『シカゴ』シリーズ3作、まとめて更新ながら代償も…

米NBCの人気ドラマ、『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』『シカゴ・メッド』が揃って新シーズンに更新された。米Deadlineが伝えている。

さらなるキャスト降板、出番減少も?

ドラマの今季(2024~2025年シーズン)がもうすぐ終わるにもかかわらず、ここまで来季(2025~2026年シーズン)に向けて2作品しか更新していなかったNBC。来季のスケジュール発表が1週間後に迫る中、『シカゴ』シリーズの去就が明らかになった。キャストが更新されたことを耳打ちするというコミカルな動画で発表されている。

全米視聴率ランキング常連の同シリーズはもともと更新確実と言われていたが、『シカゴ・ファイア』はシーズン14へ、『シカゴ P.D.』はシーズン13へ、『シカゴ・メッド』はシーズン11へと、1シーズンずつ継続されることに。NBCUniversalによれば、これら3作の今シーズンは放送・配信(NBC・Peacock)での視聴者数が合わせて約4600万人。前シーズンに比べて5~10%下がったものの、同局で最も見られた作品としてトップ3を占めている。

ただし、Universal Televisionが制作に関わるこれらのタイトルは毎年予算が問題となっており、事前に予想されていた通り、更新される代わりにレギュラーキャストの出番が削られたり、シーズンあたりの話数が減ったりするようだ。

ヒットメーカーのディック・ウルフが手掛ける『シカゴ』シリーズと『LAW & ORDER』シリーズは、2022~2023年シーズンから大多数のキャストの最低保証出演数を削減するというコストカットを実施している。長く続くアンサンブルドラマで広く用いられている方法だが、当初は2話程度の削減だったのに対し、来季は2〜4話程度のカットになるとのこと。

さらに、舞台となるシカゴで実際に撮影が行われている『シカゴ』シリーズのキャストは、シカゴのあるイリノイ州に居住するよう求められているという話もある。州外在住のままの場合、出演話数がさらに減る可能性もささやかれている。

その上、来季のシリーズ3作品の話数は、今シーズン(全22話)よりやや少なくなる見込み。そのほかにも予算を抑えるため、一部のキャストは毎年恒例の5%昇給を見送ることになる模様。なお、キャストの数人は今季をもって契約満了となるにもかかわらずまだ再契約を結んでおらず、現在交渉中。再契約がまだの顔ぶれには、『シカゴ・ファイア』のケリー・セブライド役テイラー・キニーも含まれる。

先月明らかになった『シカゴ・ファイア』レギュラーキャスト二人の降板もコスト削減の一環と言われており、『シカゴ』シリーズに来季戻ってこないキャストが今後新たに出てくるかもしれない。今後の動きに注視したい。

NBCの来季のスケジュール発表は5月12日(月)。それまでには『LAW & ORDER』シリーズをはじめとした残るドラマの運命も明らかになりそうだ。

『シカゴ・ファイア』シーズン1~10、『シカゴ P.D.』シーズン1~9、『シカゴ・メッド』シーズン1~8(シーズン9が5月8日配信開始)は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline米TV Line


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