マーベル・スタジオの映画『ファンタスティック・フォー』に、『オザークへようこそ』で3回エミー賞助演女優賞ドラマシリーズ部門を受賞したジュリア・ガーナーの出演が決定した。Varietyなどが報じている。
シャラ・バル/シルバーサーファー役に抜擢!
『ファンタスティック・フォー』は、宇宙飛行中に未知の宇宙線を浴び超能力を得た4人のスーパーヒーローを描く人気シリーズ。
マーベル版の新『ファンタスティック・フォー』には、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役のペドロ・パスカル(『The Last of US』)、スー・ストーム/インヴィジブル・ウーマン役のヴァネッサ・カービー(『ザ・クラウン』)、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役のジョセフ・クイン(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)、ベン・グリム/ザ・シング役のエボン・モス=バクラック(『一流シェフのファミリーレストラン』)が主演することが決まっていたが、この度新たにジュリア・ガーナーの参加が明らかになった。
ジュリアが演じるのは、シャラ・バル/シルバーサーファー役。シルバーサーファーは、「ファンタスティック・フォー 」誌48号(1966年)で惑星を喰らう破壊神ギャラクタスの前触れとして初めて登場したが、そのバージョンのサーファーはノリン・ラッドとして知られる異星人の天文学者だった。ジュリアは、ノリンの恋人だったシャラ=バルとして知られる別のサーファーを演じると言われている。
本作の舞台は、原作者のスタン・リーとジャック・カービーによって、米コミック史上初のスーパーヒーロー・チームとして「ファンタスティック・フォー」がデビューした1960年代頃になると噂されている。
ジョシュ・フリードマン(『ファウンデーション』)、エリック・ピアソン(『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ブラック・ウィドウ』)らが脚本を担当し、マット・シャックマン(『ワンダヴィジョン』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)が監督を務める。今夏に撮影が開始され、2025年7月25日の公開を予定している。
『ファンタスティック・フォー』の映像化権はもともと20世紀フォックスが持っていたが、ディズニーのフォックス買収により、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への参加が可能になった。
ジュリアは、ジェイソン・ベイトマン主演の『オザークへようこそ』でルース・ラングモア役を演じて、3つのエミー賞とゴールデングローブ賞を受賞。その他のドラマ出演作には『ジ・アメリカンズ』、『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~』、『令嬢アンナの真実』などがある。
(海外ドラマNAVI)
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