大人気SFアドベンチャーシリーズ『スター・トレック』のスピンオフである『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』のシーズン3にロジャー・コービー博士役でゲスト出演したキリアン・オサリヴァン。彼は『新スター・トレック』(以下『TNG』)の大ファンであることを公言しており、もしも『TNG』がリブートされた際には演じてみたい役があると明かした。
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『新スター・トレック』リブートで演じたい役はあの名副長!
キリアンが演じるコービーは『スター・トレック』オリジナルシリーズで悪役に転じるレガシーキャラクター。そんなコービー役を演じたキリアンは、米ScreenRantの独占インタビューで「『スター・トレック』の大ファンで、『TNG』を見て育ちました」と語っており、『TNG』で演じてみたい役、ウィリアム・T・ライカー副長(ジョナサン・フレイクス)について告白。
「もしかしたら、もしそうなったら悲劇かもしれませんが、もし『TNG』がリメイクされるなら、私はかなり立派なひげを生やせると思います。かなりいい感じのアメリカ英語のアクセントもできますよ」と、自身の適性をアピール。
ジョナサン演じるライカーは、『TNG』のTV全7シーズン、映画4作をはじめ、多くの『スター・トレック』シリーズに登場しており、同一キャラクターで最も多くの『スター・トレック』シリーズに登場した記録を持っている。
『TNG』はまだリブートされておらず、それが実現するかどうかも現段階では不明。これまで『スター・トレック』のリブートは、ジェームズ・T・カーク船長と彼の宇宙船エンタープライズの新たなバージョンを中心に行われてきた。一方で、『TNG』のキャストは『スター・トレック:ピカード』シーズン3で再集結し(もちろんライカー副長役のジョナサンも参加)、批評家と視聴者の双方から高い評価を得た。
キリアン・オサリヴァンはライカー副長役にふさわしい?
キリアンは、ライカーを演じるのにふさわしい体格、魅力、そして演技力を備えていると言えるだろう。ジョナサン同様、彼は長身で、魅力的で、やんちゃな雰囲気も持ち合わせており、恋愛相手を演じることもでき、さらにライカーの代名詞であるひげを生やすことも問題なし。また、キリアン自身はアメリカ生まれアイルランド育ちだが、彼のコメントにもあるように、ライカーをアイルランド人として再解釈するのではなく、アメリカ人として演じる意向もある。
ジョナサンは監督としても高く評価されており、『スター・トレック』のさまざまなキャストから「お気に入りの監督」として知られている。最近では、『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』と『スター・トレック:ローワー・デッキ』のコメディクロスオーバー回を監督し、さらに同作シーズン3第4話「宇宙冒険の時間」でもメガホンを取った。
残念ながら、キリアンはフレイクスの演出を受ける機会はなかったが、もし彼の夢であるライカー副長役が実現することになれば、ジョナサンはおそらく快く賛同してくれるだろう
『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』シーズン1~3は、Paramount+(パラプラ)で独占配信中。(海外ドラマNAVI)