『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』に登場する天才シェルドン・クーパーの少年時代を描くスピンオフ『ヤング・シェルドン』(U-NEXTにて独占配信中)。本国アメリカで放送中のシーズン6で、シェルドンが座る位置にこだわる謎がついに解けるとScreen Rantが伝えている。
シェルドンがどうやって今のシェルドンになったのか…
『ビッグバン★セオリー』でジム・パーソンズが演じた天才シェルドン・クーパーを主人公にした米CBSの『ヤング・シェルドン』。2019年に愛すべきオタクたちのシットコムは幕を下ろしたが、シェルドンの物語はいまもなお続いており、少年時代に遡ってシェルドンの一風変わった性格や癖にまつわる逸話が語られている。シェルドンは周囲には理解不能な様々なこだわりを持っていたが、その一つが座る位置。
以下、シーズン6第1話のネタバレがありますのでご注意ください。
何度も出てきたソファの座る位置問題
なぜそこまで座る位置に対する異常なこだわりを見せるのか、その原点となる出来事が描かれたのが9月29日に放送されたシーズン6第1話。モンタナ・ジョーダン演じるジョージーの妊娠に関するニュースの後、会衆に背を向けられたにも関わらず、ぎこちなくも教会に戻ってきたクーパー家。こうして信心深い母メアリーと双子シェルドンとミッシーは、いつもと違う場所に座ることに。シェルドンはいつもと違う場所に座ると、音響がよくないことに気が付き、その事実が気に入らず不満を述べるのだった。過去にも位置に関する文句は描かれていたものの、なぜ特定の位置を好むのかはっきりとした理由が説明されるのは今回が初めてのこと。
本家を振り返ると…
『ビッグバン★セオリー』第1話を振り返ると、自分のソファの定位置に腰かけた、お向かいさんのペニーにそこが自分の場所である理由を力説してみせるシェルドンが描かれている。「暖房に近く、冬は暖かいけど、汗はかかない距離だ。夏は風の通り道。あっちの窓からのね。テレビが正面じゃなく会話を邪魔しない。首を痛める角度でもない。まだあるけど納得できたはず」と理由を並べるも、レナードに「適当に座れ」と促され、居心地悪そうにするシェルドンが見られる。その他にも駐車場など、場所に対するこだわりを見せてきたシェルドンの原点を辿り、点と点が結びつくような感覚を味わえる『ヤング・シェルドン』。独自の道を行くシェルドンが形成される過程を見られるのは、『ビッグバン★セオリー』ファンにはたまらない。『ヤング・シェルドン』シーズン6は始まったばかりなので、今後どのような逸話が描かれるのか期待したい。
『ヤング・シェルドン』シーズン1~4はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ビッグバン★セオリー~ギークなボクらの恋愛法則』© Warner Bros. Entertainment Inc.