
トニーとジヴァのその後が描かれるParamount+の新作スピンオフシリーズ『NCIS: Tony & Ziva(原題)』より、初の場面写真と予告編が公開され、待望の配信時期も2025年秋に決定した。
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トニー&ジヴァがスクリーンに帰ってくる!10年ぶりの再共演が実現
本作は、長寿シリーズ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』から誕生した最新スピンオフ。2013年以来の共演となるマイケル・ウェザリーとコート・デ・パブロが再び、トニー・ディノッゾとジヴァ・ダヴィードを演じる。ファンの間では“TIVA”と呼ばれ、根強い人気を誇る二人が、ついにスクリーンで再会する。
トニーとジヴァの新たな舞台は“ヨーロッパ逃亡劇”
物語の舞台はパリ。二人は10代の娘タリ(アイラ・ジー『サンドマン』)と穏やかな生活を送っている。しかし、トニーが経営するセキュリティ会社が何者かの襲撃を受けたことで、家族は突如逃亡生活を余儀なくされる。
ヨーロッパ全土を股にかけ、敵の正体を探るスリリングな追跡劇の中で、トニーとジヴァは非伝統的な“ハッピーエンド”を求めて奮闘する。ドラマは10話構成で、ブダペスト、カナリア諸島、そしてパリでロケ撮影が行われ、今年1月下旬にクランクアップを迎えた。
5月頭には2分超の予告編も到着。4月にリリースされたティーザー映像より長くなった分、トニーとジヴァの軽妙なやり取りやパパママっぷり、アクションなどを目にすることができる。
制作陣が語る「20年の友情」と「再現不能なロケの臨場感」
本作で製作総指揮も務めるマイケルは、「過去の経験を糧に、今の視点でキャラクターたちを描いている」と語る。
「コートと僕は、ごく自然にこの新たな境地へと入り込めました。今の二人だからこそ表現できる“未来への視線”があるんです。キャラクターたちは人生最大の冒険の真っ只中にいる。それを視聴者にも一緒に体験してほしいと思っています」
共演のコートも、「ヨーロッパを舞台にした陰謀とロマンス、そしてトニーとジバの関係を揺るがす“不可能な状況”が待っている」と語り、「もちろん、愛についても描かれます!」と作品のロマンティックな要素も強調している。
昨年、モンテカルロ・テレビ祭に登壇した二人は、「20年にわたる友情が、役作りにも自然とにじみ出た」と口を揃える。撮影ではヨーロッパ各地のロケーションを多用し、「スタジオでは決して再現できないリアルな臨場感」が追求されたという。
『マジシャンズ』のジョン・マクナマラがショーランナーに
脚本とショーランナーを務めるのは、『マジシャンズ』『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』などで知られるジョン・マクナマラ。パイロット版の執筆も担当。
「この愛され続けるキャラクターたちを、危険とロマンスに満ちたヨーロッパの物語へと送り出せたことに心から感謝しています。10話を通じて、トニーとジバの複雑な関係、ロマンス、そして娘タリとの共同育児のリアルを深く描いていきます」とコメント。
『NCIS: Tony & Ziva』は2025年秋に米Paramount+にて独占配信予定。日本での配信については現時点では未発表だが、続報が待たれる。なお、Paramount+では前日弾となるスピンオフ『NCIS:オリジンズ』も独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Line
Photo:TV Lineより
Here's your first look at Michael Weatherly and Cote de Pablo in #NCIS: Tony & Ziva! https://t.co/g8rkspFOoY pic.twitter.com/ZMd9hXLimB
— TVLine.com (@TVLine) April 16, 2025