『ベスト・キッド』およびNetflixシリーズ『コブラ会』で知られるマーティン・コーヴが、アメリカのワシントン州ピュアラップで開催されたファンコンベンションで、共演者のアリシア・ハンナ＝キムの腕に噛みついた疑いで会場を退場させられるという騒動が勃発した。米Deadlineが報じた。
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突如の「噛みつき」と事態の顛末
この衝撃的な事件は、週末に行われたSummer Conでの出来事である。TMZが入手した警察報告書によると、アリシアはミート＆グリートのテーブルの前を通りかかった際、コーヴが何の予兆もなく彼女の腕を掴み、出血寸前まで強く噛みついたとされている。アリシアが悲鳴を上げると、コーヴは腕にキスをしたという。その後、アリシアはすぐに警察に通報。
事件直後、アリシアと、その場に居合わせた夫で俳優のセバスチャン・ロッシェ（『FRINGE／フリンジ』）は、マーティンに対して「あなたのしたことは全く受け入れられない」と伝えた。報告書には「私が冷静に“噛まないでください”と言ったとき、彼は激怒し、怒りをあらわにしていました…。“ふざけて噛んだだけだ”と主張していました」というアリシアの証言が記されている。
刑事告訴は見送りも、警察が状況を記録
アリシアは刑事告訴を見送ったものの、警察に対し、情報提供としての報告書作成と写真撮影を依頼した。TMZの報道によると、警察は彼女の腕に「非常に目立つ噛み跡があり、すでに青くなってあざになっていた」と記録している。警察は報告書が提出された後、マーティンに会場を退去するよう指示した。
この事件のニュースは、イベント参加者の間で瞬く間に広まったという。Summer Conの出来事に詳しい人物はDeadlineに対し、「現場では非常に迅速に対応され、気づいたときにはすでに終わっていました」と語っている。
『コブラ会』を彩る二人の俳優
マーティンとアリシアは、ワシントン州で開催されたSummer Conに参加した『コブラ会』キャストの一員だった。このイベントには、メアリー・マウサー（サマンサ・ラルーソ役）、タナー・ブキャナン（ロビー役）といった共演者たちも参加していた。
マーティンは、オリジナルの『ベスト・キッド』3部作で気性の荒い師範ジョン・クリースを演じ、Netflixの『コブラ会』でも全6シーズンにわたり同役を再演し、その存在感を示してきた。一方、アリシアはシーズン5から韓国人師範キム役で『コブラ会』に加わり、シリーズ終了まで出演を続けている。
Netflixシリーズ『コブラ会』は独占配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Deadline
