The CW『NAOMI』ケイシー・ウォルフォール、自身が演じるヒロインについて語る

米The CWの新作DCドラマ『NAOMI(原題)』で主演を務めるケイシー・ウォルフォールが、自身が演じるキャラクターについて語った。TVlineが伝えている。

『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』など大人気DCドラマを世に送り出してきたThe CWが手掛ける『NAOMI』は、2019年にコミックデビューしたばかりのキャラクターを実写化した新たなヒーロードラマ。『ボクらを見る目』などで知られるエヴァ・デュヴァネイが製作総指揮を務め、スーパーパワーをもつ女子高生がヒーローとして目覚める姿が描かれる。昨年10月に行われたDCファンドームでファーストルックが解禁されていたが、ついに現地時間1月11日(火)に放送開始した。

ヒロインを務めるのは本作が初主演となるケイシー・ウォルフォール。役作りで最初に始めたのはナオミのトレードマークでもあるヘアスタイルをつくることからだったという。「フォーロックスとか色々な種類のブレイズが用意されていたの。その中からエヴァさんがパイロット用の髪型をボックスブレイズに決めてくれて、そのスタイルが大好きになった。ひとつひとつが本当にかっこいいの。ブレイズヘアでできることはたくさんあって、作品の中で実際にやっているスタイルが大好き」と本人もお気に入りの様子。

ナオミは養子として引き取られた家庭で暮らしており、同じく養子として育てられたという設定の「スーパーマン」のコミックを敬愛している。こうしたキャラクターの設定についてケイシーは、「エヴァさんたちがとても美しく描いていて鳥肌が立った。ナオミのマクダフィ家は、愛と尊敬と寛容がすべてなの。白人のお父さんと南アジア系のお母さんと黒人の娘という家族を描いた作品なんて、他にどこにある?」と語っている。

さらにナオミはセクシュアリティについても流動的で、物語の中でも愛の四角関係が見られるとか。ケイシーは「彼女はまだティーンエイジャーだし、予測できないことが(恋愛において)起きるんじゃないかな」とほのめかしている。

そんなナオミの特技のひとつはスケートボード。作中でも颯爽とスケートボードを乗りこなすクールなシーンが多く見られるが、これはスタントのナディア・ローレンツによるものだそう。「私は17歳なんだけど、それまで全く経験がなくてスケートボードに乗れなかったの。でもナディアは素晴らしかった。身体的特徴も私とぴったり合うの。本当に感謝してる」と話している。

これまでにない新たなヒーローの活躍を描く『NAOMI(原題)』の日本上陸が待ち遠しい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

The CW『NAOMI』公式Instagramより



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