米アーチー・コミックスのキャラクター、サブリナを主人公にしたNetflixの新シリーズ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』で主役を務めるキーナン・シプカ。『MAD MEN マッドメン』にも出演していた彼女が、同じくアーチー・コミックスを下敷きにした青春サスペンスドラマ『リバーデイル』で、ベティ役を演じていた可能性があったという。
両シリーズでクリエイターを務めるロベルト・アギーレ=サカサが、米Entertainment Weeklyのインタビューに答え、「『MAD MEN』に出演していたキーナンを見て、"『リバーデイル』で、ベティを演じたらどうだろう"と思っていたんだ」と、以前からキーナンに注目していたことを明かした。
結局はリリ・ラインハートがベティを演じることになったわけだが、最終的にキーナンはサカサのプロジェクトと巡り合うことに。「『サブリナ』が米CWからNetflixに移った時に、キャスティング・ディレクターのデヴィッド・ラパポートに、"ところで、キーナンが興味を持ちそうなプロジェクトがあるんだけど"と話を持ち掛けられたんだ。その当時まだ脚本はなかったんだけど、デヴィッドにそう言われた瞬間に、"よし、彼女がサブリナだ。キーナンのために脚本を書こう"って感じだったんだよ」と語っている。
ちなみに、先日『13の理由』のハンナ役で知られるキャサリン・ラングフォードが、ベティ役のオーディションを受けていたことを、ベティの親友ヴェロニカを演じるカミラ・メンデスが明かしていた。
また、『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』と『リバーデイル』は同じアーチー・コミックスだけに、クリエイターのサカサが両作のクロスオーバーを望んでいるとコメントしていたこともあった。
キーナンは、1960年代の広告業界を描く『MAD MEN』シーズン1~7まで主人公ドン・ドレイパーの娘サリーを演じ、ライアン・マーフィー(『Glee/グリー』)がクリエイターを務める新シリーズ『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』にも出演。
以前からサカサが注目していたキーナンが、どんなサブリナを見せてくれるのか楽しみなリブート版『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』は、Netflixにて本日10月26日(金)より独占配信開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:キーナン・シプカ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』より
(c)Diyah Pera/Netflix