Prime Video(アマプラ)にて世界的な大ヒットを記録したドイツ発のヤングアダルトドラマ『マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~』の最終章となるシーズン3の撮影が完了したことが発表された。米Deadlineが報じている。
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シーズン3プロットが示す「愛」の試練
配信開始から世界中のチャートを席巻し続けている本作は、名門校マクストン・ホールを舞台に、場違いな奨学生ルビー(ハリエット・ヘルビヒ=マッテン)と、特権階級のジェームズ(ダミアン・ハルドン)が繰り広げる壮大なラブストーリーを描いている。特にシーズン2は、ドイツ、米国、英国を含む約100カ国でPrime Videoのランキングを独占し、若い視聴者の熱狂的な支持を集めた。
小説シリーズの第3部「Save Us」に基づき制作されるシーズン3。シーズン2がクリフハンガーで幕を閉じた直後から始まるシーズン3では、その惨事の余波と、ルビーとジェームズの関係が修復可能であるかに焦点が当てられる。
制作側から独占入手したプロットの詳細は以下の通り。
「ルビーは崖っぷちに立たされている。彼女はマクストン・ホールから停学処分を受け、すべての証拠がジェームズを退学の原因として指し示している。これはルビーのオックスフォードの夢を危うくするだけでなく、二人の愛を厳しい試練にさらす平手打ちとなる。ルビーとジェームズがルビーの卒業を救うためにあらゆる手を尽くす一方で、彼らの環境やジェームズの友人たちは、既存の秩序を完全に乱すような感情の渦に巻き込まれる。ルビーとジェームズは、自分たちの世界がこれ以上ないほどかけ離れていること、そしてすべてが見た通りではないことを痛感する。過去の影がさらに濃くなる中、彼らの愛と友情は巨大な嵐を乗り越えることができるのだろうか?」
フランチャイズ拡大の計画は現時点では無し
製作総指揮と脚本を担当するジェイラン・ユルドゥルムは、フランチャイズのオリジナルシリーズを超えた将来の展望について問われると、「Amazon MGMスタジオのパートナーと共に、常に話し合いの余地は残している。しかし、現時点では、そのための計画はない」と回答しており、少なくとも現時点ではスピンオフなどの拡大は期待できないようだ。
シーズン3の方針については「以前のシーズンで築いた基盤の上に、キャラクターの成長と複雑な人間関係をより深く掘り下げている」と語った。彼女は、シーズン2のフィナーレの影響により、すべてのキャラクターが自らの立ち位置を再構築する必要に迫られ、プロットの中心には「ルビーの運命」が据えられていると説明している。
また、本作の成功要因として「シーズン1の成功後、私たちは基本的な物語の公式に忠実であり続け、ルビーとジェームズのラブストーリーを番組の中心的な原動力として維持することを決定した」と述べ、複数のストーリーラインを等しく扱う古典的なアンサンブルシリーズとは一線を画す、二人のロマンスに特化した構成が奏功したとの分析を示した。
『マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~』シーズン1~2はPrime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline







