デヴィッド・ドゥカヴニー＆ジリアン・アンダーソン、『X-ファイル』降板を振り返る

2024年11月18日 2024年11月15日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『X-ファイル』ダナ・スカリー役で一世を風靡したジリアン・アンダーソンがデヴィッド・ドゥカヴニーと共に降板についての本音を明かしたとScreen Rantが伝えている。

日本でも大ヒットした超常現象ドラマ『X-ファイル』でダナ・スカリーを演じたジリアン・アンダーソンが、マーベル映画『ブラックパンサー』シリーズを監督したライアン・クーグラーが手掛けるリブート版に出演の意志を見せている。出演をオファーされれば「ノーとは言いません」ジリアンは、『X-ファイル』シーズン...

一緒に降板すると思ったが…

社会現象を巻き起こすほど人気を博した『X-ファイル』でフォックス・モルダーとダナ・スカリーの捜査官コンビを演じ、TV史に残るアイコニックなキャラクターを作り上げたデヴィッド・ドゥカヴニーとジリアン・アンダーソン。この度、ジリアンがデヴィッドのポッドキャスト番組『Fail Better（原題）』に出演し、様々な裏話を披露。その中でシーズン11でのスカリーの方向性が気に入っていなかったことを明かした。

スカリーの息子に対する執着心が捜査官としてのキャラクターの主体性の欠如に繋がっていると感じていたようで、こうした思いが降板する決断にも影響したそう。「作品は続かないだろうって思っているのは私だけなのねって初めて感じた。私がそう言い放ったことを他のみんなはとても残念に感じているようだった」「方向性が本当に楽しめなかったの。それに意見を言える立場にいたわけでもないし。だからもっと自分の意見を反映できる場所に移る必要があるように感じたの」と降板当時の思いを明かした。

二人はデヴィッドの降板についても言及。デヴィッドは映画版やリバイバルなどに再登場していたが、本家をシーズン7で降板している。デヴィッドと共に作品を降りることになると思っていたというジリアン。「当時、私たち二人ともやめることになるんだろうって思ってたの。だって明らかに彼なしで進めることなんてできないでしょう。でも責めたり動揺する気持ちはなかったと思う」と回想。

「でもスタッフが“もし残るなら、かなり稼げるよ”って言ってきて、そうなんだって思って…」というジリアンにデヴィッドは「じゃあ“彼なんて知るか”って？」と言葉をくみ取り「そうね（笑）」と笑って振り返った。

『X-ファイル』ドラマ版、映画版はDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）