鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるシリーズ『ウェンズデー』シーズン2のパート1は独占配信中、パート2は9月3日(水)よりNetflixにて世界独占配信。<Netflixで歴代最も視聴された英語シリーズ>に君臨する本作は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムス(ジェナ・オルテガ)を主人公にしたダークファンタジー&ミステリー。ダークで個性的なキャラクターや、バートンが描く異色で奇妙でユーモア溢れる世界観と巧みなストーリーでシーズン1は日本でも大ブームに。
シーズン2のパート2では、レディー・ガガ演じる“謎めいた伝説の教師”ロザリンの登場に関心が寄せられる中、無口でダークなものを好むウェンズデーと明るく可愛いもの好きなイーニッド(エマ・マイヤーズ)の体が入れ替わるシーンも見どころの一つになっている。互いに正反対のキャラクターを演じることになった2人だが、エマ扮する“ウェンズデー”を目の当たりにしたジェナは、「完璧の一言でしたね。エマが肩を動かさずに振り返った時や飛び跳ねずに階段を降りていく姿を見た時、自分のことみたいに嬉しくなりました」と彼女の怪演を絶賛した。
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『ウェンズデー』シーズン2、◯◯は本当に死んだのか?製作総指揮が今後の展開を語る
Netflixで配信中の人気ドラマ『ウェンズデー』シーズン2 …
ウェンズデーとイーニッドが入れ替わる!?
ネヴァーモア学園に通うウェンズデーは新学期を迎えるも、次から次へと奇妙な事件が襲来し、さらには未来を断片的に覗くことができる幻視能力で、ルームメイトであるイーニッドの“死”を目撃。しかし、彼女の目からは黒い涙が流れるようになり、幻視能力を使えない事態に…。
“のけ者”たちが集うネヴァーモア学園の生徒の中でも、一際目立つ突飛な言動で孤立しがちなウェンズデーと、誰にでも気さくに接する明るくて優しい性格のイーニッド。シーズン1で数々の事件を乗り越えていく中で心を通わせた彼女たちだったが、シーズン2のパート1では、イーニッドに迫る危機をウェンズデー1人で解決しようとしたことで、2人の間には溝が生まれてしまった。
そんな2人は、パート2でとある理由によって体が入れ替わるエピソードを披露するというが、ジェナは「本当に時間がなかったので、エマと2人でアンジェラ・ロビンソン監督に会いに行きました。リハーサルをして、特に心配なシーンがあれば前日にエマと電話で話し、お互いに動画を送って雰囲気やリズムを確認し合ったりもしました」と、直前まで2人で入念な打ち合わせをしていたことを告白。
そして、エマが演じる“ウェンズデー”を実際に見た彼女は、「完璧の一言でしたね。エマの演技はいつも表情豊かだったので、自分じゃなく彼女がウェンズデーを演じるのは新鮮でした。エマが肩を動かさずに振り返った時や飛び跳ねずに階段を降りていく姿を見た時、自分のことみたいに嬉しくなりました」とエマの演技を絶賛した。
このストーリー展開は制作陣たっての要望で実現したといい、ショーランナーのマイルズ・ミラーとアルフレッド・ガフはそれぞれ「2人ともお互いをとてもよく捉えていて、エマが時々ジェナに見えることもありました。そんな彼女を目にしたり、2人がセットに一緒にいるところを見るとこちらが戸惑ってしまったといいますか…彼女たちの演技は圧巻でした」、「本当に圧巻でした。ジェナがエマを演じていた時に、“目を閉じたら、本当にエマだって思っちゃうよ”と言ったのを覚えています」と、彼女たちの再現性の高さに思わず驚愕したことを明かした。
エマが演じるウェンズデーは、普段のイーニッドのようにリップグロスを塗ったり、アイメイクやトレードマークの三つ編みにも違いがあるなど、立ち振る舞いは本来のウェンズデーそのものでありながらもイーニッドらしさの残る見た目に仕上がっているという。2人の体が入れ替わることになった経緯はもちろん、彼女たちの完コピ演技や見た目の変化にも要注目だ。
『シザーハンズ』(90)、『チャーリーとチョコレート工場』(05)、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)など合計20作品以上も監督を務めてきた鬼才ティム・バートンに「映像にするのが楽しい。こういうのは初めてだ」と言わしめた本作。戦慄と魅惑に満ちた『ウェンズデー』シーズン2、ウェンズデーたちに降りかかった奇妙な事件の結末は果たして…。
(海外ドラマNAVI)