『キャプテン・マーベル』サミュエル・L・ジャクソンが語るニック・フューリーの過去“純朴な事務職員”だった!?

大ヒット公開中のマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』。マーベル初の女性ヒーロー単独主役である本作には、後に"アベンジャーズ"を結成させる国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.のニック・フューリーが若きエージェントとして登場する。そんな彼の過去を、演じるサミュエル・L・ジャクソンが語った。

本作の舞台は、1995年。主人公キャプテン・マーベルは、驚異的なチカラを持つが、身に覚えのないフラッシュバックに悩まされていた。さらに、彼女の記憶を狙う自在に姿を変える正体不明の敵が立ちはだかる―。そんなキャプテン・マーベルと共にその秘密を探すこととなる人物が、若きエージェントのニック・フューリーだ。

フューリーは、後にS.H.I.E.L.D.の長官として"アベンジャーズ"の指揮をとり、何事にも屈しない強いリーダーシップや、強引な手法でヒーローたちをまとめ上げる大胆でクレバーな手腕が魅力のキャラクターだ。そんな彼の若い頃が描かる本作についてサミュエルは、「この映画のフューリーは、これまでの彼がそうであるように、世渡りがうまく、抜け目のない人物ではないんだ。今はある意味"事務職員"なんだよ。机に座って、どの国が僕たちをスパイしているのかなど、脅威を査定する仕事に就いているんだ」と語る。

続けて「あの頃のフューリーはとても純朴だったんだ。彼は、宇宙や地球上に特別なパワーを持つ人々がいることを全く知らない。だから、彼はこの物語と一緒に進みながら学んでいる。"おお、ワオ。オッケー...宇宙..."みたいにね」とフューリーにとって、キャプテン・マーベルとの出会いが、その後の人生に大きな影響をもたらすことになるのだろう。

そしてフューリーは、昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ登場したシーンが大きな話題を呼ぶこととなった。最凶最悪の敵サノスの陰謀によって未曾有の危機が訪れた地球―。それを察知した彼は、ある通信機を取り出して誰かへ連絡を取る。その相手こそ、キャプテン・マーベルだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告映像にも登場した彼女は、アベンジャーズたちの"救世主"となるのかにも注目したいところ。

キャプテン・マーベルとフューリーがどんな関係だったのかについては、本作でぜひ確認をしてほしい。またフューリーのトレードマークである眼帯をつけていない姿もに注目だ。『キャプテン・マーベル』は、大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)

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『キャプテン・マーベル』
(c)Marvel Studios 2019