1話につき1時間ずつリアルタイムでストーリーが進行していく斬新なスタイルを取り入れ、世界中で大ヒットした『24 -TWENTY FOUR-』(以下『24』)。CTU(テロ対策ユニット)のジャック・バウアー捜査官の活躍を描く本作の前日譚となるシリーズが米FOXにて進行中で、若かりし頃のジャックが主人公になることが明らかとなった。米Varietyをはじめ、複数のメディアが報じている。
前日譚となるプロジェクトでは、本家シリーズでクリエイターを務めたジョエル・サーノウとロバート・コクランが指揮を執り、若き日のジャックが、いかにオリジナル版で描かれたジャックになっていくのかを中心に綴られるようだ。
同じくオリジナル版で製作総指揮を務めたハワード・ゴードンも、このコンセプトを発展させる過程に加わるとのこと。まだプロジェクトは初期段階のため放送時期は未定だが、早ければ来年の1月から5月のミッドシーズンに開始になる可能性があるとも噂されている。俳優のキャスティングはまだ開始していない。
オリジナルシリーズは2001年から8シーズンにわたって放送され、特別エピソードとなる『リデンプション』と復活版『リブ・アナザー・デイ』も製作された。2017年には、コーリー・ホーキンズ(『ウォーキング・デッド』)を主役に据えたスピンオフ版『24:レガシー』として甦ったが、シーズン1で打ち切りになっている。またFOXは、ゴードンとジェレミー・ドネル(『THE KILLING』)が脚本家として携わる『24』のリーガル・スリラー企画も進行中だ。
前日譚シリーズが実現するなら、どの俳優が若き日のジャックを演じるのか、オリジナルで主人公を演じたキーファー・サザーランドが作品に関わるのかも気になるところだ。続報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『24-TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.