アメリカで2005年から15年にわたり放送され大ヒットした『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』でネフィリムのジャック・クラインを演じたアレクサンダー・カルヴァートが、役への思いや撮影秘話、そしてお気に入りのエピソードについて語った。
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本国アメリカで2005年から15年にわたり放送され、いまだに …
ファンからの呼び名は“ジャック”
アレクサンダーはシーズン12最終話で初登場し、ルシファーの息子として物語に加わった。その後、シリーズ最終回(2022年11月放送)で神となり、15年の物語の締めくくりで重要な役を担った。
多くのファンから本名ではなく役名の“ジャック”と呼ばれ愛されるアレクサンダーは全米各地で開かれる『スーパーナチュラル』のコンベンションに常連として参加しており、初めて出演したサンフランシスコでのイベントを今も鮮明に覚えているという。「交通事故にあったある女性が“今日あなたたちに会うために、1年以上かけて歩けるようになった”と話してくれたんだ。本当に謙虚な気持ちになるし、人間への信頼を取り戻せる瞬間だった」
神になると知った瞬間
アレクサンダーが神になる展開を知ったのは、台本を読んだときだったという。「“おお、神になるのか。いいニュースじゃないか”ってね。驚きはあったけど、シリーズを締めくくるには一番自然な展開だった」
神役のプレッシャーについては「現実世界では無理なことも多いし、イベントでは“神なんだから変えられるでしょ”って言われるけど、残念ながら僕一人にはできることは限られてる」と笑いながら語った。
お気に入りエピソードは?
お気に入りの現場の思い出として、冬のバンクーバーで土砂降りの中行われた撮影を挙げた。「泥だらけになっても誰一人文句を言わなかった。あの粘り強さがこの現場らしさだったね」
アレクサンダーはシーズン13の最終回を「ストーリー、アクション、キャラクターの成長が揃った完成度の高い回」と評価。さらに、シーズン14第7話でインパラを運転し、ディーンと最後のロードトリップを描いたエピソードも特に思い出深いと語った。「釣りに行ったりバーに行ったり、小さな旅だけどとても感動的だった」
また、撮影後にセットから何か持ち帰ったかを問われると「そんなことしていいなんて知らなかった。僕はすごくいい子だったよ」と笑い、「でもミーシャ・コリンズは何年も前からやってたらしい」と裏話も明かした。
『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』全15シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)