11月17日(金)より全国公開となる映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』。同作に出演する、人気ドラマ『ジ・オフィス』でおなじみのクレイグ・ロビンソンのオフィシャルインタビュー映像が到着したのでご紹介しよう。
監督がピエロに扮装!?ニューオーリンズで食べまくり?
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、サイケデリックな音楽が鳴り響く刺激と快楽の街ニューオーリンズを舞台に、不思議な能力を持ったミステリアスな少女〈モナ・リザ〉の逃走劇が描かれる新感覚ムービー。メガホンを取ったのは新鋭監督アナ・リリ・アミリプール。イランを舞台にペルシャ語で撮影されたヴァンパイア映画『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』をはじめ、キアヌ・リーヴスやジム・キャリーも出演した『マッドタウン』、短編映画集『Homemade/ホームメード』などを手掛け、ドラマ界でも『トワイライト・ゾーン』や『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』を担当しており、「次世代のタランティーノ」との呼び声が高い監督だ。
本作で謎の少女〈モナ・リザ〉を追う警官・ハロルド巡査役を演じたのは、米NBCで9シーズンにわたって放送されたコメディドラマ『ジ・オフィス』のダリル役で知られるクレイグだ。アメリカ・イリノイ州出身のコメディ俳優で、シカゴの公立学校で教師をしていたこともあるというクレイグは、同じくコメディ俳優として知られるセス・ローゲンと『スモーキング・ハイ』や『ソーセージ・パーティー』で共演。近年では『シュレック フォーエバー』『バッドガイズ』といったアニメ作品で声優としても活躍。2022年からは、アメリカのコメディドラマ『Killing It(原題)』で主演・製作総指揮も務めている。
今回到着したインタビュー映像でまず、新鋭アミリプール監督との仕事について語ったクレイグ。「彼女ほど熱心な監督は初めてだ」と賛辞を贈りつつ、「僕が知る限りでは最も風変わりな監督でもあるね。ピエロのメイクをしてメガホンを取ったこともあったんだ。驚かされることが多いけれど、必ず情熱を傾けてくれる、最高にクールな映画監督だよ!」と楽しそうに裏話を明かした。本作の最も重要な“登場人物”とも言えるニューオーリンズの街については、「音楽も食事も充実していて素晴らしい街だった。改めて大好きになったね。食欲を抑えられたのは最初の数週間だけだったよ」とジョークを交えつつ、ネオンカラー輝く独特な舞台について語った。
そして本作のアピールポイントを聞かれると、「とにかくワクワクする作品」とニッコリ。「ケイト・ハドソンなど共演者の演技も素晴らしい。チョン・ジョンソは初のアメリカ映画への出演だったけれど見事な演技を見せていたし、エド・スクラインもいて、キャスト陣が豪華だった。誰もが楽しみ、全力で監督が舵を取る方向へと船を進めたんだ」と共演者たちとともに作り上げた作品への熱い想いにあふれたコメントで締めくくっている。
クレイグが話すように、アカデミー賞ノミネート歴もあるケイト・ハドソン(『あの頃ペニー・レインと』)、チョン・ジョンソ(『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』)、エド・スクライン(『トランスポーター イグニション』)、エヴァン・ウィッテン(『スター・ウォーズ:アソーカ』)ら豪華な顔ぶれが揃い、独特の世界観にあふれたポップでダークなおとぎ話『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』(配給:キノフィルムズ)は、11月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国公開!(海外ドラマNAVI)
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Photo:『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』© Institution of Production, LLC