ドラマシリーズの伝説的ヒーロー、ジャック・バウアーの復活が近づいてきているようだ。ファンなら誰もが一度は耳にしたことがあるであろうこの噂が、今、これまでになく現実味を帯びてきている。ジャック・バウアーを演じ続けたキーファー・サザーランドが、カナダのラジオ番組『Montreal Now(原題)』のインタビューで、『24 TWENTY FOUR』シリーズに関する驚きの最新情報を明かした。
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ジャック・バウアーの物語、ついに完結へ?
キーファー自身も、ジャックの物語をきちんと終わらせたいという強い思いを抱いているという。そして、長年のファンを熱狂させるであろうビッグニュースが飛び出した。なんと、すでに新しい脚本が書かれており、その内容が「本当に素晴らしい」ものだというのだ。
「ショーランナー兼製作総指揮のハワード・ゴードンが、私が気に入るアイデアを考えてくれた」
これまでは、「脚本が書かれていないから、僕がストップをかけているわけじゃない」としか言えなかった状況から、事態は大きく進展。今や、「脚本は書かれていて、本当に素晴らしい内容だし、非常に“ストロング”だと思う」と、キーファーは力強く断言した。
復活の形式は? そしてクリアすべき課題とは?
今回の復活が、ファンが熱望する「シーズン10(通称“DAY 10”)」となるのか、それともかつての『24: リデンプション』のような単発映画となるのかは、現時点ではまだ不明。しかし、「強力な脚本が完成した」という事実は、ジャック、そしておそらくはファンに人気の高いクロエ・オブライエンとの再会を期待させる大きな一歩である。
一方で、クリアすべき課題もいくつか存在する。キーファーによると、『24』の権利が、もともと所有していたFOXからディズニーへと移ったのだという。この権利の移動により、「最終的に制作が承認されるか否か、さまざまな段階を踏まなければならなくなりました」と彼は説明する。
それでも、キーファーは「他のみんなと同じように、私自身もこのプロジェクトの実現を心から願っている。未完のまま残された物語をきちんと終わらせたい」と強い想いを語っている。
『24 TWENTY FOUR』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)