第53回国際エミー賞の受賞作品・受賞者が発表され、日本やイギリスのテレビ番組が候補に挙がった。米Hollywood Reporterが伝えている。
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『パズル作家ルートヴィヒ』や『百年の孤独』が国際エミー賞候補に
第53回国際エミー賞のノミネートが発表され、日本を含む各国の …
イギリスが7冠!日本は坂本龍一作品が受賞
エミー賞がアメリカ国内で制作・リリースされた優秀なテレビ番組を表彰するのに対し、国際エミー賞はアメリカ以外のテレビ番組に贈られるアワード。60を超える国の放送局や番組制作会社などを代表する900人以上の会員によって構成される「国際テレビ芸術科学アカデミー」(The International Academy of Television Arts & Sciences)が主催する権威ある賞だ。
9月下旬にノミネートが明らかとなり、計16部門に史上最多の26ヵ国より64もの番組が候補に。そして11月24日(月)にニューヨークで受賞作品・受賞者が発表された。

「ドラマ作品賞(Drama)」にデヴィッド・テナント出演の『Rivals(原題)』(イギリス)、「コメディ作品賞(Comedy)」に『パズル作家ルートヴィヒ 謎は解くためにある』(イギリス)、そして「TV映画/ミニシリーズ作品賞(TV Movie/Mini-Series)」に『Lost Boys & Fairies(原題)』(イギリス)と、イギリスのドラマが次々に作品賞を獲得。さらに、ウクライナの戦争を新たな視点で捉えた英BBCのドキュメンタリー『Hell Jumper(原題)』も「ドキュメンタリー作品賞(Documentary)」に輝いた。また、「最優秀女優賞(Best Performance by an Actress)」には『連続殺人犯にとりつかれてしまった女ディリア・バルマーの正義』(イギリス)のアンナ・マックスウェル・マーティンが選ばれている。もともと多くの受賞歴を誇るイギリスが今回も強さを発揮し、計16部門のうち7部門を占めた。

日本からは、2023年に亡くなった坂本龍一のドキュメンタリー番組『Last Days 坂本龍一 最期の日々』が「芸術番組賞(Arts Programming)」を受賞している。
各国の受賞数は、イギリスが7冠、スペインが2冠、日本、オーストラリア、ドイツ、カタール、デンマーク、カナダ、トルコが1冠。
(海外ドラマNAVI)
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