『バッドウーマン』も打ち切り、CWの既存DCドラマは3作品に

『レジェンド・オブ・トゥモロー』と共に、米CWのDCドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』も打ち切られることが発表された。米TV Lineなどが報じている。

今年3月にCWが『THE FLASH/フラッシュ』『スーパーマン&ロイス』、『リバーデイル』の新シーズン更新を発表した際、『BATWOMAN』が含まれていなかったことから、シリーズがキャンセルの危機にさらされているのではないかとの憶測が高まっていた。

そんななか、『BATWOMAN』でクリエイターを務めるキャロライン・ドライスが自身のTwitterを更新し、シリーズの打ち切りを伝えた。

「『BATWOMAN』のシーズン4を見ることが出来ないという悲報を受け取ったところです。がっかりしていますが、感謝の気持ちでいっぱいです。51話を作ることができて、なんて光栄だったのでしょう。多くの刺激を与えてくれた素晴らしい人々が、このシリーズに貢献してくれました。プロデューサー、キャストとスタッフに感謝を。ファンのみなさん、ありがとう! みなさんのことが大好きです」

『BATWOMAN』は2019年にルビー・ローズ主演でスタート、シーズン2からジャヴィシア・レスリーが2代目バットウーマンを演じている。

シーズン1から出演するアリス/ベス・ケイン役のレイチェル・スカーステンは、「しばらくTwitterから遠ざかっていたけど、『BATWOMAN』がキャンセルされたことに悄然とした思いで触れたいと思います。この番組を長年にわたって応援して、愛してくれたみんな一人ひとりに感謝します。アリスを演じるのが大好きだったし、彼女がいなくなるのはすごく寂しいです」とツイートしている。

また、同じくオリジナルキャストでメアリー・ハミルトンを演じたニコール・カンは、「メアリーを好きになってくれてありがとう。彼女がポイズン・アイビーで開花したときに応援してくれて感謝しています。私たちが受け取った素敵な手紙やコメントを永遠に大切にします。バットファミリーのみんなのことが大好きです。ひとまずはさようなら、ゴッサムシティ」と、Twitterで感謝と別れを告げている。

CWが製作する既存のDCドラマで残っているのは、、『THE FLASH』と『スーパーマン&ロイス』、そして『Stargirl(原題)』の3作品となる。『Stargirl』は先日、シーズン3の撮影終了が報告され、今年後半に放送予定。

なお、今年1月から新DCドラマ『Naomi(原題)』がCWでスタートし、ゴッサムシティで暗躍するチームを描く『Gotham Knights(原題)』の製作も進行中だ。今後、CWでDCドラマシリーズがどのように展開されていくのか注目しておきたい。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『BATWOMAN/バットウーマン』BATWOMAN TM & © DC. © 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved