているのだ。「私は一度も『スター・トレック』を見たことがありません。知らないエピソードも、知らない映画もたくさんあります」と、2021年に米Peopleに対して告白をしている。

自身のコメントが批判的に受け止められていることを自覚しつつも、ウィリアムに意見を撤回するつもりはないようだ。2024年、彼は米Cinema Blendに対し、改めて自身の見解を強調した。

「私が知っているあの紳士、ジーンが軍の規律に対して非常に厳格だったと言っただけで、なぜこれほど騒ぎになるのか不思議だ。隣で働く誰かと親密な関係を持つことは、軍隊という組織においては御法度(Verboten)なのだ。最近の作品で登場人物たちが恋愛や性的な関係を深めている状況を見れば、ジーンは草葉の陰で身をよじって嘆くに違いない」

時代と共に変化する『スター・トレック』の在り方と、創設者が抱いた不変の美学。レジェンドが投じた一石は、シリーズが未来へ進むための避けられない議論を象徴しているのかもしれない。

最新シリーズ『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』はParamount+(パラプラ)にて独占配信中(3月31日まで)

(海外ドラマNAVI)

参考元:TV Line

Photo:『スター・トレック/宇宙大作戦』TM & © MMXVIII CBS Studios Inc. All Rights Reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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