マーベル初の女性ヒーロー単独主役である『キャプテン・マーベル』の主人公は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー。彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクション・エンターテイメントが幕を開ける!
記憶を失った主人公、迫りくる正体不明の敵、知らぬ間に手に入れた強大な力―――といえば、大ヒットを記録した『ジェイソン・ボーン』シリーズを彷彿とさせる。主人公ボーンは、記憶を失った最強の男。嵐の地中海から漁船に救出され、一切記憶がないことに気づいた彼はある日、スイスの銀行で自分の写真が貼られた複数のパスポートと各国の紙幣、1丁の拳銃を発見する。自分は何者なのか、何のためにいくつものパスポートを持っていたのか混乱するが、さらに追い打ちをかけるように謎の暗殺者に命を狙われることになる。最初は恐怖心を抱いていたが、常人を超越した戦闘能力を武器に、"自分の正体"を突き止めようとするボーン。言葉を失ってしまうほどの衝撃的な結末には、日本中が熱狂の渦に包み込まれた。
本作もまたサスペンスフルな物語が繰り広げられる。キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は、自分が誰なのか分からないという孤独感、過去にどれほどまでに衝撃的な秘密があるのだろうという不安、自由自在に姿を変えることのできる敵が襲ってくることから、隣にいる者が敵かもしれないといウ恐怖心と戦いながら、"本当の自分"を見出していく。先日公開された日本版のポスターには、戦闘機を操縦する姿やUSAと書かれたTシャツを着た姿など、物語の鍵となる失われた記憶を思わせる彼女の姿があり、クリー帝国のエリート・ソルジャーとして生きているキャプテン・マーベルだが、彼女の過去は地球と関連があるのか...?とも思わせるようなデザインが描かれていた。
また本作はアベンジャーズ誕生前の90年代を舞台にしていることから、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に繋がる物語も気になるところ。ボーンシリーズと共通する部分がありながらも、はるかにその世界を超越したMCUという大きなスケールの中で描かれることからボーンシリーズ以上の衝撃を生むことだろう。観客の予想を見事に裏切る!? 驚愕の展開はぜひ劇場で。
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©Marvel Studios 2019