米HBOの大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出てきた人気キャラクター、ジョン・スノウを主人公にした後日譚ドラマ『Snow(仮題)』の企画は頓挫したはずだったが、新たな要素を加える形で再び動き出したようだ。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが伝えている。
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『ゲーム・オブ・スローンズ』ジョン・スノウのスピンオフは頓挫!キット・ハリントンが語る
七王国が玉座をめぐって陰謀と裏切り、愛と闘いの物語を繰り広げ …
舞台を〈壁〉の向こうから大きく変更か
もともと2022年6月に初めて報じられたこの企画は、およそ2年後の2024年4月にジョン役のキット・ハリントンが頓挫したと発表。とはいえ、完全にボツとなったわけではないようで、当時キットは以下のように含みを持たせて語っていた。
「今、この作品の企画は進められていない。議題から外れたよ。理由は、僕たちの誰も、全員がワクワクするような正しいストーリーを見つけることができなかったから。だから、当分の間この作品から離れることになった。もしかしたらいつかまた関わるようになるかもしれないけど、今の時点ではない。棚の中にしまった状態だよ」
それから2年近くが経った今回の報道によれば、HBOはこの後日譚を復活させるべく、「ごく初期段階」の開発を進めているという。ただし、そのアイデアを持ち込んだ主演のキットが当初提案した内容からはいくつか変更が加えられるかもしれない。
キットがもともと考えていたのは、愛する者を次々と失い、最終的に〈壁〉の向こうへと去ることになったジョンを「壊れた男」として描くこと。再会したダイアウルフのゴーストを追い払い、愛剣ロングクロウをも捨てたジョンは、小屋を建ててはそれを燃やすという日々を送る設定だったという。またキットは、ジョンを英雄として描かず、最終的には死なせたいとも考えていた。
しかし、HBO側が「壊れたジョン・スノウ」というアイデアはあまりにも陰鬱すぎるとして、一旦頓挫。そして最近、新たな脚本家としてコック・ダン・トラン(『神の雫/Drops of God』)を迎えて再始動。物語はまだ練り上げられている最中だが、有力な案の一つとして、舞台を地中海風の大陸エッソスに変更。さらには、ジョンと仲の良い人気キャラ、メイジー・ウィリアムズが演じたアリア・スタークを登場させる可能性があるという。

アリア役のメイジーに関しては、2024年11月に原作者のジョージ・R・R・マーティンが自身のブログで彼女とまた仕事をすることを示唆していたため、有力な話かもしれない。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフというと、今年シーズン3がリリース予定の前日譚『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』に続き、今月19日(月)にはあるキャラの祖先が主人公となる前日譚『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』がスタートする。フィナーレが物議を醸した『ゲーム・オブ・スローンズ』の後日譚は今のところ作られていないが、『Snow(仮題)』はいつか日の目を見るのだろうか。
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