『NCIS』ショーン・マーレイ、実娘との共演シーンで動揺した理由とは?

米CBSの人気ロングラン犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のティモシー・マクギー役でお馴染みのショーン・マーレイが、シーズン19で実娘と共演して少し動揺したと振り返っている。

娘がゲスト出演で俳優デビュー!

ショーンの娘であるケイ・ライアン・マーフィーは、シーズン19第19話「ヤングアダルト」にゲスト出演。このエピソードでは、海軍住宅地区で起きた不法侵入事件を捜査するチームが、ハッカーの少女ティーガンに話を聞く展開となり、マクギーはティーガンに自分の過去を重ねつつ、彼女と事件の関連性を探っていく。ケイは、ティーガン役を演じて俳優デビューを果たした。

Entertainment Weeklyのインタビューに応じたショーンが、娘との共演は「あらゆるレベルですごくクールだった」と表現しながらも、少し動揺してしまったと続けている。「番組で最初に撮影したのは、僕の娘の写真を対策ルームのプラズマスクリーンに映して、彼女が容疑者の可能性があると話し合うシーンでした。そのシーンの撮影が始まって、娘の写真がプラズマスクリーンに映し出された途端、僕の頭はパニックというより、どうしたらいいのか分からなくなったのを覚えているよ。自分がどれだけ仕事と家庭を切り離して考えていたか、自分で分かっていなかったんだと思う。だから突然、家庭のことが仕事になって、娘の写真を見ただけで動揺してしまったんだ」

完全にプロだった

またショーンは、撮影前に心配していたことについても明かしている。「僕が心配していたことの一つは、撮影セットで人々が起こす混乱で、みんなが歩み寄って指示を出すから。たくさんのことでね。だから僕は“娘が状況に圧倒されませんように”と思っていたんだが、ケイは見事に対応して完全にプロだったよ。“僕も娘と同じぐらい落ち着けたらいいのに”と思ったぐらいだからね。本当に上手く対処していたから誇らしいし、涙が込み上げてしまいそうだよ

パパの心配をよそに、俳優として堂々とスクリーンデビューを飾ったケイ。さらにショーンは、「娘と僕が一緒に大好きなことをしている姿をフィルムやデジタルビデオにして、スクリーン上に残すことができる。だから、それが無くなることはないし、そのことに感謝しているよ」とも述べていた。将来的に、二人が再共演を果たす機会に期待しよう。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン20は、米CBSにて毎週月曜に放送中。日本ではHuluにてシーズン1~19が配信中。(海外ドラマNAVI)

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