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『X-ファイル』デヴィッド・ドゥカヴニーが明かすシリーズの不気味な経験

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数多くのテレビや映画に出演してきたデヴィッド・ドゥカヴニー。俳優業以外にも、音楽活動やポッドキャストのホスト、書籍の出版など幅広く活躍している彼だが、代表作は言わずと知れた大ヒット超常現象シリーズ『X-ファイル』だ。

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不安になるほど先を見通していた脚本家たち

同作は1993年から9シーズン続き、2010年代にはリブート的な続編シーズンとなる『X-ファイル 2016』『X-ファイル 2018』も放送されるなど、カルト的人気を誇った。デヴィッドはFBI捜査官のフォックス・モルダー役を演じ、ダナ・スカリー役のジリアン・アンダーソンと共に長きにわたって主演を務めた。

このほど、米Today.comのインタビューを受けたデヴィッドは、UFOや超常現象をテーマにしていたシリーズの中で実際にあった不気味な経験について聞かれると、シリーズの脚本家チームに驚かされていたという裏話を明かした。

「時々振り返って、(シリーズのクリエイターの)クリス・カーターに言っていたことがあるんです。『あなたはある意味ノストラダムスのような存在だ。陰謀的な思考やそういった出来事を本当に見抜いていたね』と。特定のエピソードというよりは、ただあの脚本チームに驚かされていました。そこにはヴィンス・ギリガン(『ブレイキング・バッド』)、ジム・ウォン、ダリン・モーガン(『アンデッド』)、グレン・モーガン(『トワイライト・ゾーン』)、ハワード・ゴードン(『24 TWENTY FOUR』)がいました。本当に実力派ぞろいの脚本チームで、彼らはまるで先を見通す水晶玉を持っていたかのようでした」

超常現象や陰謀論といったフィクションのテーマが、現実世界で起きている事象と深くリンクしていたことに、デヴィッドは驚きを隠せなかったようだ。脚本家たちが描いた物語が、まるで未来を予見していたかのように感じられるほど、その内容は先鋭的であった。モルダーを長年演じられたのは、脚本家たちが生み出す、現実に根ざしたリアルなストーリーに魅了されていたからに違いない。

子供たちに対して願っていること

現在65歳のデヴィッドは、今年初めに長年交際していたモニーク・ペンドルベリーさんと再婚しているが、元妻のティア・レオーニ(『マダム・セクレタリー』)との間には26歳と、22歳の子供がいる。インタビューの中で子供たちに伝えたいことを聞かれると、「情熱を見つけてほしい」と思う一方で、熱心になってに他の可能性に目をつぶってほしくないという気持ちを告白。

「私はいつも言うんです、それは世界全体じゃない。世界は広いんだと。だから自分がワクワクできるものを見つけろとも。私は彼らに矛盾した助言をしているのかもしれません」

物事を真剣に受け止めてほしいと思いながらも、あまり深刻にもなりすぎないでほしいという彼の願いは、自身もたくさんの経験をしてきたからこそ言える助言なのだろう。

『X-ファイル』全11シーズンはDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Today

Photo:Instagramアカウント@titila4ever78より

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海外ドラマNAVI編集部

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