米CBSの人気ドラマ『S.W.A.T.』が、現在アメリカで放送中のシーズン8をもって打ち切られることになったのは当サイトでもお伝えした通り。それを受けて主演・プロデューサーのシェマー・ムーアが、ほかのプラットフォームに救済を求めた。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。
キャンセルは「最低」。続ける意思があることを露わに
これまで何度も打ち切りと復活を繰り返してきた『S.W.A.T.』。2023年5月にシーズン6をもって終了すると一旦発表されたが、ファンの強い支持を受けて数日後に撤回され、あと1シーズン続くことに。そして2024年春、シーズン7で完結となるはずだったが、シーズン8制作が決定。シェマーは2度の復活を「奇跡」と表現していた。
過去の打ち切り決定の時にも声を上げてきたシェマーが、今回も反応。Instagramに投稿した動画の中で「シーズン8のフィナーレが3週間先に迫る中、キャンセルが決まった。もう一回ね。最低だよ、残念だ」と不満を露わに。そして「まだやりきっていない」と続け、『S.W.A.T.』の全米ストリーミングでの人気ぶりを強調。「だから、あなたたちが世界が自動的に見ている番組に興味があれば、こちらは喜んで一緒にやるよ」と、過去に何度か他局で打ち切られた作品を救済してきたNetflixをはじめ、NBC、FOX、ABCにラブコールを送っている。
シェマー以外には、制作陣も打ち切りに反応。ショーランナーのアンドリュー・デットマンは「心が張り裂けそうなニュース。とはいえ、このキャスト、スタッフとともにずっと誇りに思うような番組を一緒に作ることができたのは大いなる喜びだった。彼らは驚くべきグループで、8シーズンにわたり懸命に仕事に取り組み、数えきれないほどの挑戦を乗り越えてきた」と発言。対して製作総指揮のショーン・ライアンは次のように番組を称え、チームに感謝している。「『S.W.A.T.』で8シーズンにわたって仕事ができて、ホンドーと20-Dチームのストーリーを綴ることができたのは素晴らしい特権だった。ファンのみんなとシェマー・ムーアをはじめとしたキャスト、プロデューサー、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン、CBSスタジオ、CBSに感謝したい」
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Photo:『S.W.A.T.』© 2024 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserved.
