『クリミナル・マインド』マンディ・パティンキンが新たな殺人ミステリードラマに出演

今も続く人気ドラマ『クリミナル・マインド』のジェーソン・ギデオン役で知られるマンディ・パティンキンが、新たな殺人ミステリードラマに出演することが分かった。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。

発明王や有名画家が殺人事件の謎解きに挑む？

マンディが参加するのは、今年の春にアメリカで立ち上げられた無料の動画配信サービス、The Networkが贈る全7話のリミテッドシリーズ『The Artist（原題）』。彼のほか、『イエローストーン』のダニー・ヒューストン、『アルバート氏の人生』のジャネット・マクティアもキャスティングに名を連ねる。

Mandy Patinkin, Janet McTeer and Danny Huston to Star in Gilded Age Murder Mystery 'The Artist' (EXCLUSIVE) https://t.co/XaGrA6VoOH

— Variety (@Variety) November 4, 2024

南北戦争後の1870年・1880年代頃を指すギルデッド・エイジ（金ぴか時代）を舞台に、発明王のトーマス・エジソン、印象派の画家エドガー・ドガ、女優のイヴリン・ネスビットという著名人も登場するものの、ストーリー自体は史実に沿ったものではなくフィクションだという。

エジソン、ドガ、ネスビットといった当時の著名人たちは、風変わりで衰えつつある大富豪の家に集まることに。夜が明ける頃にその大富豪が死体で見つかったことから、この家に招かれたゲスト全員が緊張するような殺人ミステリーが幕を開ける…というストーリー。マンディたちの役柄は明かされておらず、エジソンやドガを演じるのかは不明だ。

The Networkの創立者であり監督やプロデューサーの顔も持つアラム・ラパポート（『マイ・デンジャラス・ビューティー』）がクリエイターを務める。プロデューサーとしてヒラリー・ショー（『トゥモロー・ワールド』『ペーパーボーイ　真夏の引力』）も参加。

ラパポートは本作について次のように述べている。「テレビの制作方法は変わり、アーティストが技術と創造性の鍵を握るべきです。この作品は、俳優が自由に挑戦し、リスクを冒すという新たな領域開拓に対する強い欲求があることの証明です。これは、The Networkでしか実現できなかったことだと確信しています。私はストーリーテリングの限界を押し広げるためのプラットフォームを作り、幸運なことに、こうして今、実現することができたのです」

すでに米コネチカット州で撮影は始まっており、2025年3月にお披露目予定。

ギデオン役として様々な凶悪犯罪者と対決してきたマンディは、今年初めにリリースされた犯罪ミステリードラマ『DEATH & DETAIL 事実は語る』ではシャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロといった名探偵をもとにしたキャラクターのルーファスを演じていたが、この作品は1シーズンで打ち切られた。新たな殺人ミステリードラマではどんな演技を見せてくれるだろうか。

『クリミナル・マインド』シーズン1～17、『DEATH & DETAIL 事実は語る』はDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Variety、米TV Line