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『ベスト・キッド:レジェンズ』歴代最強の絶対王者コナーの魅力に迫る

2025年8月21日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ベスト・キッド:レジェンズ

全世界で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズ。1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』(1984)は、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が空手の達人ミヤギ先生(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、独特な修行方法により心身共に成長し、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する感動作。のちに続編も製作されるほどの人気シリーズとなった。

さらに2010年にはジャッキー・チェンと、ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人という役どころで、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場。

そして、オリジナル版で主役の「カラテ・キッド」を演じたラルフ・マッチオがスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと豪華初競演を果たす、シリーズ最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が8月29日(金)より全国公開となる!

最新作では圧倒的実力を誇るシリーズ最強の絶対王者が登場! 主人公たちを戦いへ駆り立ててきた歴代ライバルともにレジェンズも凌駕する新たなライバル、コナーの魅力に迫る。

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『ベスト・キッド:レジェンズ』圧倒的実力の絶対王者コナーに迫る

『ベスト・キッド』シリーズに登場するライバルたちは、ただの少年だった主人公たちを“カラテ・キッド”へと生まれ変わらせる重要な存在である。一方で、ライバルたちの物語も魅力的で、初代ライバル、ジョニー・ロレンスを主役としたドラマシリーズ『コブラ会』が6シーズンにもわたって人気を博してきたことが何よりの証拠だ。

ドラマでも幾度となく登場した「Strike First.Strike Hard. No Mercy(先に打て、強く打て、情けは無用)」という教えは、40年もの間、シリーズのライバルたちに脈々と受け継がれてきた。徹底的に相手を追い詰める無慈悲な戦闘スタイルはどのライバルにも共通する要素であり、その攻撃性は試合中に限らず日常生活においてもダニエル・ラルーソをはじめとする主人公たちの心身を完膚なきまでに叩きのめした。

その理不尽さこそが主人公たちを戦いへ駆り立て、攻撃性の裏に潜む怒りや恐怖、虚栄心が物語を熱く彩ってきたのである。最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』では、天才的な戦闘センスと洗練された空手の技術で主人公リーを圧倒するNY格闘トーナメントの絶対王者・コナーが登場。今回は主人公と対をなす歴代のライバルたちの系譜を辿り、その圧倒的な実力から歴代最強の呼び声も高いシリーズ屈指の存在感を誇るコナーの魅力に迫る。

ベスト・キッド:レジェンズ

『ベスト・キッド』(1984年)

原点にして伝説、人間味あふれるライバル:ジョニー・ロレンス

『コブラ会』


母の仕事の都合でカリフォルニアへ引っ越したダニエル(ラルフ・マッチオ)の日常を暴力で塗りつぶした最初の“壁”、それが地元の名門道場「コブラ会」のエース、ジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)。元軍人の師範、ジョン・クリースの「StrikeFirst. Strike Hard. No Mercy(先に打て、強く打て、情けは無用)」という非情な教えに忠実な彼は、ダニエルを執拗に陰湿に追い込んだ。元恋人アリと仲良さげに話すダニエルへ向ける、剥き出しの嫉妬心。そんなティーンならではの人間臭さが滲み出たキャラクター性で人気を博した。

ダニエルに屈辱的な敗北を喫した空手大会の決勝から34年後を描くドラマ『コブラ会』では、酒におぼれ惨めな生活を送るジョニーが、不良グループにいじめられている少年を助けたことから、再び「コブラ会」を立ち上げ再起を図ろうとする。ただのヒール役で終わらないシリーズのライバル像を確立し、40年間受け継がれる“DNA”を刻み込んだ。

『ベスト・キッド』(2010年)

人間的な弱さを捨てた純粋な恐怖:チェン

NYから北京へ引っ越してきた少年・ドレ(ジェイデン・スミス)の見知らぬ地で感じる孤独を“恐怖”に塗り替えたのが、カンフーの抜きんでた才を持つチェン(ワン・ツェンウェイ)。彼もまた、師であるマスター・リーの「弱さ、痛み、情けは捨てろ」という過激な思想に染められており、ジョニーにはあった葛藤などの人間的な弱さは持ち合わせていない。その目に宿る純粋な敵意は、観る者に問答無用の恐怖を与えた。ジョニーが確立した“人間味あふれるライバル”とは対極に位置する、“力の象徴”として、シリーズに新たな脅威の形を示した存在だ。

チェンを演じたワン・ツェンウェイは、幼少期から武術を学んでおり、その一挙手一投足に宿る説得力は、チェンの脅威をよりリアルなものにした。『ベスト・キッド』出演後、ワンはジャッキー・チェン率いるスタントチーム「成家班」に入り、様々な作品で活躍中。マーベル初アジアンヒーロー映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』ではカンフーアクションのスタントダブルにもクレジットされている。ジャッキーから受け継いだカンフーの精神と技術を、ハリウッドの舞台で存分に発揮し続けている。

『ベスト・キッド:レジェンズ』(2025年8月29日公開)

圧倒的な実力を誇る歴代最強の絶対王者:コナー
ベスト・キッド:レジェンズ

シリーズ史上、圧倒的な実力を誇る“格”が違うライバル、コナーが登場。世界中の才能が集う大都市ニューヨークの最強を決める格闘トーナメント〈ファイブ・ボローズ・トーナメント〉の絶対王者。そして、主人公リーが想いを寄せるヒロイン、ミアと交際していた過去があり、彼はまだミアへの想いを捨てきれずにいる。

そんなある日、偶然ミアと楽しそうに過ごすリーと遭遇してしまう。コナーは1作目のライバルであるジョニーさながらに初対面のリーへ一方的に因縁をつけ、不意打ちで顔面へパンチを喰らわせる。この出来事を境に、コナーはリーを執拗に敵視し嫌がらせを行うようになる。学校でも続く嫌がらせに耐えかねたリーはコナーを突き飛ばし戦闘へと発展するが、カンフーを体得しているリーに対して、コナーは手をポケットに突っ込んだまま足技のみで圧倒。

リーが兄から教わった必殺技「ドラゴンキック」も初見で見切り、完璧なカウンターを叩き込む戦闘センス。そこらのいじめっ子のレベルではなく、“アスリート”の域に達しており、リーとの実力差は歴然である。もはや1人の師の手に負える相手ではない。まさに完成されたシリーズ最強のライバル、コナー。

そんな彼を超えるべく、ミヤギ道の継承者であり初代カラテ・キッドのダニエルと、リーが北京にいた頃からの師匠であるカンフーの達人ミスター・ハン、今まで交わることのなかった2人の伝説が、1人の若者を導きコナーという脅威に挑むために奇跡のタッグを組む。シリーズが生んだ最高の“ライバル”の誕生を、必ず劇場で見届けてほしい!

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ベスト・キッド:レジェンズ』8月29日(金)全国の映画館で公開

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海外ドラマNAVI編集部

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