『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のネイサン・フィリオンが主演する痛快ポリスドラマ『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』。そのスピンオフドラマ『The Rookie: Feds(原題)』が米ABCで放送スタートしたが、スピンオフの製作が決定した際、ネイサンには懸念材料があったのだという。
誰かを奪われるのかと…
『The Rookie: Feds』は、『ザ・ルーキー』シーズン4後半で放送されたエピソードがバックドアパイロットとなり、ネイサン演じるジョン・ノーランの捜査に手を貸した、FBIロサンゼルス支局の訓練生であるシモーン・クラークを描くシリーズ。
本家とスピンオフのプロモーションのため、米Entertainment Weeklyにてシモーン役を演じるニーシー・ナッシュとネイサンが、お互いをインタビューする形で対談。ニーシーが、スピンオフが発表された時にどのように感じたか質問し、こうネイサンが回答している。
「まずスピンオフと言われたら、“オー・マイ・ゴッド、それは素晴らしいアイデアだ”と思うでしょう。“スピンオフが製作されるなんて、このドラマは順調にいっているに違いない”と思うよね。それがポジティブな面だけど、その後に心配になったんだ。“ちょっと待てよ。ということは、僕たちのキャラクターを一人連れて行くつもりなのか? この小さな部隊を解散させるつもりなのだろうか? 誰かを退場させて、その人を別の番組に回すつもりなのか? 誰かを失うの? それから僕は周りを見回して、誰を失うことができるだろう? それは嫌だな”と思ったんだ」最初にネイサンは、スピンオフにキャスト仲間の誰かを奪われるのではないかと心配したと述べているが、結果的にその懸念が杞憂に終わったと話を続けている。
「でも、誰もいなくなるわけじゃないことが分かったんだ。新しいキャラクターを登場させる予定で、そのキャラクターを独立させて単独の番組にすると。それは素晴らしいアイデアだと思ったし、それがあなただと知って、すでに面識があってどんな人かも分かっていたから、僕がどう感じていたか分かるんじゃないかな」
製作陣は?
スピンオフでは、本家でも製作総指揮を務めるアレクシー・ホーリー(『ザ・フォロイング3-最終決戦-』)、テレンス・ポール・ウィンター(『リーサル・ウェポン』)、マーク・ゴードン(『グレイズ・アナトミー』)らが指揮を執っている。将来的には、本家とスピンオフのクロスオーバーも期待できそうだ。
『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』シーズン5は米ABCにて毎週日曜、『The Rookie: Feds』シーズン1は毎週火曜に放送中。なお、『ザ・ルーキー』は日本では、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・ルーキー』© 2018 Foxburg Financing, LLC and ABC Studios