世界中で社会現象を巻き起こした犯罪捜査ドラマ『X-ファイル』でFBI捜査官ダナ・スカリーを演じたジリアン・アンダーソンが、シーズン3のあるエピソードで起きた車の事故の舞台裏を語っている。
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車の衝突事故、スカリーと男性の衝突はアクシデント
米バラエティ番組『Jimmy Kimmel Live!』に出演したジリアンが、『X-ファイル』の大ファンだという司会のジミー・キンメルに、シーズン3第12話「害虫」の出来事について質問された。
問題のエピソードでは、スカリーと相棒フォックス・モルダー（デヴィッド・ドゥカヴニー）が、小さな町を恐怖に陥れている殺人ゴキブリの大群が本物の虫なのか、それとも不気味な虫に偽装したエイリアンのロボット探査機なのかを調査するために派遣される。劇中で、スカリーがコンビニエンスストアに入ると背後で車の事故が起きるのだが、ジリアンによると、この事故は演出ではないという。「スタントマンが衝突したのだと思います」と答えている。
当時のジリアンは予想外の事故に冷静沈着な態度を見せたが、もし現在、撮影中に背後で同じような事故が起きたら、まったく違う反応をするだろうとコメント。「今の私なら、“なんてこと、冗談でしょ？”と言うでしょうね。でも、あの時の私はそのまま撮影を続けました」と振り返っている。
またキンメルは、店に入るスカリーに取り乱した男がぶつかるシーンがあったことも指摘。ジリアンは「あれもアクシデントだったと思います」と答え、キンメルは「ワンシーンに2つのアクシデント？ それ自体が『X-ファイル』だ！」と興奮気味に反応した。
なお、『X-ファイル』は現在リブート企画が進んでいる。マーベル映画『ブラックパンサー』シリーズで監督を務めたライアン・クーグラーがこのリブートに取り組んでいることを認めており、以前にジリアンはクーグラーと連絡を取ったと明かしていた。
『X-ファイル』全シーズンはDisney+（ディズニープラス）、Paramount+（パラプラ）で配信中。（海外ドラマNAVI）
