『ハンドメイズ・テイル』エリザベス・モス、「シーズン5は今までで一番すごい展開でついて行けなかった」

マーガレット・アトウッドの小説「侍女の物語」を原作に、近未来のデストピアな世界を描く米Huluの『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。本作にジューン・オズボーン役で主演するエリザベス・モスが、来たるシーズン5について、「今までで一番すごい展開でついて行けなかった」と感想を漏らしている。

『ハンドメイズ・テイル』は、宗教主義国家"ギレアド共和国"を舞台に、女性がすべての権利を取り上げられ、男性に虐げられる理不尽な世界と、その状況から立ち上がる女性の強さを鮮烈に描いている。

『ハンドメイズ・テイル』シーズン5は、“これまでで一番すごい展開”

TV Lineのインタビューで、2022年内に配信開始を予定しているシーズン5について、「リリースに先駆けて、第1話について何でもよいので教えてください」と言われたエリザベスが、次のように答えている。

「具体的なことは言えませんが、シーズン5自体は、これまでで一番すごい展開でした。いくつかのシーズンで多くのことが起こり、そのいくつかではそれほどではありませんでしたが、このシーズンはほとんどついて行けないほどでした。リップサービスではなく、多くのことが起こって本当についていけないぐらいだったんです」

(※ここからは、シーズン4のネタばれを含むのでご注意ください!)

『ハンドメイズ・テイル』エリザベス・モス、「シーズン5は今までで一番すごい展開でついて行けなかった」

シーズン4では、ついに主人公ジューンがギレアド共和国からカナダへ脱出し、彼女が仕えていたフレッド・ウォーターフォード司令官(ジョセフ・ファインズ)を殺害して復讐を果たした。

今回のインタビューで、エリザベスはシーズン5に関する詳細こそ明かさなかったものの、その発言から察するところ、シーズン4の衝撃的なラストをも超えるスリリングな展開が待っていそうだ。

シーズン5にはエリザベスの他に、フレッド・ウォーターフォードの妻セリーナ・ジョイ役のイヴォンヌ・ストラホフスキー、ジューンの夫ルーク役のOT・ファグベンル、ジューンの親友モイラ役のサミラ・ワイリー、エミリー役のアレクシス・ブレデル、リディア叔母役のアン・ダウド、リタ役のアマンダ・ブルジェル、ニック役のマックス・ミンゲラ、ジャニーン役のマデリーン・ブルーワーらが続投する。

『ハンドメイズ・テイル』シーズン5の予告映像が公開

シーズン5の公式概要には、「ジューンはウォーターフォード司令官を殺害した罪に直面し、自分のアイデンティティと目的を再確認しようと奮闘する。未亡人となったセリーナは、ギレアドの影響力がカナダに忍び寄るなか、トロントでの知名度を上げようと試み、ローレンス司令官はリディア叔母と協力し、ギレアドを改革して権力を高めようとする。ジューンとルーク、モイラはハンナを救い、再会するために任務を続けながら遠くからギレアドに戦いを挑む」と書かれている。

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン5は、2022年9月14日(水)より米Huluにて配信開始。シーズン1~4はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン4© 2021 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions LLC. All Rights Reserved.