世界中を虜にした大ヒットSFドラマ『X-ファイル』の主人公、FBI捜査官フォックス・モルダー役でブレイクしたデヴィッド・ドゥカヴニー。彼が出演するAmazon Prime Videoの新作ドラマ『マリス ~悪意のワナ~』の役柄について、「モンスターを演じるのは楽しい」と語った。米Peopleが報じている。
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自分とまったく異なる役柄に惹かれた理由

11月14日(金)より配信された本作は、裕福な家庭を舞台にしたサイコスリラー。裕福なタナー家に雇われることになった謎の青年。邪悪な企みが一家の生活を破壊する前に、家族は青年の正体に気づくことができるのか?
現在65歳のデヴィッドが本作で演じるのは、裕福だが厚顔なタナー家に家庭教師として侵入するアダム・ヒーリー(『フレッシュ・ミート』のジャック・ホワイトホール)が狙う、成功したビジネスマンのジェイミー・タナー。デヴィッドは、自分とはかけ離れた役柄を演じる心境を明かした。「一人の人間としては吐き気を覚えるキャラクターだが、俳優として演じるのは楽しい。この役柄の思考は自分とはかけ離れているから。そこがチャレンジでもある。まるでモンスターを演じるようなものだ。モンスター役は楽しい。だがこのキャラクター本人は自分のことを怪物だとは思っていない。だから演じる側もそう思ってはならないんだ」
傲慢なキャラクターを俳優として「完全に受け入れる」必要があるとも、デヴィッドは語る。「この男は権力と自信と富を持っているものの、過去の自らの行動が跳ね返ってきて苦しむことになる」と説明し、役柄の自己中心的な部分に惹かれたと明かした。「傲慢な役を自分はこなせるか? 人間らしく演じられるか?」と自問したという。「これまでこんなタイプの男を演じたことはなかった。だから、“これはやってみたいチャレンジだ!”という、あのゾクッとする感覚が湧いたんだ」

デヴィッドの無自覚なモンスター役も注目の『マリス ~悪意のワナ~』は、Amazon Prime Video(アマゾンプライム)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米People






