米アーチー・コミックスのキャラクター、サブリナを主人公にしたNetflixの新シリーズ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』で主役を務めるキーナン・シプカ。『MAD MEN マッドメン』にも出演していた彼女が、同じくアーチー・コミックスを下敷きにした青春サスペンスドラマ『リバーデイル』で、ベティ役を演じていた可能性があったという。
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『リバーデイル<シーズン1>』インタビュー【7】ロベルト・アギーレ=サカサ(製作総指揮)「アイデアは本当に『ツイン・ピークス』から来ているんだ」
アメリカのどこにでもありそうな田舎町リバーデイル。一見穏やかで平和なこの町で一人の高校生が殺されたことをきっかけに、主人公のアーチーとその仲間たちは、謎多き事件の真相に迫ろうとする。やがて、住民たちが抱える秘密や町を覆う深い闇が少しずつ明らかになっていき…という青春"ゴシップ"ミステリー『リバーデイル』。8月8日(…
両シリーズでクリエイターを務めるロベルト・アギーレ=サカサが、米Entertainment Weeklyのインタビューに答え、「『MAD MEN』に出演していたキーナンを見て、”『リバーデイル』で、ベティを演じたらどうだろう”と思っていたんだ」と、以前からキーナンに注目していたことを明かした。
結局はリリ・ラインハートがベティを演じることになったわけだが、最終的にキーナンはサカサのプロジェクトと巡り合うことに。「『サブリナ』が米CWからNetflixに移った時に、キャスティング・ディレクターのデヴィッド・ラパポートに、”ところで、キーナンが興味を持ちそうなプロジェクトがあるんだけど”と話を持ち掛けられたんだ。その当時まだ脚本はなかったんだけど、デヴィッドにそう言われた瞬間に、”よし、彼女がサブリナだ。キーナンのために脚本を書こう”って感じだったんだよ」と語っている。
ちなみに、先日『13の理由』のハンナ役で知られるキャサリン・ラングフォードが、ベティ役のオーディションを受けていたことを、ベティの親友ヴェロニカを演じるカミラ・メンデスが明かしていた。
また、『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』と『リバーデイル』は同じアーチー・コミックスだけに、クリエイターのサカサが両作のクロスオーバーを望んでいるとコメントしていたこともあった。
キーナンは、1960年代の広告業界を描く『MAD MEN』シーズン1~7まで主人公ドン・ドレイパーの娘サリーを演じ、ライアン・マーフィー(『Glee/グリー』)がクリエイターを務める新シリーズ『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』にも出演。
以前からサカサが注目していたキーナンが、どんなサブリナを見せてくれるのか楽しみなリブート版『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』は、Netflixにて本日10月26日(金)より独占配信開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:キーナン・シプカ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』より
(c)Diyah Pera/Netflix