『サバイバー:宿命の大統領』主人公こそが真のリーダー!SNSで話題沸騰

アメリカでは11月に大統領選が控えているが、政治サスペンスドラマ『サバイバー:宿命の大統領』でキーファー・サザーランド演じる主人公、トム・カークマン大統領が大いに株を上げているようだ。米Entertainment Weeklyが報じている。

多くの人が外出を控えて家で過ごしていることから動画配信サービスの利用が増えているが、そんな状況で同作を見た人たちがSNSでカークマン大統領に国を率いてほしいと次々にコメント。「今のアメリカに必要なのはトム・カークマン」「もう一度『サバイバー』を見直しているよ。カークマンならコロナに対抗できるはずだ」といった声が寄せられている。

『サバイバー』のトム・カークマンは、もともと議事堂が爆破されて大統領をはじめとした主な閣僚が死んでしまったことから繰り上げで大統領に就任したという経緯がある。就任時から危機的状況を経験していた彼は、その後も核弾頭やスパイ、テロリスト、ハイジャック、フェイクニュースといった様々な問題に立ち向かっていく。新型コロナウイルスではないが、バイオテロ問題にも対処していた。ちなみに、主演のキーファーは『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役としてもバイオテロによる大惨事を未然に防いでいる。

なお、トム・カークマンの影響はアメリカ国内にとどまらず、英国でも彼が3月末にトレンド入り。彼と首相のボリス・ジョンソンを比較するという現象が起きていたという。

同作のショーランナーを務めていたニール・ベアーは「カークマンはどうやったら将来の脅威を防ぐことができるかを知ろうとするんだ」と、同役が人気を集める理由について分析している。

米ABCで2016年にスタートし、2シーズンが終わった時点で打ち切られたものの、Netflixによって救済されシーズン3が製作された『サバイバー』。2019年6月にシーズン3が配信された後、1カ月後にキャンセルが決まり、同作自体は再度サバイブすることはできなかったが、トム・カークマンは今も人々の心の中で生きているようだ。

『サバイバー:宿命の大統領』はシーズン1~3がNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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『サバイバー:宿命の大統領』
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