『SHOGUN 将軍』シーズン1の全10話のうち最終話を含む計4話でメガホンを取り、第9話「紅天」でエミー賞監督賞に輝いたフレデリック・E・O・トーイ。彼の次回作が決まった。米Deadlineが報じている。
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大ヒットゲーム『ゴッド・オブ・ウォー』Amazonで実写ドラマ化
古代ギリシャ神話の題材にした大ヒットゲーム『ゴッド・オブ・ウ …
ギリシャ神話が題材の「ゴッド・オブ・ウォー」
トーイが新たに関わるのは、ギリシャ神話を題材にした大人気ゲーム「ゴッド・オブ・ウォー」をもとにしたAmazonの新作ドラマ『God Of War(原題)』。2022年末からAmazonが進めてきた企画だが、3年経ったこの度、最初の2話の監督をトーイが務めることになった。
ショーランナーを担うのはロナルド・D・ムーア(『アウトランダー』『バトルスター・ギャラクティカ』)。現在はカナダのバンクーバーで撮影準備が進められており、キャスティングも実施中とのこと。
本作は、親子であるクレイトスとアトレウスが、亡き妻であり母であるフェイの遺灰をまく旅に出るところからスタート。冒険を通じて、クレイトスは息子に「より良い神」になる方法を、一方のアトレウスは父に「より良い人間」になる方法を教えようとする…。
本作はすでに2シーズン分の制作が発注されているが、世界観の作り込みに手間と費用がかなりかかるこの手の作品としては妥当なやり方と言えるだろう。美術やセット、衣装、小道具などのコストが高額になるなら、複数シーズンにすることでその支出を分散させた方が望ましいからだ。
監督として20年以上のキャリアを誇るトーイは、『エイリアス』『ウォーキング・デッド』『CHUCK/チャック』『FRINGE/フリンジ』『CSI:ニューヨーク』『HAWAII FIVE-0』『グッド・ワイフ』『パーソン・オブ・インタレスト』『サバイバー:宿命の大統領』といった人気ドラマのエピソード監督を担当。ここ数年はAmazon作品を手掛けることが多く、『ザ・ボーイズ』『ターミナル・リスト』『フォールアウト』にも携わっている。
『SHOGUN 将軍』シーズン1はDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)








