『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のスピンオフ『ヤング・シェルドン』はシーズン7をもって終了することが発表されたが、同作のキャラクターを主人公にしたスピンオフ企画が新たに進行しているようだ。米Deadlineが伝えている。
今度の主役はシェルドンのお兄ちゃん!?
12シーズン続いた人気ドラマ『ビッグバン★セオリー』のメインキャラクター、シェルドン・クーパーの少年時代を描く『ヤング・シェルドン』は、米CBSで2月15日(木)から放送されるシーズン7をもって幕を下ろす。しかし、クーパー家の物語はまだまだ描かれそうだ。Deadlineが入手した情報によれば『ヤング・シェルドン』のスピンオフの企画が上がっており、本家の頃からシリーズに関わるチャック・ロリー、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランドの3人が脚本や製作総指揮で参加する方向で話が進んでいるという。
新たなスピンオフの主人公として候補に挙がっているのは、ジョージ・“ジョージー”・クーパー・Jrとマンディ・マカリスター。彼らを演じるモンタナ・ジョーダンとエミリー・オスメントは契約交渉段階にあるとのことで、2024年~2025年シーズンの新作ドラマとして全13話が製作される見通しだ。
'Young Sheldon' Spinoff About Georgie & Mandy Nears CBS Series Order From Chuck Lorre, Steven Molaro & Steve Holland https://t.co/0SBMccm8Iz
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) January 12, 2024
『ヤング・シェルドン』シーズン1から登場していたシェルドンのお兄ちゃんジョージー。17歳で高校を中退し、祖母が始めたコインランドリー裏のカジノを手伝っていたが、シーズン5でマンディとの出会いが描かれた。29歳のマンディに、21歳とウソをついた17歳のジョージー。最終的にそのウソはバレるものの、その頃にはマンディは彼の子どもを身ごもっていた。その後、時間をかけてジョージーはマンディの信頼を取り戻し、無事に娘も生まれた二人はシーズン6フィナーレで婚約する。
最終となるシーズン7放送前なので、二人の関係の行方は謎に包まれているが、『ビッグバン★セオリー』のシーズン11・12に登場したジョージー(この時に同役を演じたのは『スタンド・バイ・ミー』のジェリー・オコンネル)は成功を収めたタイヤチェーン店のオーナーとして描かれており、結婚と離婚を2回ずつ経験しているという設定だった。それからするとジョージーとマンディの結婚生活は長続きしないようだが、シリーズとして描くのにちょうどいい長さなのかもしれない。
本家の時間軸にかなり近づいている『ヤング・シェルドン』。新スピンオフが実現した場合、大人になったシェルドンが出てくる可能性も高いが、その場合は本家で同役を演じたジム・パーソンズではなく『ヤング・シェルドン』の主演イアン・アーミテイジが再演する方向とのこと。また、『ヤング・シェルドン』はシングルカメラ形式だったが、新スピンオフは本家同様にマルチカメラ形式となる予定だという。
クリエイターのロリーは『ビッグバン★セオリー』スピンオフ第2弾の企画があり構想初期段階であると明かしていたが、そちらは今回明らかになった『ヤング・シェルドン』のスピンオフ企画とは別のものだという。
『シックス・センス』のハーレイ・ジョエル・オスメントの妹としても知られるマンディ役のエミリーは、『ヤング・シェルドン』では当初ゲスト出演だったものの、シーズン6でレギュラーに昇格。『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』を代表作に持つ彼女は、ロリー作品の常連で『ハーパー★ボーイズ』や『コミンスキー・メソッド』にも出演している。
『ヤング・シェルドン』シーズン1~5はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『ヤング・シェルドン』© Warner Bros. Entertainment Inc.