『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役でおなじみのジェレミー・レナー。今年の元旦に事故で重傷を負って以来、リハビリのために数えられないほどのセラピーを受けたことを報告。また、ファンへの感謝の言葉も綴っている。米Varietyが報じた。
恩返しをしたい
ジェレミーが瀕死の重傷を負った除雪車事故は10カ月前に起きた。それから1年も経たないうちに立ち直り、歩けるようになったのは奇跡的なことだが、それは間違いなく毎日彼が頑張ったセラピーの結果と言えるだろう。Instagramの投稿でジェレミーは自身の回復を振り返り、この10カ月間「あらゆる種類の治療」を試したことを明かした。
彼は、レイクタホの自宅近くで甥を雪から助け出そうとしていた最中に、14,330ポンド以上もある大型除雪車スノーキャットに押しつぶされた。その結果、肋骨8本14か所骨折、右膝、右足首骨折、左脚脛骨骨折、左足首骨折、右鎖骨骨折、右肩骨折、顔面、眼窩、顎、下顎が折れ、肺が潰れるという状態だったという。
「1月14日以来、あらゆるセラピーを模索した。毎日、数え切れないほどの理学療法、ペプチド注射、点滴とプッシュ、幹細胞とエクソソーム、赤色光/IR療法、高気圧チャンバー2.0気圧、コールドプランジ、など試したものは数え切れない。しかし、最大のセラピーになったのは、回復し元気になるために邁進するという決意と意志だった。並外れた存在になること…それが私の義務だと感じている。助かった命を無駄にするのではなく、家族、友人、そして私に耐える力を与えてくれた皆さんに恩返しをしたい。皆さんに感謝している」そう綴ったジェレミーは、事故後の数カ月間は頻繁にSNSを使い、回復の過程や大規模な理学療法についてファンに情報を伝えていた。
新曲のレコーディングも
エクササイズをして脚力をつけている動画も公開した。その結果、今年4月にあったディズニー+の『レナベーション』のワールドプレミアでは、杖をついてレッドカーペットを歩くことができた。プレミア当時、ジェレミーはこう話していた。「ディズニーの幹部に、ワールドプレミアを延期しないよう断固として伝えていた。今私の見た目はひどいが、この番組が僕を前進させ、毎日もっと良くなりたいと思わせてくれる。だからこのレッドカーペットを歩くことを目標にしたんだ。そして今、この場を楽しんでいる。そうでなかったら、日付のない奈落の底に落ち、躍動感を失い、とても悔しい思いをしていただろう。今はとてもワクワクしているよ」
またジェレミーは先月、回復の中で新曲をレコーディングしていることを明らかにした。彼は以前、2019年夏にロック・トラック「Heaven Don't Have a Name(原題)」をリリースし、2020年3月にはEPアルバム「The Medicine(原題)」を発表した。彼の新曲集のタイトルは「Love and Titanium(原題)」となっている。文字通り、「愛とチタン」だが、これは彼がインタビューで回復について語ったことにちなんでいる。
主演を務める『メイヤー・オブ・キングスタウン』は、12月1日から日本初上陸が決まったばかり。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ホークアイ』©2021 Marvel