
エミー賞を3度受賞した実力派俳優ジュリア・ガーナーが、再びNetflixに帰ってくる。『オザークへようこそ』『令嬢アンナの真実』で鮮烈な印象を残した彼女が次に挑むのは、仮想通貨取引所「FTX」の崩壊を描くリミテッドシリーズだ。ジュリアは主演を務めるほか、製作総指揮としても名を連ねる。
Z世代の“ボニーとクライド”
本作は、FTXの共同創業者でCEOだったサム・バンクマン=フリードと、その恋人でありビジネスパートナーだったキャロライン・エリソンの関係を軸に展開。
Z世代の“ボニーとクライド”とも称される二人が、理想に燃えながらも最終的に36億ドル(約5,600億円)を詐取していく姿が描かれる。
ジュリアが演じるエリソンは、バンクマン=フリードの裁判で検察側証人として証言した後、詐欺罪で禁錮2年の判決を受けた。減刑により今夏の釈放が予定されている。
ジュリアは、『令嬢アンナの真実』でも実在の詐欺師を演じて話題となった。
アカデミー賞受賞者が製作を担当
企画・制作は、バラク&ミシェル・オバマ夫妻による制作会社「Higher Ground」。脚本・製作総指揮は映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞脚色賞を受賞したグレアム・ムーアが担当し、監督はジェームズ・ポンソルト(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)、ショーランナーにはジャクリーン・ホイト(『CSI:科学捜査班』)が就任する。
なおジュリアは今夏、2本の話題作にも出演予定。マーベル映画『ファンタスティック・フォー』ではシルバーサーファー役を務め、さらにワーナー・ブラザースのホラー映画『Weapons(原題)』への出演も控えている。
(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflixオリジナルシリーズ『令嬢アンナの真実』独占配信中/DAVID GIESBRECHT/NETFLIX