現在、ハリウッドでトップの座を揺るぎないものにした俳優たちのなかには、すっかり忘れ去られてしまった番組に出演していたスターもいる。そんなスターたちを米Screen Rantが特集しているので、その中から7人を紹介する。
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不祥事で人気ドラマから“キャンセル”されたドラマスター5人
ここ近年のハリウッドでは、性的暴行など犯罪の嫌疑のかかった俳 …
ライアン・ゴズリング:『Breaker High(原題)』
『Breaker High』は1997年から1シーズンのみ放送され、クルーズ船で教育を受けるティーンエイジャーの騒動を描いたカナダの青春コメディドラマ。
本シリーズにはカナダ出身で、『きみに読む物語』や『ラ・ラ・ランド』、『ブレードランナー 2049』などに主演して大スターになったライアン・ゴズリングが出演。ブロンドヘアで初々しいライアンは、クラスで道化的な役割を担うショーン・ハンロンで出演した。
ブリー・ラーソン&カット・デニングス:『Raising Dad(原題)』
『Raising Dad』は2001年に放送開始となり、1シーズンで終わった短命シットコム。妻を亡くしてシングルファーザーになったマットが、ティーンエイジャーの娘サラとエミリーを男手一つで育てながら、娘たちの通う学校で教師として働くというストーリー。
まるで『フルハウス』を彷彿とさせる番組でマット役を演じたのは、奇しくも同作で故ボブ・サゲット。サラ役で、『NYボンビー・ガール』や『ドールフェイス』などに主演したカット・デニングス、エミリー役で、マーベル映画『キャプテン・マーベル』に主演し、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが出演。今をときめくスターが姉妹役を演じた貴重な番組となった。
ライアン・レイノルズ:『ふたりの男とひとりの女』
『ふたりの男とひとりの女』は、1998年から4シーズンにわたって放送されたシットコム。大学時代からのルームメイトで大親友のバーグとピート、そして彼らの階上に住んでいる元気な女の子シャロンという一人前の大人になりきれない仲良し三人組の人生/恋愛/友情観などをテーマに、ユーモアを織り交ぜてテンポ良く送っていく30分シリーズ。この番組は日本でもリリースされているが、ご存じの方は少ないのでは…?
あまり人々の記憶に残っていないと思われる番組の主役の一人として、『デッドプール』シリーズや『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』、『レッド・ノーティス』など数多くの大作映画で活躍するライアン・レイノルズが出演。その他に、人気ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』や、『ザ・ルーキー』の主演で知られるネイサン・フィリオンも出演している。
アン・ハサウェイ&ジェシー・アイゼンバーグ:『ゲット・リアル』
1999年に放送スタートした『ゲット・リアル』は、中年の危機に直面した両親と多感な10代を送る子どもたちが繰り広げる、機能不全なグリーン家の騒動を描くシリーズ。
特に際立った点がなく、あえなくシーズン1でキャンセルとなったが、今振り返れば、『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイ、『ソーシャル・ネットワーク』に主演し、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などのDC映画でレックス・ルーサー役を演じたジェシー・アイゼンバーグが姉弟役で出演している記念すべき番組となった。
ジェニファー・アニストン:『Molloy (原題)』
大人気シットコム『フレンズ』のレイチェル役で大ブレイクする前、ジェニファー・アニストンが出演した短命ドラマが『Molloy(原題)』だ。1990年に放送スタートして1シーズンで打ち切られたシリーズは、母親を亡くした11歳の少女モロイ・マーティンが、父親と継母、義理の兄姉と暮らすためにニューヨークからロサンゼルスへ引っ越し、大きな変化に対応していく姿が描かれる。
ジェニファーは、モロイの義理の姉コートニー役で出演。この番組は、モロイ役を演じたメイム・ビアリクが主演する別のコメディドラマ『ブロッサム』と同時期に放送され、『ブロッサム』がヒットしたため、『Molloy』は早々にキャンセルとなった。
(海外ドラマNAVI)