J.J.エイブラムス製作の最新作映画『オークストリートの異変』が8月14日(金)より日米同時公開される。本作の公開を記念し、7月29日(水)にパシフィコ横浜「ヨコハマ恐竜展2026」内にてイベントを開催。会場には日本語吹替を担当した森川智之と、ハリウッド映画吹替初挑戦となるとにかく明るい安村が登壇。巨大ティラノサウルスの前で、作品への思いやアフレコ裏話をたっぷりと語った熱気あふれるイベントの模様をレポートする。
大迫力のティラノサウルスの前で恐竜トーク
イベントは、恐竜展内に展示された大迫力のティラノサウルス親子の前で進行。恐竜の思い出について聞かれた森川は、「僕は年代的に、今日のような素晴らしい恐竜展というよりかは、家に恐竜図鑑があったんですよ。子どもの頃、その図鑑を見ながら『この恐竜は家の屋根ぐらいの大きさなんだろうな』とか妄想して楽しんでいました。実際にこうやって実物大で、表情もあって動いている恐竜を見られるというのは、だいぶ幸せだなと思います」と笑顔を見せた。
一方の安村は、「僕はテレビ番組で恐竜の歌を作ったことがありますね。恐竜が大好きな小学生みたいなキャラクターで、『プテラノドン』しか言えないっていう歌を作った思い出があります(笑)。子どもの頃は野球しかやっていなくて、恐竜を見に行った思い出はあまりないです」と振り返った。

ネタバレ厳禁! 一味も二味も違う恐竜映画の魅力
極秘プロジェクトのため詳細なストーリーが明かされていない本作。ネタバレしない範囲での見どころを聞かれると、森川は「ポスターに写っている通り、僕が長年吹替を担当しているユアン(・マクレガー)がですね、今回は光っている剣じゃなくて、木製バットで戦います(笑)。今回は本当に普通のお父さんなんですよ。だから、日常のなかに急に恐竜が現れた時、不思議な力もないお父さんが家族を守るためにどうするのかというのが、一つの注目ポイントなのかなと思っています」とアピール。

安村は、「本当に中身が言えないから、もう『ぐわっ! 』て感じですよね(笑)。ただ、今までの恐竜映画とは一味も二味も違うんです。うわーってきて、もうガーってやってくるんですよ! ぜひ見ていただきたいですね」と独特の表現で興奮を伝えた。

今回、“とにかく口うるさい隣人”メルの吹替を務めた安村について、森川は「安村さんの吹替は本当に素晴らしかったです。声優冥利に尽きるのって、演じている我々の顔が出てこなくて、観ている人たちが作品に没入できることなんです。最初こそ、安村さんがこんな重要な役をやられていて不安になった部分もあったんですが、いつの間にか全くそんなことを忘れるくらい素晴らしかったです」と大絶賛した。
まさかのパンツ一丁でアフレコ!? “異変”エピソード
タイトルの「異変」にかけて、最近起きた異変について聞かれると、森川は「私は声優プロダクションや養成所もやっていて、一応こう見えても社長なんです。会社をやっていると、日々細かい異変がたくさんあるんですよ(笑)。スタッフや所属の声優たちとともに力を合わせて乗り切っています。今の時代、人間関係もさまざまありますからね」と社長ならではの苦労を吐露。
一方の安村は、「僕はアフレコの時に、極秘の映画だからと身ぐるみ剥がされたんですよ。服を脱いでくださいと言われて(笑)。だからそれが吹替界の正装なんだろうなと思って、今日もこの正装(パンツ一丁)でやってきました。これが俺の正装だ! 」と胸を張り、会場を笑わせた。すると、森川が「アフレコスタジオは衣擦れなどのノイズがNGなので、監督が『とりあえず裸になった方がいい』と思ったのかもしれないですね」とフォローした。

さらに、今後の声優活動に意欲を見せる安村に対し、森川から「メルは口うるさい役でしたけど、安村さんは低音の響く良い声が出ているので、寡黙でかっこいい役を目指してもいいんじゃないかな」とアドバイスが送られると、安村も「嬉しいですね。とにかく二枚目の安村もやってみたいです」と目を輝かせた。
巨大ティラノサウルスに生アフレコ! 歌舞伎調の熱演も
イベント後半では、後ろで動いているティラノサウルスの親子に合わせて、二人が生アフレコに挑戦することに。森川が親ティラノサウルス、安村が子どもティラノサウルスを担当し、全く打ち合わせなしの完全なアドリブでスタート。急に歌舞伎調で見得を切るというまさかの展開に発展。森川は見事なコンビネーションで応戦し、一夜限りのプレミアムな掛け合いで会場を大いに盛り上げた。

さらに、MCからの提案で安村が映画にかけた恐竜版の「穿いてますよ」ポーズ(恐竜の全裸ポーズ)を伝授する一幕も。「元々恐竜は全裸ですけど」とお腹を突き出した謎のポーズを披露。森川にポーズを伝授し、最後は森川の「カモン!」の掛け声でいつものBGMが流れ、二人そろって、恐竜の全裸ポーズをキメて見せた。

そして、公開を楽しみにしているファンに向けてメッセージが贈られた。
安村は「皆さん、本当にとにかく楽しい映画になっていますので、ぜひ劇場でご覧ください。安心してください。面白いですよ! 」と笑顔でアピール。
森川は「この作品は恐竜とのサバイバルというところがメインではあるんですけれども、家族との絆を描いていたり、隣人のメルさんとの関係があったりと、ヒューマンドラマの一面も素晴らしく描かれています。そういった面も含めて、ぜひこの夏、大きなスクリーンで吹替版を楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。安心してください。楽しいですよ! (笑)」と安村のネタを被せて締めくくった。
映画『オークストリートの異変』は8月14日(金)より日米同時公開。(海外ドラマNAVI)


