マシュー・グレイ・ギュブラー主演『アインシュタイン』アメリカ版リメイク、相棒役が決定

『クリミナル・マインド』のドクター・スペンサー・リード役で知られるマシュー・グレイ・ギュブラーが、米CBSで制作中のドイツドラマ『アインシュタイン ~天才科学者の殺人捜査~』のリメイク版で主演を務めることは、当サイトでもお伝えした通り。その相棒役を務めるキャストが判明した。米Varietyが報じている。

型破りな教授と組むのは、規律正しい女警部

マシューがドラマ界に復帰する本作『Einstein(原題)』は、ドイツで2017年から3シーズンにわたって放送された犯罪捜査ドラマ。理論物理学者として知られるアルベルト・アインシュタインの子孫がその知能を生かして数々の犯罪の謎を解くという内容で、オリジナルシリーズではトム・ベック(『アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン』)が主人公のフェリックス・“アインシュタイン"・ヴィンターベルクを演じた。

アメリカ版リメイクでは、聡明だが方向性を見失い、教授として安楽な終身在職権を持つ日々を送っていたアインシュタインのひ孫、リュー・アインシュタインが、法的なトラブルに巻き込まれたことを機に、地元警察が抱える不可解な事件の解決に手を貸すことになる。リューは名門プリンストン大学の人気教授だが、実際に授業に出るのは稀で、反抗的で誤った道を歩んでいるキャラクターだ。

オリジナル版と同じく、主人公は地元警察の女刑事とコンビを組むことになるそうで、その相棒役に『アリータ:バトル・エンジェル』でタイトルロールを務めたローサ・サラザールが起用された。ローサが演じるのはニュージャージー州警察のマディ・パリス警部。夫を亡くした後で司法機関入りした彼女は、頭の回転が速く規律正しい性格。同僚に対しても自分自身に対しても要求するものが高いため、型破りなタイプのアインシュタイン教授との仕事に手を焼くことになるという。

スタッフとしては、人気犯罪捜査ドラマ『名探偵モンク』でクリエイター、監督をそれぞれ務めたアンディ・ブレックマンとランディ・ジスクが再タッグを組む。製作総指揮には主演のマシューも名を連ねる。

マシューは、『クリミナル・マインド』が2020年にシーズン15をもって一旦終了した後、米Huluの『ドールフェイス』にゲスト出演。2022年に復活した『クリミナル・マインド』へのカムバックを待ち望まれる中、この主演ドラマの動向が気になるところだ。

オリジナルとなる『アインシュタイン ~天才科学者の殺人捜査~』全3シーズンは、Amazon Prime Video(アマゾンプライム)Leminoで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety



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Photo:『クリミナル・マインド』© ABC Studios