2019年11月アーカイブ

米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』に主演するメリッサ・ブノワが、突如としてSNSで家庭内暴力を受けていたという衝撃の告白をした。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

自身のInstagramに14分間にわたる動画を投稿したメリッサは、その人物が誰であるか名前は明かさなかったが、過去にパートナーの関係にあった年下の男性から暴力されたという。

そのパートナーは嫉妬深く、メリッサのスマホなどをチェックして心理的に操り、彼女が身に着けるファッションを批判したり、他の男性と話をしてほしくないなどと告げ、その恋愛関係が次第に仕事に影響し始めたという。撮影でキスシーンやラブシーンを演じてほしくないと言われ、彼を傷つけたくないばかりにメリッサはオーディションや仕事の依頼を断り、友だちとも付き合えなくなってしまったそう。

最初はパートナーの嫉妬や束縛、心理的な操作だけだったが、一度顔に飲み物を投げつけられてから暴力がエスカレートし始め、激しく殴られたり髪をつかまれて地面を引きずり回されたり、首を絞められらたこともあったと明かす。

長い間、メリッサは家庭内暴力を経験していることを明かせずにいたが、顔を殴られて眼球の虹彩が傷つき鼻を折られて緊急救命室に運び込まれたことを機に、パートナーから去る決心がついたと述べた。

メリッサの衝撃の告白を知った『SUPERGIRL』の製作総指揮グレッグ・バーランティとサラ・シェクターもショックを受けた模様で、メリッサにサポートを申し出ていた。シェクターは、「メリッサ・ブノワは、私生活でも仕事でもヒーローです。彼女は並外れた女性で、彼女のそばにいられることを誇りに思っています。メリッサの勇気と強さを称え、彼女の素晴らしく正直な行動が、他の人々が声を上げて安全と支援を求める励ましになることを願い、私たちもサポートに加わりたいと思います」とツイートした。

壮絶な体験をしたメリッサだが、今年9月には『SUPERGIRL』の共演者でモン=エルを演じるクリス・ウッドと結婚し、幸せいっぱいの様子。これからもメリッサが、公私ともに安全で幸せな毎日を送れることを願いたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:メリッサ・ブノワ (c)NYKC

今年、続編となる映画版『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』も製作されたTVドラマ史に残る大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』。実はブライアン・クランストン演じるウォルター・ホワイト役には、他にも候補がいたようだ。米Screenrantが報じている。

今でこそブライアン以外の演じるウォルターは想像できない気もするが、クリエイターのヴィンス・ギリガンがドラマを製作し始めた当初、放送局である米AMCは『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカーの夫で、『ウォー・ゲーム』や『プロデューサーズ』などで知られるマシュー・ブロデリックにオファーをしていたという。マシューはこの役を断る。

さらに俳優一家に育ち、『ポイント・ブランク』『セル』など映画をメインに活躍するジョン・キューザックもウォルター役をオファーされたと言われている。だが、ジョンは以前ソーシャルメディアで「このオファーを断ってはいない」と述べており、こちらはマシューとは異なり候補として名前が挙がっていただけのようだ。

ギリガンとブライアンは、超常現象を題材にした大ヒットSFドラマ『X‐ファイル』からの仲だった。ギリガンが脚本を手がけた、同シリーズのシーズン6第2話「迷走」でゲスト出演したブライアンに、ギリガンは才能に惹かれていた。だが、AMCはブライアンが人気を博した長寿コメディ『マルコム in the Middle』の父親ハル役が印象的で、キャスティングを却下していた。しかしギリガンが推薦するブライアンの出演したエピソードを見て、考えを改めたという。ギリガンにとっては最初からブライアンがウォルターの候補であり、彼の主張が通っていなかったら、今頃は別の『ブレイキング・バッド』ができていたかもしれない。

ブライアンあってこその『ブレイキング・バッド』。ドラマと、映画版『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は、Netflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブレイキング・バッド』(c)Frank Ockenfels 3/AMC

歴史上有名なヘンリー8世の6人の妻たち。その本当の姿とは―。英BBCが贈るドキュメンタリーとドラマが融合した新感覚ヒストリー『ヘンリー8世と6人の妻たち』が、スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。

歴史的文書に記されており、すべて真実の物語。ヘンリー8世の妻として生き抜こうとした捨てられた妻、愛人、耐える女性、器量が悪い女性、尻軽な女性、献身的な良妻―、愛、喪失、そして裏切りが入り乱れる王室を妻たちの視点から描く本作。

時は、16世紀(1510年)。恋愛結婚したヘンリー8世と1人目の妻キャサリンは"前進あるのみ"の夫婦で、結婚における彼らの使命は王朝を永続させることだった。ヘンリーはテューダー朝第2代の王であり、父から継いだ国はまだ若く不安定だったことから、正統な後継者を残し、国の平和を築かなければならないという重圧が彼と王妃キャサリンにのしかかっていた。しかし、1人目、2人目と子を亡くし、夫婦は失意の底に。キャサリンは子を産めないという噂が宮殿に流れ、王妃にふさわしくないと思う者が現れ始めるのだった。

一方で、ヘンリーの治世では何度も戦争があり、遠征に行くことも多く、不在中はキャサリンに国を切り盛りさせていた。賢い彼女は国民にも人気がある王妃であったが、女の子しか産めず後継ぎには恵まれなかったため、耐えかねたヘンリーはついに他の女性に手を出す。人生を王室に捧げたキャサリンは、王妃の座を維持するためにヘンリーと闘うことを決意するのだった...。

本作は、単なる歴史番組でもドラマでもなく、ドラマとドキュメンタリーが融合した新しいスタイル。プレゼンターを務めるルーシー・ウォースリーは、オックスフォード大学の古代史、現代史の学士号を取得し、歴史家・作家。「ヘンリー8世が最初の妻と離婚したのは、王妃がしつこく彼を苛々させたからだと思っている人もいるかもしれないが、この番組を観て驚くだろう」と語る。

また、これまで撮影することができなかったヘンリー8世と妻たちの手紙が本作で公開されている。

ヘンリー8世の青年期をスコット・アーサー(『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』)が演じ、老年期をリチャード・ライディングス(『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』)が扮する。そして王室を妻たち、最初の王妃キャサリン役にパオラ・ボンテンピ(『リムジン LIMOUSINE』)、愛人アン・ブーリン役にクレア・クーパー(『ナイトフォール -悲運の騎士団-』)、3番目の"耐える妻"ジェーン・シーモア役のエリー・コンドロン(『ラブ、デス&ロボット』)、4番目の妻アン・オブ・クレーヴズ役のレベッカ・ダイソン=スミス(『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』)、5番目の妻キャサリン・ハワード役のローレン・マックイーン(『Hollyoaks(原題)』)、最後の妻で献身的な良妻キャサリン・パー役でアリス・パッテン(『ダウントン・アビー』)が出演する。

これまでの定説とは異なり、妻たちの視点から捉えた『ヘンリー8世と6人の妻たち』は、2020年1月12日(日)25:00よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ヘンリー8世と6人の妻たち』(c) Wall To Wall South Ltd MMXVII

人気犯罪捜査ドラマ『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』にシーズン2からマーティ・ディークス役でレギュラー出演しているエリック・クリスチャン・オルセンが、米NBCでビデオレンタル店を舞台にしたコメディドラマを製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

エリックが携わる『The Last Video Store(原題)』は、米レンタルビデオ・チェーン店「Blockbuster Video」の最後の店舗について報じられたニュースからアイデアを得て、企画が進行しているドラマシリーズ。

主人公は故郷に戻り、かつて大型レンタルビデオ・チェーン店だった最後の店舗を、疎遠になっていた元親友と経営することになったカルヴィン。彼が従業員たちと一緒に、映画への愛と知識を通して、自分たちの青春と過去と再び接点を見つけて人生を送ろうとする姿が描かれる。

エリックは、マイケル・ディリバーティ(『ピザボーイ 史上最凶のご注文』)、ブライアン・ハス(『Embeds(原題)』)、ケイト・シューマカー(『Woke(原題)』)、ジョン・ウィル(『ダメ男がモテる本当の理由』)と製作総指揮を務め、ディリバーティは脚本も兼任する。

俳優としてだけでなくプロデューサー業にも力を入れているエリックは、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のトニー役で知られるマイケル・ウェザリーと、米CBSで米国大統領夫人を描く『First Lady(原題)』を製作。さらに、実在のアフリカ系コミック・アーティストが経験した、自己発見の旅を描く米Huluの新作ドラマ『Woke(原題)』もプロデュース。また、最近はエリックが手掛ける犯罪ドラマ『Cascadia(原題)』がCBSに買い取られていた。

プロデューサーとしても活躍するエリックがディークス捜査官役で出演する『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』シーズン11は、CBSにて毎週日曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:エリック・クリスチャン・オルセン『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』
(c) 2018 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.

イギリスで驚異的な視聴率を獲得し、英国アカデミー賞で3つの賞に輝いた大ヒットクライムサスペンス『ブロードチャーチ ~殺意の町~』のデヴィッド・テナントが、英ITVの新作ドラマ『Des(原題)』で実在した連続殺人鬼を演じることが分かった。米Varietyが報じている。

『Des』でデヴィッドが演じるのは、1970年代後半から1980年代前半にかけてロンドンで少年や若い男性たち十数人を殺害し、"Des(デス)"と呼ばれたスコットランド人の連続殺人鬼デニス・ニルセン。


ニルセンは、自宅のアパートで相手を殺しては、その死体をバラバラにして鍋で煮た後に排水溝に流して始末していた。アパートの排水管が詰まり、その中にあった人間の肉と骨のかけらを警官が調査するまで、彼が連続殺人鬼であることには誰も気づかなかったという。ニルセンは終身刑を科され、2018年に死亡した。ニルセンに取材して書き上げられたブライアン・マスターズによる伝記「Killing for Company(原題)」を下敷きにした今回のドラマ版は全3話のミニシリーズとなり、ニルセンのような殺人鬼と連絡を取るようになった著者の個人的かつライターとしての体験、衝撃的な事件が社会に与えた影響、被害者の遺族たちを描く。

デヴィッドの他には、刑事のピーター・ジェイ役で『グッド・オーメンズ』でデヴィッドと共演したダニエル・メイズ、ニルセンの伝記を執筆したブライアン・マスターズ役に王室ドラマ『ザ・クラウン』のシーズン3でハロルド・ウィルソン首相を演じるジェイソン・ワトキンスがキャスティングされている。最初の2話の脚本を手掛けるのはルーク・ニール。犯罪捜査ドラマ『ブロードチャーチ』でデヴィッドと組んだルイス・アーノルドがメガホンを取る。主演のデヴィッドは、アーノルドやニールとともに製作総指揮にも名を連ねている。

英長寿SFドラマ『ドクター・フー』の10代目ドクターとしても知られるデヴィッド。オムニバス犯罪ドラマ『クリミナル:イギリス編』にも容疑者役でゲスト出演するなど、善人から悪役、コメディからシリアスまでこなす多才な俳優として活躍している。(海外ドラマNAVI)

Photo:(左より)『Des』のデヴィッド・テナントと、デニス・ニルセン

シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員と救命士が命がけで職務に立ち向かう姿を描く人気のレスキューアクションドラマ『シカゴ・ファイア』。本作で、シーズン1からケリー・セブライド役でレギュラーとして活躍するテイラー・キニーが、なんと51分署を去ることになると報じられている。(※本記事は『シカゴ・ファイア』に関するネタばれを含みますのでご注意ください)

米Distractifyによると、米国で11月6日(水)に放送されたシーズン8の第7話「Welcome to Crazytown(原題)」で、ケリーは他の部署に異動することになるという。しかしそのままケリーは去って、テイラーは降板するのかというと、そうでもないようだ。

放送局の米NBCは今年春に、『シカゴ・ファイア』は後3シーズン更新されるだろうと発表した。そしてテイラーの契約は2019年の初めに更新されることになっていたが、破格となった報酬での2年契約更新は時間をかけて交渉中で、まだ締結には至っていないと米Deadlineは報じている。だが、今現在テイラーは他のドラマや映画に出演するという話も出ていないようで、今後も同作に残る可能性が高いと思われると同メディアは述べている。

該当エピソード放送終了後ファンからは、「セブライドがいなくなるなんて、最悪だ」「セブライドが異動なんて最低だよ」「ケリーを転勤させるな!」と抗議の声が。

心配なドラマの行く末を製作総指揮のデレク・ハースが次のように米Cinemablendのインタビューで明かした。

「セブライドは父親と同じく、火災原因を調査する部署(OFI)で、アンディ・アロー(『プロトタイプ・マナ 制御不能』)扮するシーガーとコンビを組むことになる。ちょうど(『X-ファイル』の)モルダーとスカリーのようなイメージで、デスクワークというよりは、セブライドらしく現場での調査を進めて解決に導くんだ」

ケリーが異動するという設定がテイラーの降板によるものかどうかはまだ明らかになっていないが、物語に驚くような展開を持たせるためのストーリー上での設定だと期待はできそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:テイラー・キニーのInstagramより 「シーズン8が明日からオンエアだ」

犯罪捜査ドラマ『MURDER IN THE FIRST/第1級殺人』の主演で知られ、『ビバリーヒルズ青春白書』のキャスリーン・ロバートソンが、1995年公開の映画『ザ・プロデューサー』のドラマ版を製作することが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。

この新作は、1995年にケヴィン・スペイシー(『ハウス・オブ・カード 野望への階段』)主演で公開された映画『ザ・プロデューサー』のドラマ版。クランクインは来年2月の予定で、新配信サービスQuibiで配信される。

キャスリーンは脚本と製作総指揮を手掛け、『HOMELAND』のタッカー・ゲイツが監督を務める。製作総指揮にはキャスリーンの他、クリス・カウルズ(『アウトバーン』)、デイナ・ブルネッティ(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、リズ・デストロ(『最高の親友の見つけ方』)、そして映画版でのプロデューサーだったジェイ・コーエンとスティーヴ・イズラエルも名を連ねる。

映画版では、映画学校を卒業したばかりのガイという男性が主人公。映画会社重役バディの下で働くことになったガイだが、バディはハリウッドでも有名なほどの自分勝手な男で、ガイは日々ひどい目に合わされてしまう。彼の下で働くと成功できるという話を信じて、ガイは厳しい日々を過ごしていくのだが...というストーリー。

だが、キャスリーンが描くこのドラマ版では、女性が主人公。同じくハリウッドを舞台に、人間関係における陰謀や策略、人を操るような人物などに巻き込まれていくが、実は彼女は皆に一泡ふかせることになるという展開という。

本作を製作するライオンズゲイトのトップであるケヴィン・ベッグスは声明を発表。「Quibiチームと友人であるジェフリー・カッツェンバーグ(『シュレック』)と共同でこの作品を製作できることを嬉しく思っております。この作品のような貴重なものを新しい形の物語にして広めていき、Quibiという配信プラットフォームに対し我々がコミットしていることを明らかにするものでもあります」

Quibiとは、アニメ映画『シュレック』シリーズのプロデューサーとして知られるジェフリー・カッツェンバーグが設立した配信サービス。あまりTV番組を見る時間がない人に特化したプラットフォームで、どの番組も一話が7~10分という短さになり、2020年4月にサービス開始予定だ。

Quibiは、このところ次々に新作の製作発表を行っている。『Glee』のダレン・クリス主演『Royalties(原題)』や、大ヒット映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのゲイル・ホーソーン役で知られるリアム・ヘムズワース主演のアクションスリラードラマ、『ゴーストバスターズ』『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイが主演を務めるコメディドラマ『The Now(原題)』他、ドラマだけでなく『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など映画を中心に活躍しているザック・エフロンがサバイバルを繰り広げる番組も発表した。

『ザ・プロデューサー』のドラマ版にキャスリーンが出演するかは現時点では不明だが、新たな情報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:キャスリーン・ロバートソン(c)NYPW/FAMOUS

香港で突然亡くなった妻の隠された生活と過去。事故死かそれとも他殺か? そして、妻は何者なのか? 2018年に英ITVで放送されたサスペンスドラマ『ホワイト・ドラゴン』が、12月AXNミステリーにて日本初放送。

本作は、活気あふれる香港を舞台にした英国サスペンスドラマ。英国の夫と香港の夫がいがみ合いながらも、妻の死の真相に迫る。

主人公は、ロンドンで大学教授として働くジョナ・マーレイ。ある日、ジョナに緊急連絡が入る。香港に滞在している妻のメーガンが自動車事故で死亡したというのだ。急いでロンドンを発つ彼は、これまで一度も香港を訪れたことがなかった。ジョナは、メーガンの身元確認をするため、領事館職員に連れられ警察署へ向かう。だがそこには、すでに身元確認を終えた妻の夫だと名乗る一人の男がたたずんでいた。 

ジョナ役には『時空刑事1973 LIFE ON MARS』『コラテラル 真実の行方』に出演する英国俳優ジョン・シム。香港の夫デヴィッド役に『インファナル・アフェア』『ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官』などアジア映画でその名を馳せるアンソニー・ウォンが扮する。

『ホワイト・ドラゴン』は、AXNミステリーにて12月14日(土)16:00より全8話一挙放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ホワイト・ドラゴン』(c)Two Brothers and all3media international

更新されたシーズン5で幕を閉じることが決定した人気ドラマ『LUCIFER/ルシファー』の製作スタッフが、米NBCでロシアのアクションスリラードラマの米版リメイクとなる『Escape(原題)』を製作することが明らかとなった。

『ルシファー』で製作総指揮を務めるジェイソン・ニンが脚本・プロデュースを手掛ける『Escape』は、ロシアのアクションドラマ『Quest (Квест)』の米版リメイク。サンフランシスコの建物の屋上で目覚めた見ず知らずの6人が、街中に用意された命に関わるゲームを解決できない限り、36時間しか生きられないと告げられる...というストーリー。

オリジナル版は2015年にロシアで2シーズンにわたり放送され、その予告編のオープニングではシリーズについて、「彼らはお前たちを追いかけて心を操り、逃げることはできない」と紹介されている。

ニンと共同で製作総指揮を務めるのは、米NBCの『ゲーム・オブ・サイレンス』で製作を担ったタリク・ジャリル、TV映画『Playing Dead(原題)』でプロデューサーを務めたルーカス・カーターら。現時点ではキャスティングは発表されていない。

これまでにニンは、エキセントリックな神経科学教授ダニエル・ピアース(エリック・マコーマック)がFBIの捜査に協力し、複雑な事件を解決していく『パーセプション 天才教授の推理ノート』でペンを執り、『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』や『新ビバリーヒルズ青春白書』でも脚本を執筆。SFアクションドラマ『エクスパンス -巨獣めざめる-』と『ルシファー』では脚本・プロデューサーを担っている。

新作アクションドラマ『Escape』の出演キャストやその他の詳細が分かり次第、随時続報をお届けしていきたい。ニンが携わるファイナルとなる『LUCIFER/ルシファー』シーズン5は、Netflixにて2020年に配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LUCIFER/ルシファー』 (c)John P. Fleenor/Netflix

米AMCによる大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』。現在進められているユニバース第3弾となる新シリーズのタイトルが決定した。米TV Lineなどが報じている。

『ウォーキング・デッド』と、最初のスピンオフ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』に続く第3弾のタイトルは、『The Walking Dead: World Beyond(原題)』。同シリーズのショーランナーであるスコット・M・ギンプルが自身のInstagramで発表した。

「新たな『ウォーキング・デッド』の世界をお届けするため、数多くの才能豊かな人たちと製作に取り組んでいます」

台本と思われる表紙には、第1話のタイトル「Brave(勇敢な)」と書かれている。

オリジナル版で脚本・製作総指揮を務めているマット・ネグレテがギンプルと共同クリエイターに名を連ねる本作は、少女二人を主人公に、世紀末的な世界で育つ最初の世代に焦点をあてたシリーズ。英雄になる者もいれば、中にはヴィランになる者もいて最後には全登場人物が永遠に変わってしまい、良くも悪くも自身のアイデンティティを築いていくことになるという。

主人公の少女二人には、アレクサ・マンスール(『レジデント 型破りな天才研修医』)と、アリーヤ・ロイヤル(『Major Crimes ~重大犯罪課』)が演じる。また今回新たに、『MAD MENマッドメン』のマリー・カルヴェ役で知られるジュリア・オーモンドが、エリザベスという役で参加していることがわかった。

公開された予告映像では、黒服の軍を引き連れたリーダーであるエリザベスの姿が見られる。そして彼女は、「我々は、この世の最後の光であり、最後の希望なのです」と話している。


その他、ニコ・トルトレッラ(『ザ・フォロイング』)、ニコラス・カントゥ(『LEGO スター・ウォーズ/フリーメーカーの冒険』)、ハル・カムストン(『Bilched(原題)』)、アネット・マヘンドル(『ジ・アメリカンズ』)、ジョー・ホルト(『LAW & ORDER ロー&オーダー』)らの出演が発表されている。

まだまだその人気が衰えることはない『ウォーキング・デッド』ユニバース。全10話となる『The Walking Dead: World Beyond』は2020年春に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『The Walking Dead: World Beyond(原題)』(c)Jojo Whilden/AMC

名探偵シャーロック・ホームズと相棒ジョン・ワトソンが活躍する、アーサー・コナン・ドイルによる名作小説の舞台を19世紀のロンドンから現代に置き換えた英BBCのミステリードラマ『SHERLOCK/シャーロック』。そのシーズン2で死んだはずのキャラクターを演じたキャストが、新シーズンにカムバックする可能性について語っている。英Digital Spyが報じた。(※ここからは、シーズン4までのネタばれを含みますのでご注意ください)

2010年に始まった本作は、主演コンビのベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンがそのヒットで多忙になってスケジュール調整が難しいこともあり、本国イギリスで2017年1月に放送されたシーズン4を最後に新シーズン製作話は出ていない。そんな中、シーズン2のラストで死んだはずのジェームズ・モリアーティを演じたアンドリュー・スコットは、新シーズンが製作されたらカムバックしたいと述べている。

「自分にとってドアが完全に閉ざされることはない。今は閉じられているけど、だからといって将来的にある時点で開かれることがないという意味じゃない。だけど間違いなく、近いうちに起きることではないだろう」と、難しくはあるが可能性はゼロではないと発言。

実際、シーズン2で自らの頭を撃って死んだはずのモリアーティだが、その後もシャーロックの幻覚、生前に仕掛けていたシャーロックへの罠という形でシーズン3&4にも姿を見せている。それと同じように、生き返る以外の形で再登場するかもしれない。それについてはアンドリューも明確な考えがあるわけではないようで、「(どうやって再登場するかは)分からないよ。状況によるね。まず製作者たちのアイデアを聞いてから、僕自身の案も出してみるよ」と答えるにとどまっている。ただ、モリアーティ役でブレイクした彼にとって思い入れの深い作品であることは間違いないようで、「彼は特別なんだ。あの作品をとても誇りに思っているからね。正しいタイミングであれば、もう一度話し合ってみるよ」と前向きに捉えている。

最近のアンドリューは、第71回エミー賞作品賞を受賞した英ドラマ『Fleabag フリーバッグ』のシーズン2で名無しのイケメン牧師を好演して新境地を開拓。NetflixのSFオムニバスドラマ『ブラック・ミラー』のシーズン5や、米HBOの大作ファンタジードラマ『His Dark Materials(原題)』のシーズン2に出演したほか、パトリシア・ハイスミスの人気小説「トム・リプリー」シリーズを元にした米Showtimeの新作サスペンスドラマ『Ripley(原題)』に主演することも決定している。

肝心の『SHERLOCK』シーズン5に関しては、共同クリエイターのマーク・ゲイティスが英Radio Timesのインタビューで「(製作される)可能性はあるが、当面の計画はない」と、ファンにとっては少し残念な発言をしている。現在ゲイティスは『SHERLOCK』の共同クリエイターであるスティーヴン・モファットとともに古典小説「吸血鬼ドラキュラ」のミニシリーズを撮影中で、アンドリューはその新作ドラマを観るのも楽しみにしているそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SHERLOCK/シャーロック』(C) 2012 Hartswood Films

感動のヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』でケヴィンを演じるジャスティン・ハートリーと、米ABCのマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』でシールドのエージェント、ウォードを演じたブレット・ダルトンが、それぞれ離婚することが明らかとなった。米E!Onlineをはじめとする複数メディアが報じている。

ジャスティンは、2017年に女優クリシェル・スタウス(『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』)と結婚したが、11月22日(金)にロサンゼルス裁判所に「和解しがたい相違」を理由に離婚を申請。書類には2019年7月8日に二人が別居を開始したと記されていたとのこと。だが、今年10月に結婚2周年を祝っており、さらに先週は公の場に一緒に姿を見せていた。ジャスティンはクリシェルに対し、弁護士費用の支払いを要求し、彼女への生活費等のサポートは希望しないと伝えられている。

2013年に交際をスタートさせた二人。2018年にはアメリカで公開されたロマンチック・コメディ映画『Another Time(原題)』で夫婦共演していた。クリッシェは5月のインタビューで、「ジャスティンと子どもを持つことを考えているが、いつになるかはわからない」とコメントしている。現時点では、二人から離婚に関するコメントは発表されていない。

そしてブレットも、11月22日(金)に短編映画などで衣装を担当するメリッサ・トルンとの3年間にわたる結婚生活に終止符を打ち、ロサンゼルス裁判所で離婚を申請。こちらの書類には2019年8月1日に別居を開始したと記されているという。

イエール大学の演劇部で出会ったというブレットとメリッサは数年交際した後に婚約を発表し、2015年12月に結婚。2012年には娘のシルヴィアちゃんが誕生し、ブレットは娘の法的および身体的共同親権を要求しており、メリッサに養育費を支払うつもりだと報じられている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジャスティン・ハートリー&クリシェル・スタウス(c)NYKC/FAMOUS
ブレット・ダルトン&メリッサ・トルン(Twitterより)

トランプ大統領に「忠誠」を求められたが従わなかったために2017年5月に解任された第7代目のFBI長官ジェームズ・コミー。彼が2018年に出版した回顧録「より高き忠誠心:真実、嘘とリーダーシップ(原題:A Higher Loyalty)」は、トランプ政権の裏側を描いたものとして初版前から大きな話題になり、出版後はあっという間にベストセラーとなった。そんな話題作のドラマ化が米国で進んでおり、大人気ドラマ『ブレイキング・バッド』とスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』に出演するあの俳優をはじめとする出演キャストが明らかになった。米Deadlineが報じている。

コミーは2013年から2017年までFBI長官を務め、本著書は前回の大統領選で問題となったヒラリー・クリントンの私的電子メールの調査や、トランプ大統領の選挙キャンペーンにロシアが関係していたとの疑惑、トランプ大統領の裏の顔や、いかに大統領に不適格な人物か、そして不当な解雇に至るまでの経緯、ブッシュ元大統領政権時代の拷問に関する方針の改定などについて書かれているという。

こういった問題も本シリーズでは描かれるようだが、ドラマの大部分は次々に官僚を解雇し続けているトランプ大統領に焦点が当てられるとのこと。

社会派ドラマ『ニュースルーム』に主演し、『倒壊する巨塔 - アルカイダと「9.11」への道』などに出演しているジェフ・ダニエルズが実在の元FBI長官コミーを演じ、トランプ大統領に扮するのはブレンダン・グリーソン(『ミスター・メルセデス』)。

そして『ブレイキング・バッド』とスピンオフ版『ベター・コール・ソウル』にマイク・エルマントラウト役で出演するジョナサン・バンクスが、米国国家情報長官だったジェームズ・クラッパーを演じる。麻薬取締局の元代行管理者チャック・ローゼンバーグ役でリチャード・トーマス(『ジ・アメリカンズ』)、オバマ前大統領役にキングズリー・ベン=アディル(『ヴェラ ~信念の女警部~』)、米国司法省とFBIの役人でトランプ大統領に解雇されたジェームス・ライビッキー役で、ショーン・ギャラガー(『ハンニバル』)が出演することも発表された。

その他にホリー・ハンター(『HERE AND NOW~家族のカタチ~』)、マイケル・ケリー(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、T・R・ナイト(『グレイズ・アナトミー』)ピーター・コヨーテ(『サイバー諜報員 ~インテリジェンス~』)、スティーヴン・パスクール(『レスキュー・ミー ~NYの英雄たち』)ジェニファー・イーリー(『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』)、ブライアン・ダーシー・ジェームズ(『SMASH』)らもキャストに名を連ねている。

脚色・監督を務めるのは、Amazon Prime Videoのオリジナルドラマ『ラスト・タイクーン』でクリエイターを務め、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』やウィル・スミスの最新作『ジェミニマン』で脚本を手掛けたビリー・レイ。『スター・トレック』シリーズと『SCORPION/スコーピオン』でタッグを組んだヘザー・ケイデンとアレックス・カーツマンが製作総指揮を担う。

『A Higher Loyalty(仮題)』は米CBSスタジオで製作し全4話のミニシリーズで2020年に放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ドナルド&メラニア・トランプ夫妻 (c) NYKC

大人気シットコム『フレンズ』に、ジェニファー・アニストン演じるレイチェルの妹ジル役でゲスト出演したリース・ウィザースプーンがカムバックの依頼を受けていたのに断り、その理由を明かしていることがわかった。英Disital Spyが報じている。


リースとジェニファーが主演・製作を務めるApple TV+の新作ドラマ『ザ・モーニングショー』のプレスツアーで、リースが『フレンズ』にカムバックしなかった理由は、ライブ・オーディエンスの前で演じたくなかったからだと語っていたという。

そのリースの発言にジェニファーが、「彼女は観客の前で素晴らしかったわよ。怖がっていたから、そのことを忘れたんじゃないかしら」とフォロー。しかし、リースは頑なに「二度とやらないわ。カムバックを頼まれたのを知ってた? 再出演を依頼されたけど私にはできなかった...。すごく怖かったんだもの!」と答えていた。

リースとジェニファーが共演する『ザ・モーニングショー』は、11月2日(土)にサービスが開始したApple TV+の新作ドラマシリーズ。

アレックス・レヴィ(ジェニファー)は朝の人気情報番組の司会を15年務めているが、長年コンビを組んでいたミッチ・ケスラー(スティーヴ・カレル『ジ・オフィス』)がスキャンダルにより解雇される事態が発生。その後、番組を続けるために彼の後任として、ジャーナリストのブラッドリー・ジャクソン(リース)が抜擢される。アレックスはミッチのフォローを続けるが...。朝の情報番組を舞台にニューヨークのメディア界の裏側を描く、政治色が強いドラマだ。

そして『フレンズ』は、2020年5月にサービスが開始する米ワーナーメディアの新配信サービス「HBO Max」にて主要キャストとクリエイター陣が集結することが発表されている。当時の思い出などを語る同窓会的な内容となるようだが、現時点では詳細は明かされていない。(海外ドラマNAVI)

Photo:『フレンズ』(c) Warner Bros. Entertainment, Inc.

『スター・トレック:ディスカバリー』やピカード艦長のその後を描く新作ドラマなど同シリーズを製作している米CBSテレビスタジオが、2020年に独自の『スター・トレック』インターンシッププログラムを開始するため、テレビジョンアカデミー財団とパートナー契約を結んだことが明らかになった。米Deadlineが報じている。

学部生および大学院生向けのこのインターンプログラムは、「スター・トレック コマンドトレーニングプログラム」という。テレビジョンアカデミー財団は毎年「Power of TV(原題)」というセミナーを開催しており、11月4日から6日に行われた今年のこのセミナーでは、「『スター・トレック』包括と多様性の50年」の中でこのプログラムが発表された。

『スター・トレック』では、多様で包括的な未来を提示し、人間関係の楽観的な視点を提供することにより、いわゆるステレオタイプというものにチャレンジしている。このようなアプローチは現在、インターンシップで採用されており、次世代のテレビリーダーに影響を与え、教育するためのものだという。

このプログラムへ応募は、現在18歳以上で対象となる大学・大学院の在学生が可能。すでに募集は開始しており、2020年1月21日が締め切り。合格者は3月末に発表される。

この新しいプログラムは、2020年の夏から始まり、1学期ごとにインターン2名をスター・トレックの製作現場に配属する。そこでは、360度あらゆる視点からプロダクションでの製作の様子が学べるという。選ばれたインターンは、ロサンゼルスを拠点にしたプログラムで脚本家チーム、衣装デザイン、舞台セット製作、アニメーション、およびポストプロダクションに従事することになる。

テレビジョンアカデミー財団は、インターンの申請、審査、および登録を管理し、CBSはメンターとインターンとの調整、プログラムのカリキュラムを提供する。財団はまた、同窓生プログラムを通じインターン生が終了した後もサポートを続けるという。

『スター・トレック:ディスカバリー』や『Star Trek: Picard(原題)』の製作総指揮を務めるアレックス・カーツマンは、「50年以上前に、ジーン・ロッデンベリーがオリジナル版『スター・トレック』シリーズを製作したときは、前例のない方法で多様性と包括性を表現し、それまでのステレオタイプに真っ向から向かっていきました。今回のプログラムは、本作全体にわたるインスピレーションをもたらす視点を広げるためのものです。『スター・トレック』の世界自体が、新たな声や視点を祝福する理想的な場なのです。エンターテイメントでのキャリアを、意味のある方法で提供していきたいと思っておりますし、プログラムがスタートするのが楽しみです」と、発表した。

また、テレビジョンアカデミー財団のマデリン・ディ・ノンノは、次のように語った。「このパートナーシップで、学生が、カメラの前、またカメラが回っていない時の現場を知ることができる素晴らしい機会を提供することができます。財団卒業生の成功は、この教育プログラムの影響を証明するものであり、この新しいプログラムの価値を見出せるものです。このインターンシップの経験で、将来のキャリアが飛躍する学生に、これまで以上の期待を寄せております」

生の現場でインターンが出来るという素晴らしい企画は、こちらのサイトから応募できる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ネメシス/S.T.X』(c)GIG/FAMOUS

2009年に映画化もされたDCの人気コミックを、米HBOがTVシリーズ化したドラマ版『ウォッチメン』。本日開幕を迎えた「東京コミコン2019」にて、2020年1月31日(金)よりスターチャンネルにて独占日本初放送することが発表となり、予告編も解禁となった。予告映像に映るマスク集団の正体とは...?

スーパーヒーローが存在するもうひとつの現代のアメリカを舞台に描かれる本作は、アラン・ムーアによる原作コミックにインスパイア。黒衣を身に纏った女性スーパーヒーローを主人公に、様々なマスクを被ったヒーローや悪役たちが登場し、その苦悩と戦いが描かれる。

主演は、『ビール・ストリートの恋人たち』で2019年アカデミー賞助演女優賞に輝いたレジーナ・キング。共演にも『運命の逆転』で主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ、『愛と青春の旅立ち』で助演男優賞を受賞したルイス・ゴセット・Jr などアカデミー賞受賞経験者が名を連ねる。その他、1980年代の人気刑事ドラマ『マイアミ・バイス』のドン・ジョンソンや『スリーピー・ホロウ』のトム・マイソン、DC映画『アクアマン』出演のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世などが出演している。

製作総指揮には、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や大ヒットドラマ『LOST』で脚本を手掛けたデイモン・リンデロフが務める。2009年にザック・スナイダー監督で映画化された『ウォッチメン』は、核の脅威がテーマだったが、本作では人種問題がテーマとなっており、ただのファンタジー作品ではない。

本日解禁された予告映像では、「消滅したはずの奴らは、冬眠していた」という意味深なセリフから始まる。そして黒いマスクのヒーローらしき女性の姿、黄色いマスクの警察部隊を統べる赤いマスクの大柄な男、そして表情の全く読めない銀色のマスクを被った謎の男など、不気味なBGMの中、気になる登場人物の姿が次々と映し出される。そして「新たな戦いが始まる」というセリフと共に、爆発や銃撃戦などの戦闘シーンが展開される。最後には"ロールシャッハ"のマスクを被った男たちが「チクタクチクタク...」と不気味な様子で時計の秒針を刻む音で幕を閉じる...。『ウォッチメン』の"WATCH"は英語で「監視」と「時計」のダブルミーニングとなっているため、この謎集団の正体とそれぞれのヒーローの動向が気になる映像だ。

ドラマ版『ウォッチメン』(全9話)放送情報

・【STAR2 字幕版】1月31日(金)より 毎週金曜よる11:00 ほか

・【STAR3 二ヵ国語版】2月5日(水)より 毎週水曜よる10:00 ほか

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォッチメン』©2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフとなる『House of the Dragon(原題)』のシリーズ化が先日決定したが、米EWが新作について分かっていることをまとめているので紹介しよう。

『House of the Dragon』とは?

新作スピンオフは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作「氷と炎の歌」シリーズの著者、ジョージ・R・R・マーティンによる2018年に出版された「炎と血」を題材にしている。本著は、『ゲーム・オブ・スローンズ』よりも300年前を舞台にターガリエン一族の歴史を描いた作品で、150年にわたる物語が綴られているが、第1作では同家の歴史の半分しか伝えられていないという。第2作では、ロバートの反乱が起こるまでの一族の物語が描かれる予定だ。

『House of the Dragon』の物語は?

EWの「炎と血」のレビューによると、小説はターガリエン家の曾祖父の叔父エイゴンの到来から始まり、『ゲーム・オブ・スローンズ』の途中に差し掛かった頃の150年後で物語が終わるとのこと。エイゴンと彼の妹であり妻でもあるヴィセンヤとレイニー、ファンタジーの原型となる聖なる三位一体:信頼できる支配者と帝国の戦士、夢見る冒険家などが登場し、ターガリエン家の子孫について綴られているとのこと。

ドラマ版は原作のようになるのか?

もし、原作通りにシリーズが撮影された場合、ターガリエン家のリーダーが台頭しては勢力を失う度に主役が2~3話ごとに変わる可能性があるという。だが、ドラマ版は主に特定の期間と主要キャラクターにフォーカスすると考えられ、EWはドラマ版では "ドラゴンのダンス"や"ターガリエン家の内戦"といった、ターガリエン家の統治において最も劇的な出来事が中心に描かれると耳にしたそうだ。

ターガリエン家の内戦とは?

『ゲーム・オブ・スローンズ』では、スタニス・バランシオンが娘シリーンにターガリエン家の歴史の本を読むシーンが登場している。その場面ではターガリエン家の内戦について、ラエラ・ターガリエンと彼女の異母兄弟エイゴンによる鉄の玉座を巡る戦いの物語だとの説明があった。

ドラマ版はターガリエン家についてしか語られないの?

ターガリエン家だけでなく、その時代に存在していた他の一族についても描かれることは間違ないと見られている。例えばスターク家とラニスター家は、ターガリエン家の内戦にも関与しており、グレイジョイ家とバランシオン家、タイラル家ほかも関わっているという。

ドラマ版の製作チームの顔ぶれは?

本シリーズは、原作者のマーティンとライアン・J・コンダル(『COLONY/コロニー』)がプロデューサーを務め、もともと『ゲーム・オブ・スローンズ』で脚本を務めたブライアン・コグマンが原案を練ったとのこと。『ゲーム・オブ・スローンズ』で監督を務めたミゲル・サポチニクが第1話をはじめとするエピソードでメガホンを取り、コンダルと共同でショーランナーも務める予定だ。

エピソード数は?

シーズン1は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の第一章と同じく10話分が発注されている。

誰が出演するの?

現時点で出演キャストは発表されていないが、オリジナルシリーズの時代設定よりも何百年も前が舞台になるため、『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストは出演しないだろう。しかし、本家に登場したメリサンドルは年齢が何百歳にもなるため、登場する可能性があるかもしれない。

『House of the Dragon』の放送開始日は?

今のところ米HBOでの放送開始日は未定だが、2021年にオンエアされると思っていてよさそうだ。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』 Game of Thrones (c) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

『シャザム!』や『キングスマン』シリーズなど話題の映画に出演するマーク・ストロングを主演に迎え、今年の秋に英SKYで放送されたばかりの最新英国サスペンスドラマ『テンプル駅地下診療所のDr.ミルトン』が日本上陸する。

本作はノルウェーで大ヒットしたドラマをリメイクし、今年9月に放送開始したばかりの最新英国ドラマ。監督はNetflixオリジナル映画『クリスマスに降る雪は』でメガホンを執るルーク・スネリン。社会派映画『BOY A』のマーク・オロウが脚本を手掛ける。

マークが演じる主人公ダニエル・ミルトンは、病院に勤めていた医師だったが、不治の病におかされた妻を救うためには、違法の医療施設が必要となり、テンプル駅の地下に秘密の診療所を作るという提案を元患者のリーから引き受け営むことに。その秘密の診療所ではミルトンの妻だけでなく、普通の病院には行くことができない"わけあり"の患者たちが訪れる。そしてある日、強盗を犯してしまったリーの友人が瀕死の状態で運ばれてくる。

ミルトンの愛妻を救うというメインのストーリーラインに加え、さまざまな"わけあり"患者との展開が描かれる、異色の"アンダーグラウンド"な医療サスペンスである。

ミルトンの相棒となる元患者リー役には『グッド・オーメンズ』のダニエル・メイズ、ミルトンの妻ベス役には『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』のキャサリン・マコーマックが扮する。その他、『ゲーム・オブ・スローンズ』でメリサンドルを演じたカリス・ファン・ハウテンや、Netflixオリジナルドラマ『THE INNOCENTS/イノセンツ』のサム・ヘイゼルダインらが出演する。

『テンプル駅地下診療所のDr.ミルトン』は、12月21日(土)16:00よりAXNミステリーにて全8話一挙放送。また、レギュラー放送を前にAXNミステリーオンデマンドでは12月1日(日)から12月20日(金)まで第1話から第3話を先行配信。(海外ドラマNAVI)

Photo:『テンプル駅地下診療所のDr.ミルトン』 (c)Sky UK Limited

ヒットメイカーのライアン・マーフィー(『Glee/グリー』『アメリカン・ホラー・ストーリー』)が製作総指揮を務め、米国で実際に起きた事件を取り上げる米FXの人気アンソロジーシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』。そのシーズン3では、1990年代後半にビル・クリントン元米大統領とホワイトハウスの元インターンが繰り広げた不倫スキャンダルが描かれるのだが、当の大統領役が決定した。

『Impeachment: American Crime Story(原題)』と題されたシーズン3は、弁護士であり法律ジャーナリストでもあるジェフリー・トゥービンの著書「A Vast Conspiracy: The Real Story of the Sex Scandal That Nearly Brought Down a President(原題)」を元にしている。当時、在職中だったクリントン大統領がホワイトハウスのインターンだったモニカ・ルインスキーと不倫騒動を起こし、モニカが二人の関係を証明する物的証拠を所有していたため、のちに不倫を認めた大統領が弾劾裁判にかけられる事態となった。

この度、クリントンを演じることになったのは、英国俳優のクライヴ・オーウェン(『The Knick/ザ・ニック』『シン・シティ』)。すでに、モニカ役にビーニー・フェルドスタイン(『レディ・バード』『ネイバーズ2』)、同事件で大きな役割を果たすモニカの同僚リンダ・トリップ役にサラ・ポールソン(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、セクシャル・ハラスメントでクリントンを訴えたポーラ・ジョーンズ役にアナリー・アシュフォード(『マスターズ・オブ・セックス』)がキャスティングされている。ヒラリー・クリントン役はまだ決まっていない。

クライヴは、複雑に絡み合う大人の恋愛模様を綴った映画『クローサー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経歴を持つ。最近は、ホラーの帝王ことスティーヴン・キングの長編小説「リーシーの物語」を基にしたApple TV+の新作ドラマ『Lisey's Story(原題)』で、ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』『めぐりあう時間たち』)と共演することが決定していた。

映画・ドラマ界で活躍するクライヴがクリントン元大統領を演じる『アメリカン・クライム・ストーリー』シーズン3は2020年初めに撮影が開始され、同年9月27日より米FXで放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:髪と眉毛の色を合わせれば結構似てる? ビル・クリントン&クライヴ・オーウェン
(C)DaraKushner/Famous
(C)VMJM/FAMOUS

米CBSの大人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』で、レナード・ホフスタッターを演じたジョニー・ガレッキ。本シリーズでブレイクしたジョニーが再びCBSにカムバックし、新作コメディドラマをプロデュースすることが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。

ジョニーが共同製作を手掛ける『Bait and Tackle(原題)』は、ジョージア州ベインブリッジの田舎町で釣り道具店を経営する、風変わりな友だちグループを中心に描かれ、退屈極まりない町に飽き飽きしているのに去ろうとしない登場人物たちの恋愛や人生の目的、幸せが綴られる。昨シーズン、パイロット版の製作が見送られたプロジェクトで、ネットワークに向け見直しされたという。

現時点ではジョニーが出演するのかどうか詳細は不明。脚本を手掛けるのは、『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』で脚本・プロデュースを担ったエイドリアン・ウェナーと、『Undateable(原題)』のマイク・ホバート。カントリー・ミュージック・デュオでフロリダ・ジョージア・ラインのメンバーでジョニーの友人でもあるブライアン・ケリー、俳優のスティーヴン・スネッデン(『ベター・コール・ソウル』)、ジャスティン・ハリウェル(『スパイキッズ:とくべつミッション』)が製作総指揮に名を連ねている。

最近ジョニーはプロデューサー業に力を入れている模様で、CBSの宗教をテーマにしたコメディドラマ『Living Biblically(原題)』や米Science Channelのコメディ番組『SciJinks(原題)』にも携わっている。

俳優としては、『ビッグバン★セオリー』が12シーズンで幕を閉じる前に、打ち切りとなった人気コメディドラマ『Roseanne(原題)』のスピンオフ『The Conners(原題)』に、デヴィッド・ヒーリー役で出演している。

ジョニーがプロデュースする『Bait and Tackle』に出演するキャストやシリーズ化が決定したとのニュースが入り次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ビッグバン★セオリー ~ギークなボクらの恋愛法則』(c) Warner Bros. Entertainment Inc

世界幻想文学大賞やカーネギー賞など数々の賞を受賞し、映画『もののけ姫』では英語吹替の脚本家を担当した英国作家ニール・ゲイマン。テリー・プラチェットと共同執筆した「グッド・オーメンズ」ドラマ版の大ヒットが記憶に新しいが、2017年に『ハンニバル』のクリエイターとして知られるブライアン・フラーがゲイマンの同名小説をバイオレンスかつセンセーショナルにドラマ化したのが『アメリカン・ゴッズ』だ。

刑務所に服役中のシャドウ・ムーンのもとに、愛する妻が亡くなったという衝撃の知らせが届く。葬儀に向かう途中、シャドウはミスター・ウェンズデイと名乗る不思議な男と出会い、彼を守る副官の仕事を依頼される。この男こそが‟古(いにしえ)の神"オーディンで、メディアやテクノロジー等の現代文明から生まれた‟新たな神々"に対抗するため、アメリカの各地で暮らす"古の神々"をシャドウとともにスカウトする旅を始めるのだった――。

プロデューサーに名を連ねるのは、フラーと『ブレードランナー2049』のマイケル・グリーン。米Starzでシーズン1の最初の2話を放送終了後、大反響の中シーズン2への更新が発表された。そして既に2020年にはシーズン3が放送されることも決定している話題作。米レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも94%の高評価を獲得している。

主人公シャドウ・ムーンを演じるのは、『The 100/ハンドレッド』のリッキー・ウィトル、謎の男ミスター・ウェンズデイ(神オーディン)に扮するのは、『デッドウッド ~銃とSEX とワイルドタウン』のイアン・マクシェーン。ほかにもオーランド・ジョーンズ(『CSI:マイアミ』)、ジリアン・アンダーソン(『X-ファイル』)、エミリー・ブラウニング(『レジェンド 狂気の美学 』)、パブロ・シュレイバー(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)ら豪華俳優陣の共演も楽しみだ。

奇想天外なストーリーと独創的で美しい映像で、一度見るとイッキに引き込まれるセンセーショナルなドラマ『アメリカン・ゴッズ』(全8話)は、海外ドラマ専門チャンネルAXNにて、今週末11月23日(土・祝)深夜0:00より日本初放送。(海外ドラマNAVI)

『アメリカン・ゴッズ』© FremantleMedia Ltd 2016. All Rights Reserved.

人気の犯罪捜査ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のスタッフが手掛ける、元売れっ子女優が凄腕私立探偵とタッグを組んで難事件に挑むサスペンスドラマ『TAKE TWO/相棒は名探偵』が、スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。

本作は、婚約破棄にドラマ打ち切りと、どん底の元売れっ子女優が探偵事務所で人生をやり直す、2018年に米ABCで放送された犯罪捜査ドラマ。7シーズンにわたり製作された『キャッスル』で製作総指揮を務めたテリー・エッダ・ミラーとアンドリュー・W・マーロウの夫婦が手掛ける。

主演を務めるのは、『The O.C.』のサマー役や『ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記』のゾーイ役で知られるレイチェルと、『アグリー・ベティ』や『CSI:マイアミ』に出演したエディ・シブリアン。

女優のサマンサ・サム・スウィフト(レイチェル)は俳優の婚約者に恥ずかしいフラれ方をされた上に、長年続けていたドラマまで打ち切られスキャンダルと落ち目のイメージにどん底に...。そんな中、彼女に私立探偵役で映画への出演のチャンスが巡ってくる。なんとかサムの起死回生を望むエージェントはとあるツテからLAで評判の私立探偵であるエディ(エディ)に、役作りのための実地体験をさせるよう依頼する。

セレブの気まぐれに付き合う気はないと冷たくあしらっていたエディ。だがサムは怯むことなく、探偵事務所を訪ねてきた依頼人カールから、娘リネットの捜索依頼を受ける。そして二人は調査を進めるうちに、行方不明だったリネットを発見するが、彼女から語られたものはカールが話していた内容とはまったく異なるものだった...。

主演二人の脇を固めるのは、エディの私立探偵事務所でアシスタントしているベルト役のグザヴィエ・ド・グズマン(『ルーキーブルー ~新米警官奮闘記~』)、ロサンゼルス警察の刑事クリスティン役のアリーヤ・オブライエン(『トゥモローランド』)、サムのゲストハウスに住む優秀なアシスタントであるモニカ役のアリス・リー(『スイッチ ~運命のいたずら~』)、サムの大ファンのコミカルな検視官ミック役のジョーダン・ガヴァリス(『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』)。その他、グレイストン・ホルト(『Bitten -わたしを愛した狼-』)、シーマス・デヴァー(『キャッスル』)らが出演する。

『TAKE TWO/相棒は名探偵』は、2020年1月30日(木)22:00よりスーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『TAKE TWO/相棒は名探偵』(c)ABC Studios

2010年から現在までは、ドラマの世界に大きな変化が訪れた時代だった。米TV Guide誌(以下TG誌)は、カラーTVの登場以降では最も変化に富んだ10年だったと振り返る。登場人物にLGBTQの人々など多様なキャラクターが多く起用されるようになったほか、ストリーミングとスマホの浸透により視聴スタイルも変化した。そんな激動の10年間に登場した作品から、同誌が最も推薦するドラマのトップ10をご紹介しよう。なお、かっこ内はオリジナルの放送媒体での放送または配信年と、現時点での日本での視聴方法を示している。

■10位:『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011年〜2019年)

大陸最高の玉座をめぐり、争いに明け暮れる7つの王国の物語。待望の最終章はやや議論を呼んだものの、それでも近年最も愛されたファンタジー巨編の一つであることに変わりはない。絶妙な含みのある会話、隅々まで凝りに凝った衣装、入念なプロダクションデザインなどをTG誌は長所としてピックアップしている。

9位:『レクティファイ 再生』(2013年〜2016年)

強姦殺人の罪で収監されていた男が、DNA検査の結果無罪を勝ち取る。地元に戻ったものの、周囲の視線はいまだ冷たく...。派手なストーリー展開で魅了する米HBOが生んだ前項と打って変わり、米SundanceTV製作の本作は過酷な現実を静かに突きつける。悲しみを越えて成長するきっかけとなり得るドラマ、とTG誌。

8位:『シッツ・クリーク』(2015年〜)

裕福な暮らしから一転、破産したセレブが、汚水が漏れるモーテルに移り住み、貧しいながらもたくましく人生を再出発する。下品なネタ満載のコメディ作品だが、TG誌はいま最も素晴らしいTVドラマだと猛プッシュ。米CBS傘下のケーブルTVで放送された際は下火だったが、Netflixでの配信をきっかけに人気が爆発した。本国で2020年1月7日(火)にスタートするシーズン6で幕を閉じることが決定している。

7位:『Fleabag フリーバッグ』(2016年〜2019年)

常識外れでプライドが高く、その上性欲は尽きることがない。そんな変わったロンドン女性・フリーバッグが、クセのある友人や家族たちと破滅的な日々を送る。痛みを隠して生意気に振る舞う彼女の表情が見所だとTG誌は紹介している。エミー賞6冠獲得の話題作だ。

6位:『ベター・コール・ソウル』(2015年〜)

『ブレイキング・バッド』に登場する弁護士、ソウル・グッドマンを主人公に据えたスピンオフ。鳴かず飛ばずの三流弁護士だったソウルが、いかにして悪の道を踏み出したかを紐解く。スピンオフ発表時のファンの反応は否定的だったが、放送が始まるとその出来栄えは良い意味で視聴者を裏切った。おそらく本編よりも良い出来、とTG誌。

5位:『アトランタ』(2016年〜)

大学を中退した青年・アーンは、ラッパーとして成功した従兄弟のアシスタントとなり、音楽業界での成功を目論む。しかし資金は尽き、親友とはトラブル続きで、あまつさえ留置所に入れられ...。その日暮らしの男を追ったヒューマン・コメディ。どのエピソードを例に取っても称賛に値する、とTG誌は絶賛している。

4位:『JUSTIFIED 俺の正義』(2010年〜2015年)

独自の正義を貫く、昔気質な保安官のストーリー。故郷に戻った彼は、旧友や元妻などと再開を果たす。しかし、全員が堂々と太陽の下で生きているわけではなく...。銃の腕が光る保安官と弁の立つ相棒による、現代版カウボーイ劇。二人の絆に加え、確かな演技の脇役陣にもTG誌は注目している。

3位:『LEFTOVERS/残された世界』(2014年〜2017年)

『LOST』の製作陣が贈るSFミステリー。世界人口の2%が突然消失し、それから3年後の世界。遺された人々は精神的苦痛を引きずり、そして癒やしを求めるかのように白装束の謎の集団にすがる。とくにシーズン2からは魔法のようなストーリーテリングが続き、物語は予想外の方向へ。ルールを超えて展開するドラマだとTG誌は表現している。

2位:『Veep/ヴィープ』(2012〜2019年/Amazon Prime Video)

ホワイトハウスの舞台裏を面白おかしく描く政治コメディ。副大統領に就任したセリーナだが、大切なプロジェクトの実行というよりは失敗の尻拭いに追われる日々。7シーズン続いた人気作で、政治的風刺メッセージがふんだんに込められている。とくに最終章は近年のアメリカの政局を受けてか、シニカルかつ怒りを感じる、とTG誌。

1位:『ジ・アメリカンズ』(2013年~2018年/Amazon Prime Videoで単話レンタル)

冷戦時代を舞台にしたスパイ・スリラー。ワシントンD.C.に住む1組の平凡な夫婦は、実はソ連・KGBから派遣された工作員だった。盗聴、暗号解読に暗殺計画と、スリリングなミッションが見もの。さらに、クーデター疑惑など大型のストーリーが背後で動き出す。スリルを楽しむ作品であると同時に、家族は秘密を抱えたまま生き続けられるのかという問いをも投げかける、とTG誌はコメント。作品の奥の深さに感嘆している。

以上、TG誌が推薦するここ10年のドラマ・ベスト10をお伝えした。2020年からの新たな10年は、どんなドラマが興奮を届けてくれるだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』 (c) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

ウィスキーとジャズをこよなく愛する若き牧師探偵シドニー・チェンバースが登場する最後のシーズン! 英国ミステリードラマ『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』のシーズン4が、AXNミステリーにて独占日本初放送。

2015年に英ITVで放送スタートした『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』は、シーズン5への更新も決定している人気シリーズ。

これまでジェームズ・ノートン(『McMafia -マクマフィア』)演じる主人公シドニー・チェンバースを中心に物語は展開していた本シリーズだが、今シーズンをもってジェームズは降板。どのようにして村を去るのか―、そして、ロックとボクシングをこよなく愛し、バイクを乗り回す新牧師探偵のウィルという新キャラクターが登場する注目のシーズンだ。

シドニーはアメリカからやってきた黒人牧師トッド牧師の講演会に出席する。しかし人種差別主義者たちの介入により会場はパニックに。混乱の中、牧師の息子チャールズが刺殺される。チャールズは開始前、講演会を中止するよう父に訴えていた。容疑者として拘束されたのは、講演会で立ち上がり妨害を試みた少年。彼は右派に傾倒しており、秘密結社のメンバーでもあった。

一見健康そうだが、実は家族の問題を抱えている新牧師探偵ウィルを演じるのは、ファンタジー・ ロマンスドラマ『アウトランダー』や映画『リヴァプール、最後の恋』に出演する英国俳優トム・ブリトニー。

その他、ジョーディ・キーティング役のロブソン・グリーン(『ストライクバック:ラストミッション』)や、マグワイア夫人役のテッサ・ピーク=ジョーンズ(『埋もれる殺意 ~39年目の真実~』)、アル・ウィーヴァー(『SHERLOCK』)らも引き続き出演する。

『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』シーズン4は、12月7日(土)16:00よりAXNミステリーにて全6話一挙放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』シーズン4 (c)Kudos 2019

11月23日(土・祝)は勤労感謝の日。強い正義感のもと、悪を倒すため日夜奔走している"頑張るオヤジ"たちに「オヤジ、いつもありがとう」の気持ちを込めて、海外ドラマ専門チャンネルAXNが「オヤジ大感謝祭」を開催する。頑張るオヤジたちの活躍が光るエピソード特集や、‟頑張るオヤジ"代表として‟無敵のオヤジ"スティーヴン・セガールが主演する映画4作を放送。ラインナップは以下の通り。

ラインアップ①:AXN"頑張るオヤジ"セレクション

二カ国語版:11月23日(土・祝)10:00am~16:00pm

『CSI:マイアミ』シーズン1 第18話「ネディア―・キーレの正体」
何者かに押収品を強奪され、部下に情報漏洩の疑いがかけられた。CSIマイアミのホレイショ・ケインが正義の鬼となり黒幕を暴きだす。

『CSI:科学捜査班』シーズン1 第10話「死者の悲鳴」
CSIラスベガスのギル・グリッソムは、死体に無数にたかっていたハエを採取し1匹ずつ調査。冷静沈着かつ粘り強く、殺人の立証をする

『HAWAII FIVE-0』シーズン9 第1話「アルクトゥールス号の謎」
特捜チーム‟ファイブ・オー"のスティーヴ・マクギャレットが単独で敵陣に潜入。真相究明のため、体を張った大勝負に出る。

『シカゴP.D.』シーズン1 第14話「私刑」
シカゴ警察21分署特捜班のハンク・ボイトが、己の‟正義"を貫き、仲間を撃った犯人に徹底的制裁を...。

『シカゴ・ファイア』シーズン5 第15話「悪夢の夜」
シカゴ消防局51分署大隊長のウォレス・ボーデンは、火災現場に取り残された女性を救うため、倒壊寸前の建物に突入する。

『刑事コジャック』シーズン2 第15話「ケネディ空港の惨劇」
マンハッタン南分署の刑事テオ・コジャックが、犯人追跡中に銃で撃たれ負傷!痛みを堪え、事件解決を目指して奔走する。

ラインアップ②:"無敵のオヤジ"スティーヴン・セガール主演映画

【吹替版】:11月23日(土・祝)16:00pm~深夜0:00am

・『奪還 DAKKAN-アルカトラズ-』(2002年製作)

ハイテク装備を駆使した究極の要塞刑務所"新アルカトラズ刑務所"に武装集団が侵入し、死刑執行室を占拠!だがその時、不死身と呼ばれる囚人サーシャ(スティーヴン・セガール)がひとり立ち上がる!

・『 沈黙の奪還』(2006年製作)

元CIA 特別捜査官ジャック(スティーヴン・セガール)は、亡き妻の祖国ルーマニアで何者かに娘を拉致されてしまう!その裏には巨大な陰謀の影が...。ジャックは単身、愛娘の奪還を目指す。

・『沈黙の激突』(2006年製作)

ローソン中佐(スティーヴン・セガール)は、人間を"殺人マシン"へと変貌させる新種の薬物と、この薬物を使った恐るべき計画を知る。計画を阻止しようとする彼の前に、超人たちが次々と立ちはだかる。

『沈黙の報復』(2007年製作)

サイモン(スティーヴン・セガール)の一人息子が凶弾に倒れた。息子を殺害した犯人を探し出すため、サイモンはギャングが集まる危険なエリアに一人踏み込むが...。冷血な銃弾が次々と襲いかかる!

ラインアップ③:"無敵のオヤジ"スティーヴン・セガール主演映画

※上記映画4作品

【字幕版】:11月24日(日)10:00am~17:30pm

(海外ドラマNAVI)

Photo:『HAWAII FIVE-0』シーズン9 (c) 2019 CBS Studios Inc./『シカゴ P.D.』(c) 2013 Universal Television LLC. All Rights Reserved. /『刑事コジャック』(c) 1973 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.

先日、『The Long Night(原題)』と仮題が付けられた『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)の前日譚ドラマがキャンセルとなり、その代わりにターガリエン一族の物語を描く『House of the Dragon(原題)』のシリーズ化が発表された。その2作について、『GOT』の原作小説シリーズ「氷と炎の歌」の作者であるジョージ・R・R・マーティンが心境を語っている。

ジェーン・ゴールドマン(『キングスマン』シリーズ)が脚本を手掛け、マーティンが共同クリエイターを務めた『The Long Night』の時代設定は、オリジナルシリーズで描かれた出来事の何千年も前とされていた。英雄たちの黄金時代から暗黒の時代へと下降していく過程を描き、ウェスタロスの歴史に隠された恐ろしい秘密やホワイト・ウォーカーの起源、スターク家の伝説などが明かされるという内容だった。

そのパイロット版についてマーティンは、「言うまでもないが、前日譚がシリーズ化されないと知って悲しくなった。ジェーン・ゴールドマンは素晴らしい脚本家で、彼女と一緒に試行錯誤することは楽しかったよ」とコメント。

さらにマーティンは10月30日付けの自身のブログに、次のように綴っている。「なぜ、HBOが前日譚ドラマをシリーズ化しなかったのか理由はわからないが、『House of the Dragon』とは関係ないと思う。それは影響していないはずだ。テレビ局が複数の『CSI』や『シカゴ』シリーズを抱える余地があるなら、もっと広大で数千年の歴史と膨大な物語や伝説的なキャラクターが存在する、ウェスタロスとエッソスについて描く番組が複数あってもよいのでは...」と、その複雑な胸内を明かしていた。

『House of the Dragon』は『GOT』よりも時代が300年も前にさかのぼり、"ターガリエン一族の終わりと始まり"を描くと紹介され、全10話になるシリーズはマーティン著の「炎と血」を題材にしているという。

オリジナルシリーズで複数話にわたり監督を務めたミゲル・サポチニクがメガホンを執り、サポチニクはライアン・J・コンダル(『COLONY/コロニー』)とショーランナーも担い、マーティンはプロデューサーに名を連ねている。

同時に5本進行していたという『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフドラマで、『The Long Night』は1番最初に発表されたプロジェクトだっただけに残念だ。『House of the Dragon』に出演するキャストなどが発表され次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』 Game of Thrones (c) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

青春ドラマ『THE O.C.』のライアン・アトウッド役でブレイクした後、犯罪ドラマ『サウスランド』で主演を務め、バットマンの前日譚を描く『GOTHAM/ゴッサム』でジェームズ・ゴードン刑事に扮したベン・マッケンジー。彼がブロードウェイデビューすることが明らかになった。米Playbillなどが報じている。

ベンは、12月23日(月)から始まるプレビュー公演の後、10週間限定でヘレン・ヘイズ劇場にて上演される演劇『Grand Horizons(原題)』に出演する。同作を執筆したのは、映画『君はONLY ONE』の脚本を手掛けたほか、『コールドケース』『BONES』といった人気ドラマへのゲスト出演でも知られるベス・ウォール。

50年間連れ添ったビルとナンシーの老夫婦は、お互いのため息、いびき、くしゃみが予測できるほど分かり合った仲。しかし、グランドホライズンの新しい家に移った矢先、突然ナンシーが家を出たいと言い出す。彼らの成人した息子二人は、この衝撃的な出来事への対応に苦しみ、すべてを分かり合えていると思っていた人間に対して疑惑を持たずにはいられなくなる...というストーリーだ。

長年連れ添ってすべてを理解し合っていたはずの人間の永遠の愛を、大胆に、予想外の展開で面白く綴る本作で、ベンは自身と同じ名前(ベン)の役を演じる。ナンシー役は『グッド・ワイフ』のスザンヌ・モリス判事役でおなじみのジェーン・アレクサンダー、ビル役には『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』のアーサー・アーデン役で知られるジェームズ・クロムウェル。そのほかの出演者は、マイケル・ユーリー(『アグリー・ベティ』)、プリシラ・ロベス(『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)、モーリク・パンチョリー(『Weeds ~ママの秘密』)、アシュリー・パーク(『ローグ・ウォリアー 全面戦争』)など。

『Grand Horizons』は2020年1月23日(木)から本公演がスタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ニューヨークの警官たちとパチリなベン・マッケンジー
(C)NYWJ/FAMOUS

全米で2012年から放送が始まり、瞬く間に絶大な支持を集めた大ヒット消防アクション『シカゴ・ファイア』。アメリカ第三の都市シカゴを舞台に活躍する消防士たちの熱きドラマを描き、ここ日本でも話題沸騰中の作品だ。


『シカゴ』シリーズは、第一作の『シカゴ・ファイア』から、シカゴ市警特捜班の活躍を描く『シカゴP.D.』、シカゴ救急外来の医師たちの姿を映し出す『シカゴ・メッド』、それから2017年に放送された『シカゴ』シリーズ第4弾となる法廷ものの『Chicago Justice(原題)』など、3作品のスピンオフを含めた計4作品が製作されてきた。

消防士、警察、医師と、様々な職業に生きる人間たちをリアルに描き出している同シリーズだが、彼らの働く姿を観ていて、ひとつ素朴な疑問が浮かび上がった。

それは、どの職業が一番儲かっているのか?

人命を救うようなやり甲斐のある仕事のため、お金や給料は関係ないのかもしれないが、一視聴者としては、気になって仕方がない。ということで、今回は『シカゴ』シリーズで描かれる3つの職業について注目してみよう。

消防士の場合

シカゴ51分署の消防士たちを描く『シカゴ・ファイア』

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劇中でも描かれている通り、高所での救出活動や消火を担当する「はしご隊」と消防士の中でも特別なトレーニングと講習を受けなければなれない精鋭「レスキュー隊」の2隊に実際も分隊される。ドラマではテイラー・キニー演じるケリー・セブライドが小隊長を務めているレスキュー隊は、実際のシカゴでも僅か4隊しか存在しないほどのエリートたちである。

アメリカ全土にはおよそ3万の消防署が存在し、のべ116万人の消防士たちがいる。常勤は30%、パートやボランティアが70%とされており、そのうち、ガブリエラ・ドーソン(モニカ・レイモンド)のような女性消防士は7.3%にあたる8万5000人いるという。ちなみに日本には約1719の消防署が存在し、職員16万3369人のうち、女性消防士は4475人という数字になっている。

続いて、消防士たちが乗り込む消防車に関してだが、はしご車、レスキュー車、救急車は分署により有無があるため、同じ署内でも車両番号が異なる。『シカゴ・ファイア』の舞台であるシカゴ51分署でも、はしご車は81番、レスキュー車は3番となっている。一方で消火活動に必須なポンプ車はどの分署にも必ずあるため、分署の番号がそのままあてられる。

アメリカの消防士のシフトは約24時間を月10日間とされており、シフト明けの休日は1〜2日あるとされており、マシュー・ケイシー(ジェシー・スペンサー)やクリストファー・ハーマン(デヴィッド・エイゲンバーグ)のように副業で稼いでいる隊員も少なくない。

シカゴ消防署の2017年募集要項によると、1年目の消防士に与えられる給与は年収にして約4万8703ドル〜5万4156ドル(約530万円〜589万円)。ここに副業で稼いだ額もプラスされるということだ。ちなみに日本の消防士の平均年収は718万円となっている。

シフト中には隊員が食事を作ったり、仮眠をとる際には署内のベッド、外出時は基本的に小隊のメンバー全員で消防車に乗って出かける。これらは全て、突然の出動要請がかかった時でも迅速に対応できるように決められた規則があり、原則として最初に現場に到着した隊が指揮を執ることになっている。

日本では、蕎麦屋に消防車で入店したということで大批判されるというニュースが2017年に話題になったが、アメリカの国民は消防士たちの活動に関しては寛容なようだ。

警察官の場合

シカゴ警察21分署の特捜班の活躍を描いた『シカゴP.D.』

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劇中の主な登場人物たちは特捜班に所属する刑事であるが、アメリカの警察官の階級は一つ下の巡査から始まる。ここにはキム・バージェス(マリーナ・スコーシアーティ)やショーン・ローマン(ブライアン・ジェラティ)が分類され、ケビン・アトウォーター(ラロイス・ホーキンズ)も巡査からのスタートであった。

その後、刑事(ここから私服OK)の後にハンク・ボイト(ジェイソン・ベギー)やトルーディ・プラット(エイミー・モートン)などの巡査部長、警部補、警部、分署長を経て、最後に警察本部長という出世街道を歩んでいく。

シカゴ警察(CPD)の2017年募集要項に記載された1年目の年収は4万8078ドル(約530万円)からとされている。

日本の公務員は副業が法律で禁止されているが、アメリカでは自由に行うことができる。消防士同様に警察官にもボディガードなどの副業で稼いでいる者も多く、その理由は銃を自費で購入しなければならない場合なども少なくないため、出費がかさむからなのだとか。

また警察官はパトロール中に食事を済ませることがしばしば。店によっては警官であるという理由から食事を無料にしてくれる店もあり、中には「警察官 無料」という貼り紙がされている店もある。感謝の意味ももちろんあるが、制服警官が立ち寄ることで防犯の役割も果たしているとのことだ。

医師の場合

シカゴ救急外来の医師たちの姿を映し出した『シカゴ・メッド』。

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医療ドラマの金字塔『ER 緊急救命室』でも描かれたアメリカの救命医療医の平均年収は34万5000ドル(約3753万円)。

急な疾病、急性病態に対応しなければならなく、アメリカでは国民皆保険制度が施行されているわけではないため、トリアージ(優先度)を判断して診察に取り掛からなければならない。

ちなみに全米の専門別年収ランキングでいくと、救命医療医は6位にランクインしており、1位は心臓外科医の52万5000ドル(約5928万円)となっている。

医師の平均勤務時間は週51時間とされ、徹底した管理システムにより、決められている。当直は週3回まで、翌日は6時間勤務、週1日は完全休養をとらなければならない。

出入り口で、出入りを完璧に管理され、決められた時間に帰宅していない場合は(例え超過勤務であっても)解雇されてしまうこともあるという。労働過多の日本の医療業界とは異なり、徹底した管理システムが作りあげられているのも、アメリカ医療の特徴である。

また『シカゴ』シリーズにはこの他に看護師や救命士たちも登場するが、看護師の平均年収は6万7932ドル(約739万円)、救命士は2万970ドル(約228万円)とされており、消防士や医師と同等の仕事内容ながら、比較的安めになってしまっている。

アメリカでは消防、救急、警察、全てが共通の911で通報できる。通信指令センターが通信内容から判断し、それぞれに出動要請を下すのだ。そういうことを考えても、『シカゴ』シリーズで各機関が連携して、ひとつの事件を解決しようと描かれているように、実際も手を取り合っていることがうかがえる。

なので、各々に対してそこまでの格差はないのかもしれない。どの仕事にも「人を救う」という使命が共通しており、実際に職に就いている方たちにとっては、給料や労働環境などは、そこまで重要ではなく、やり甲斐こそが最も重要な部分なのかもしれない。

※日本国内の情報は2018年の消防白書/米国内の情報は2017年米国データに基づいています

(海外ドラマNAVI)

Photo:『シカゴ・ファイア』シーズン5
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『シカゴ P.D.』シーズン3
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『シカゴ・メッド』
(c) 2016 Universal Television LLC. All Rights Reserved.

ルーク・ジェニングスによる小説のドラマ化となる英BBCのスパイドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン3に、『ゲーム・オブ・スローンズ』で活躍したあの人が出演することが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。

『キリング・イヴ』は、美しく冷酷な暗殺者ヴィラネル(『女医フォスター』のジョディ・カマー)と優秀な捜査官イヴ(『グレイズ・アナトミー』のサンドラ・オー)とのスリリングな攻防をスタイリッシュかつユーモラスに描き大ヒット中のノンストップサスペンスで、強烈な個性を放つ女性キャラクター二人の共演が話題を呼んでいるシリーズ。

そのシーズン3に出演することになったのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』で7章にわたり、鉄諸島の後継者として育てられた戦士ヤーラ・グレイジョイを演じたジェマ・ウィーランだ。

現時点でジェマが演じる役柄については伏せられているが、同時に『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でイゴール・ カルカロフ役を演じ、時代劇ドラマ『ボルジア 欲望の系譜』にも出演しているプレドラグ・ビエラクが登場することも決定している。

サンドラとジョディの他に、諜報機関MI6所属のキャロリン役フィオナ・シヨウがシーズン3に続投し、スティーヴ・ペンバートン(『ホワイトチャペル 終わりなき殺意』)、ラージ・バジャージ(『クリスマス・プリンス:ロイヤルウェディング』)、ターロック・コンヴェリー(ドラマ版『レ・ミゼラブル』)、カミーユ・コッタン(『エージェント物語』)らが新キャストとして名を連ねているが、演じるキャラクターについては不明だ。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のヤーラ役で注目されたジェマは、青春ダークコメディドラマ『このサイテーな世界の終わり』でユニス・ヌーン巡査役を演じ、米HBOの時代劇ドラマ『ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディ』にも出演。英コメディ番組『Horrible Histories(原題)』ではコミカルな演技を披露し、2020年以降は英新作コメディドラマ『Emma(原題)』をはじめとする4本が待機中だ。

『キリング・イヴ/Killing Eve』はすでにシーズン4まで更新が決定しており、ジェマが出演するシーズン3はBBCにて2020年に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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海外ドラマNAVIでは、編集部がおすすめする新シリーズ(再放送も含む場合もあり)を週ごとにご紹介。人気ドラマから注目の新作まで登場! お見逃しなく!

11月18日(月)から11月24日(日)スタートのおすすめドラマは以下の通り。

11月21日(木)

■21:00~『NCIS:LA 極秘潜入捜査班』シーズン4(スーパー!ドラマTV)
ロサンゼルス支局を舞台に、極秘捜査チームの活躍を描いた犯罪捜査ドラマ。シーズン4は、ケンジーとディークスの気になる恋の行方に注目。また、第3話「秀才」では、カレン役のクリス・オドネル、サム役のLL・クール・J、ケンジー役のダニエラ・ルーア、ディークス役のエリック・クリスチャン・オルセン主要キャスト4人の実の母親が出演。第17話「布石」ではクリスが監督を務める。


11月22日(金)

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■13:00~『アブセンシア~FBIの疑心~』シーズン2(WOWOWプライム)
『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』でケイト・ベケットを演じたスタナ・カティックが主演を務めるクライムサスペンス。シーズン2では、過去の事件を追う一方で、毒ガスを用いたテロ事件が発生し、新たな事件を捜査する。さらに、息子フリンと元夫ニックと普通の生活を取り戻そうと奮闘。


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■16:15~『主任警部モース』HDリマスター版(NHK BSプレミアム)
捜査現場に真っ赤な高級車で駆けつけ、クラシック音楽とクロスワード、そして酒と女性をこよなく愛するロマンスグレーの英国紳士モースと右腕の部下であるルイス刑事が、予測不能な難事件を華麗に解き明かす。


何話まで見たかわからなくなっちゃう、人生で何日何時間を海ドラに費やしているか知りたい!という人は【海外ドラマデータベース】で視聴記録を取ろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:『アブセンシア2~FBIの疑心~』(c) 2019 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved./『主任警部モース』HDリマスター版 (c) ITV Studios Limited 1992

米CWのDCスーパーヒーロードラマの先駆け『ARROW/アロー』がシーズン8をもって終了することはお伝えしたとおりだが、ついにその最終エピソードの撮影も終了したようだ。キャストたちが、それぞれの想いを綴っている。米TV Lineが伝えた。

本作で8年にわたりアローことオリバー・クイーンを演じ、主演を務めたスティーヴン・アメルは自身のTwitterでアローの姿の写真を掲載し、「今夜がマントをまとう最後の日だ」とコメントした。


そして、クリエイターやその他のキャストたちもソーシャルメディアでそれぞれの想いを語った。

■クリエイター:マーク・グッゲンハイム
「この日が来るなんて信じられない。撮影最終日だ。この作品を世に送り込むことを実現してくれたみなさんに感謝したい。我々が成し遂げたことは素晴らしいことだ。8シーズン、170話、TV史上最大のクロスオーバーエピソード、最初から最後まで、素晴らしい旅路だった。この作品に関わってくれた全ての人に感謝したい。心の底から、『ARROW』の終わりを見届けてくれてありがとう。この作品に関われて光栄だった」

■ショーランナー:ベス・シュワルツ
「私は最初の撮影の夜、部屋にミルクセーキを注文して考えました。私はやり遂げたのね、と。そのとき、(ロケ地の)バンクーバーに行くことがその後8年間の日常になるとは思いませんでした。そしてそこで素晴らしい人々に会い、信じられないほどの才能豊かな人たちと出会えたのです」

■デヴィッド・ラムゼイ(ジョン・ディグル/スパルタン役)
Instagramに関係者の写真を掲載し、「撮影の最後の週での写真だ。色んな感情が渦巻いているけど、その多くは家族への思いだ」

■ケイティ・キャシディ(ローレル/ブラックサイレン役)
Instagramにキャストとの写真を載せ、「私の家族! この素晴らしいキャストを異常なくらい愛しているし、尊敬しています。彼らのいない長い夜を想像することはできません。終わりが来るとは信じられません。みんな、色んな意味で私をたくさん刺激してくれました。みんなと共にこの作品の旅路に関われて、とても光栄に思っています。ありがとう。私は心からみんなを愛しています」

■ジュリアナ・ハーカヴィ(ダイナ・ドレイク/ブラックキャナリー役)
シーズン5で初登場したジュリアナはInstagramに当時の写真を掲載し、「約4年前にこの写真を撮りました。ワーナーブラザーズとの電話を切った時、自分の人生が永遠に変わることを知りました。この作品での私の旅が始まったのです。この最終シーズンをお楽しみください。見終わった時に、この物語があなたを感動させ、刺激を与え、あなたをより良い方向に変えてくれることを願っています。『ARROW』のおかげで、私は永遠に変わったのですから」

■コリン・ドネル(トミー・マーリン役)
「今日は『ARROW』の撮影最終日です。オーディションのために何を着たか、どんな部屋だったか、選ばれたことに衝撃を受けたこと、撮影のためのバンクーバーに向かった最初のフライト、ホテルの部屋に最初に向かった時のこと、最初の衣装合わせ、すべてまだ覚えています。8シーズンにもわたって、本作に関われたことを誇りに思います。いつも私は、次から次へと仕事が変わっていくので、一人友だちができればラッキーだと言っていました。ですが、この作品では、たくさんの友人ができたのです」

■コルトン・ヘインズ(ロイ・ハーパー/アーセナル役)
「今日は『ARROW』の撮影最終日です。オーディションのために何を着たか、どんな部屋だったか、選ばれたことに衝撃を受けたこと、撮影のためのバンクーバーに向かった最初のフライト、ホテルの部屋に最初に向かった時のこと、最初の衣装合わせ、すべてまだ覚えています。8シーズンにもわたって、本作に関われたことを誇りに思います。いつも私は、次から次へと仕事が変わっていくので、一人友だちができればラッキーだと言っていました。ですが、この作品では、たくさんの友人ができたのです」

■キャサリン・マクナマラ(ミア・スモーク/ブラックスター役)
「(シーズン7から加入した)熱意にあふれていた私を『ARROW』ファミリーは快く受け入れてくれました。今後どうなろうとも、スターシティを永遠に!」


『ARROW/アロー』ファイナルシーズンはCWにて毎週火曜日に放送中で、2020年1月28日(火)に最終話が放送される予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:スティーヴン・アメルのTwitterより アロー最後の勇姿

『プリティ・ウーマン』『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』などの映画で知られるリチャード・ギアがおよそ30年ぶりにTV界に復帰することで話題となった英BBC製作の政財界スリラー『マザー・ファーザー・サン』がついに日本初上陸する。

政界に絶大な影響力をもつメディア界の大物と、その息子との確執が、やがて大きな事件へと発展していく...。リチャードが演じるのは世界有数のメディア企業を率いるメディア王の大富豪マックス。自分の後継者にしたい息子ケイデンやその母親である元妻キャスリンという‟母親・父親・息子"の関係に悩みつつ、会社を成長させるべく、政界や財界で暗躍するという役どころだ。

陰謀や殺人などスリリングな見せ場を満載する一方、マックスとケイデンは実在の‟メディア王"ルパート・マードックとその後継者の次男ジェームズをモデルにしたという説もあり、企業ドラマとしてもリアリティがたっぷり。製作総指揮は有名デザイナーを襲った事件の裏側に迫るドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』の脚本家トム・ロブ・スミス。

舞台はロンドン。世界的メディア企業‟レポーター・メディア・グループ(RMG)"を率いる米国出身の大富豪マックスは、義父から引き継いだ英国の老舗新聞社"ナショナル・レポーター"を再建したカリスマ経営者。そんなメディア王・マックスは息子ケイデンに編集長を任せ、彼を後継者にしたいと望んでいたが、ケイデンは偉大な父親の重圧に押しつぶされ、コカインに依存していた。また、マックスは英国の政局を陰から操る実力者でもあり、総選挙を控えた現首相と対立候補の野党党首の両方と接触。そんな中、"ナショナル・レポーター"のある記者は、私立探偵が殺された事件に自社の上層部が関与していると疑って...。

息子ケイデン役に、『アガサ・クリスティー 検察側の証人』で青年レナードを演じたビリー・ハウル、マックスの元妻キャスリン役に『ハリー・ポッター』で悪役ルシウス・マルフォイの妻ナルシッサを演じていたヘレン・マックロリーが扮する。その他『女刑事マーチェラ』のシニード・キューザック、『ナイトメア ~血塗られた秘密~』のダニー・サパーニ、『リッパー・ストリート』のジョゼフ・マウルら英国やアイルランド出身の俳優がキャストに名を連ねている。

『マザー・ファーザー・サン』放送情報

WOWOWプライムにて(全8話)一挙放送
[字][二]12月7日(土)&8日(日)午後1:00~[第1話無料放送]

<関連番組>
第1話先行無料放送[字][二]12月1日(日)午後6:00~
<関連特集>
WOWOWシネマにて
『マザー・ファーザー・サン』放送記念!リチャード・ギア特集12月2日(月)から5日(木)午後9:00~

(海外ドラマNAVI)

Photo:『マザー・ファーザー・サン』(c)BBC Studios 2018

(※本記事は、『シカゴ・ファイア』シーズン7&8のネタばれを含むのでご注意を!)

人気ドラマ『シカゴ・ファイア』のシーズン1から6までレギュラーとして出演していたあの人気キャストが、米NBCで放送中のシーズン8にカムバックすることが明らかとなった。キャスト本人がその展開や久しぶりの復帰について明かしている。米TV Lineが報じている。

今回カムバックすることが発表されたのは、シーズン7第1話で降板したガブリエラ・"ギャビー"・ドーソン役のモニカ・レイモンド。シーズン7第1話でギャビーは、彼女が支援しているハリケーンの救援活動のために、夫のマット・ケイシー(ジェシー・スペンサー)にプエルトリコに一緒に移り住むよう頼むが、これをマットが断ったため二人は離婚を申請していた。

モニカは、ミッドシーズンのファイナルにあたるシーズン8第9話にゲスト出演し、ギャビーは救援団体の資金集めのためにシカゴ消防局51分署を訪れ、殉職した消防士オーチス(ユーリ・サルダロフ)の記念碑に哀悼を捧げ、友人や元同僚、そして元夫のマットと再会を果たすという。

米EWのインタビューでモニカは、シリーズへのカムバックとギャビーとマットの再会について次のように語っている。「ファンは、ギャビーとマットの間で飛び交うケミストリーを期待していいわよ。彼らには常に壊れない絆があって、二人の愛は特別だから永遠に生き続けると思うの。だからファンは、そのエピソードを見逃せないわ。きっと、モニカとマットの愛を新しい観点で目にすることになるから」とコメント。また、シリーズへのカムバックは家に帰ってくるような感じで、キャストは自分の家族のような存在だとも語っていた。

シリーズを降板後、モニカは米Starzの麻薬取引を描く新作犯罪ドラマ『Hightown(原題)』で、国立海洋漁業サービスの職員でLGBTQのジャッキー役を演じることが決定している。

モニカがギャビー役でカムバックする『シカゴ・ファイア』シーズン8第9話は、NBCにて11月20日(水)に放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『シカゴ・ファイア』(c) 2016 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved.

大ヒットした犯罪捜査ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』の製作スタッフによって米CBSでデンゼル・ワシントン主演映画『イコライザー』がドラマ化され、ミュージカル映画『シカゴ』でアカデミー賞候補となったあの人が主演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

2014年の映画『イコライザー』は、1985年から4シーズンにわたり放送されてカルト的な人気を博したTVシリーズ『ザ・シークレット・ハンター』を映画化したクライム・アクション映画。ひっそりと身を隠すように暮らしていた元CIAのトップエージェント、ロバート・マッコールが、偶然出会った幼い娼婦の過酷な境遇に心を動かされ、極悪非道なロシアンマフィアに戦いを挑んでいく様が描かれた。2018年にはデンゼルが続投した『イコライザー2』が公開されている。

そのリブートとなるドラマのパイロット版に主演するのは、『シカゴ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたクイーン・ラティファと、主人公が女性に変更されている。『キャッスル』でクリエイターを務めたアンドリュー・W・マーロウと脚本を手掛けたテリー・エッダ・ミラーの夫婦が、脚本・製作総指揮・ショーランナーを担う。クイーンは主演するほか、『ザ・シークレット・ハンター』のクリエイターであるリチャード・リンドハイムらとともに製作総指揮も兼任する。

ラッパーとして数々のヒット曲を発表してきたクイーンは、1990年代前半から女優活動をスタート。1999年にはサイコ・サスペンス映画『ボーン・コレクター』でデンゼルと共演している。2016年から始まった音楽ドラマ『Empire 成功の代償』のスピンオフ『STAR 夢の代償』にカルロッタ・ブラウン役でレギュラー出演していたが、同作は打ち切られることが今年5月に決まっていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』(c)ABC Studios

シーズン5でファイナルを迎える米NBCのアクション・サスペンスドラマ『ブラインドスポット タトゥーの女』の製作スタッフが、1970年代のTVシリーズ『燃えよ!カンフー』のリブート版を手掛けることが明らかとなった。米Deadlineなどが報じている。

以前、米Foxで進められていた1話1時間のこのシリーズは、現在は米CWに放送局を移してプロジェクトが進んでいる。オリジナル版の『燃えよ!カンフー』は、1870年代を舞台にアメリカ人の父と中国人の母を持つケインが主人公の物語。孤児の彼はカンフーのマスターとなるべく修行を続けていたが、ある日、恩師を助けようとして王族のひとりを殺めてしまう。ケインは、追手を逃れて父の祖国であるアメリカに移り、いると思われる異母兄弟を探すため、アメリカ西部を旅しながら様々な試練に立たされていく。

恩師との回想シーンを織り込みつつ、西洋社会の中で孤独に生きるケインと、彼に畏怖を抱きながら接する人々。そんな西洋と東洋の文化や人々の生き様を融合させ、人種差別や異文化との共存をテーマにした本作は、当時としては異色アクション・ドラマだった。

オリジナル版は、1972年に米ABCにて放送がスタートしたのち3シーズン続き、その後1992年に『カンフー/L.A.外伝』、1993年から1997年に『新・燃えよ!カンフー』と続編が製作された。主人公ケイン役には、映画『キル・ビル』のビル役で知られるデヴィッド・キャラダイン。ちなみに、演じたデヴィッドは東洋人の血は流れていない。その他、クリス・ポッター(『ハートランド物語』)、ロバート・ランシング(『LAW & ORDER ロー&オーダー』)らが出演していた。

今回のリブート版では、主人公となる人物は中国系アメリカ人の女性。大学を中退した彼女は、中国の人里離れた修道院へと、人生を変えるような旅路に出る。しかし、故郷が犯罪と腐敗で溢れていることを知った時、彼女は武道のスキルと少林寺の価値観を用いて人々を守り、犯罪者を正義の元に裁く。それと同時に彼女は、恩師を殺し、そして今は自分の命も狙っている殺し屋を見つけ出そうとするというストーリー。

『ブラインドスポット』や『HAWAII FIVE-0』『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』の脚本家であるクリスティーナ・M・キム、『ブラインドスポット』のクリエイターであるマーティン・ゲーロ、そしてワーナーブラザーズのグレッグ・バーランティ(『THE FLASH/フラッシュ』)とサラ・シェクター(『SUPERGIRL/スーパーガール』)らが製作総指揮を務める。

女性を主人公に迎えた現代版『燃えよ!カンフー』のキャストなどが決まり次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブラインドスポット タトゥーの女』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

人気恋愛ホラードラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でジェミニ魔女団でありながら追放された過去を持つ邪悪なカイ・パーカーを演じたクリス・ウッドが、シリーズで2本目のスピンオフとなる米CWの『レガシーズ』に出演することが明らかとなり、ミスティック・フォールズにカムバックする。米TV Lineが報じている。

『レガシーズ』は、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のスピンオフ『オリジナルズ』の主人公であるヴァンパイアのクラウスと人狼ヘイリーの間に生まれ、17歳に成長した娘ホープ(ダニエル・ローズ・ラッセル)を主人公にした青春ホラードラマ。

クリス演じるカイは、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のシーズン6とファイナルシーズンであるシーズン8に登場。シーズン6の最終回では双子を妊娠していたカイの妹ジョー(ジョディ・リン・オキーフ)の結婚式に乱入し、彼女を殺害。さらに、ボニー(カット・グレアム)に復讐するため、彼女が死なない限りエレナ(ニーナ・ドブレフ)は目覚めない呪文をかけるという邪悪っぷりをみせていた。

クリスは、来年放送予定のシーズン2の第12話に登場する予定で、オリジナルシリーズとスピンオフでクリエイターを務めるジュリー・プレックが、クリスのカムバックを明かした。「カイについて聞いたのは、これが最後じゃないのは間違いないわ。彼に関する小さなイースターエッグを隠し続けていたの。だって彼は双子の背景や神話の大きな部分を占めているし、その点についてはシリーズ全体を通して語ることを計画しているの。全シリーズでクリス・ウッドを戻せないことはわかっているけど、少しでも彼を目にできる期待を抱き続けるのは楽しいわ」


『レガシーズ』には、クリス以外にもオリジナルシリーズのキャストがカムバックしている。アラリック・サルツマン役のマシュー・デイヴィスがレギュラー出演。シーズン1のゲストとして、マット・ドノヴァン役のザック・ローリグがミスティック・フォールズの新保安官として続投し、ジェレミー・ギルバート役のスティーヴン・R・マックイーンら姿を見せている。

『SEX AND THE CITY』の前日譚『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』のアダム・ウィーヴァー役で注目されたクリスは、米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』にモン=エル役で出演。同作の主人公スーパーガールを演じるメリッサ・ブノワと共演をきっかけに交際をスタートさせ、今年9月に結婚して話題となっていた。

クリスがゲスト出演するエピソードを含めた『レガシーズ』シーズン2は、CWにて毎週木曜に放送中。視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】にて。(海外ドラマNAVI)

Photo:クリス・ウッド『ヴァンパイア・ダイアリーズ』(米メディアTV LineのTwitterより)

大人気ドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(以下『スパナチュ』)でディーン・ウィンチェスターを演じるジェンセン・アクレスがデビューアルバムをリリースし、そのアルバムの曲がファイナルとなるシーズン15で使用されていることが明らかとなった。米Cinema Blendほか複数のメディアが報じている。

今年の夏に『スパナチュ』の撮影が行われていない間、ジェンセンは友人でミュージシャンのスティーヴ・カールセンと一緒にアルバム「Radio Company Vol. 1」を収録し、このデビューアルバムは11月8日(金)にリリースされた。これまでにジェンセンはシリーズで本格的に歌声を披露したことはなかったが、本人が監督を務めたシーズン15第4話「Atomic Monsters」で、製作スタッフにアルバムの曲を劇中で使用できないかと尋ねられたのだとか。

そこで、ジェンセンは自分の曲「Sounds of Someday」と他のアーティストによる2曲をシーンに入れ、そのうちの一つがジェンセンの曲であることは伝えずに、共同ショーランナーのロバート・シンガーとアンドリュー・ダブに送信。その結果、二人がジェンセンの曲を選び、第4話のクライマックス・シーンで使用されているとのこと。

自分の曲が選ばれたことについてジェンセンは、「3つのうち2つが削除されて自分の曲が最後に残ったから、ちょっとした勝利だった。特に音楽に重きを置いている番組に使用されたから自信につながったよ」とコメントした。

そして、シリーズ6回目となるジェンセンがメガホンを取ったエピソード「Atomic Monsters」では、ショーランナーとスタント・コーディネーターにアクションを大量に投入したいと打診。最終的にディーンが、人気アクション映画『ジョン・ウィック』の主人公ばりに格闘を繰り広げるシーンが盛り込まれ、エピソードの最初から最後までアクション満載のシーンが登場するという。撮影について、ジェンセンは「最高に楽しかった」と語っている。

ついにファイナルを迎える『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15は米CWにて毎週木曜に放送中で、ジェンセンの曲が挿入されている第4話は11月7日(木)にオンエアされたばかり。日本上陸が楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェンセン・アクレス『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

米CWのDCの人気ドラマ『THE FLASH/フラッシュ』で、シーズン1から科学者のケイトリン・スノーことキラー・フロストを演じるダニエル・パナベイカーが第一子を妊娠中であることがわかった。

米Peopleによれば、来春誕生の予定だという。現在32歳のダニエルは、エンターテイメント業界を専門とする弁護士ヘイズ・ロビンスさんと友人を介して知り合い、2016年6月に休暇で訪れていたギリシャにて婚約。当時のInstagramには美しい海を眺める写真とともに「ギリシャでの最後の夜を楽しんでいるの。忘れられない旅行になったわ!」と綴っていた。

それから1年後、家族や親しい友人に見守られながら挙式。式には『THE FLASH』で共演するグラント・ガスティン(バリー・アレン/フラッシュ役)、カルロス・バルデス(シスコ・ラモン役)、トム・キャヴァナー(ハリソン・ウェルズ役)、ジェシー・L・マーティン(ジョー・ウェスト役)らが出席した。Instagramにはドレスを着てヘイズさんとキスしている写真を投稿し、「6.24.17 人生で一番幸せな日」とファンに報告している。

ダニエル&ヘイズさんおめでとう! ダニエルが出演する『THE FLASH/フラッシュ』は米CWにてシーズン6が放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ダニエル・パナベイカー (c)FAM008/FAMOUS

シリーズ終了から5カ月が経った現在も、『ゲーム・オブ・スローンズ』の話題が途絶えることはない。先月米イリノイ州シカゴで開催されたACEコミコンに参加したジョン・スノウ役のキット・ハリントンが、サンサ・スターク役のソフィー・ターナーたちとの関係性について語った。米Popsugarなどが伝えた。

イベントのパネルに登場したキットは、ソフィーがキットのヘアメイクには相当な時間がかかっていると、以前からかっていたことについて話を振られると、「ソフィー・ターナーは、時々静かにさせないといけないな」とジョークで返答した上で、「彼女のことは骨の髄まで大好きだよ」とフォローを忘れなかった。

物語の結末では、それぞれ違う道へと進んだジョンとサンサ。しかし、シリーズが終了した現在も、キットとソフィーをはじめ、アリア(メイジー・ウィリアムズ)、ブラン(アイザック・ヘンプステッド・ライト)、ロブ(リチャード・マッデン)らスターク兄妹との親密さは変わらないという。

「ソフィー、メイジー、アイザック、そして僕に関しては、長い間ずっと一緒にいた。リチャードも間違いなくその中にいたんだ...。僕らは本当の兄妹みたいだよ。お互いに喧嘩することもあるし、兄妹のような関係性なんだ」

最近では、第71回エミー賞授賞式で『ゲーム・オブ・スローンズ』の出演者が一堂に会し、史上最多32ノミネート、過去最多タイとなる12冠を手にする快挙を達成。主演男優賞にキット、助演女優賞にソフィー&メイジーがノミネートされるなど、スターク兄妹の活躍は目覚しいものだった。これからも仲良く、ハリウッドで切磋琢磨していってくれることを願いたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』(c) 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related service marks are the property of HomeBox Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.

映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』や『レジデント 型破りな天才研修医』に出演しているエミリー・ヴァンキャンプが主演し、2011年から4シーズンにわたり米ABCで放送された復讐ドラマ『リベンジ』をリブートさせる企画が進んでいることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

『リベンジ』は、フランスの小説家アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をベースに描かれた。主人公は、無実の罪で投獄され、獄死した父を陥れた人々に復讐を誓ったアマンダ・クラーク(エミリー)。エミリー・ソーンと名前を変えたアマンダが、高級住宅地ハンプトンで綿密に企てた復讐計画を実行に移していくサスペンスドラマだ。

リブートの企画は初期段階だが、若いラテン系アメリカ人が主人公となるようだ。オリジナル版に登場したキャラクターに導かれ、マリブに到着した主人公は、生化学者の母親を殺害し、家族を崩壊させた大手製薬に復讐する。現時点では、続編となるリブートの橋渡しになるキャラクターは特定されておらず、キャストも決まっていないとのこと。

オリジナル版でクリエイターを務めたマイク・ケリーと、共同脚本・製作総指揮を担ったジョー・ファッジオが再びリブート版で指揮を執る予定だ。共同製作総指揮には、メリッサ・ロイ(『WHAT/IF 選択の連鎖』)、マーティ・ボーウェン(『ミスター・メルセデス』)が名を連ねる。

オリジナル版では主演したエミリーのほか、主人公の宿敵ヴィクトリア・グレイソンを演じたマデリン・ストー(『12モンキーズ』)、ヴィクトリアの息子ダニエル役のジョシュ・ボウマン(『タイム・アフター・タイム ~H・G・ウェルズの冒険』)、ヴィクトリアの夫コンラッド役に扮したヘンリー・ツェーニー(『クワンティコ』)、ノーラン・ロス役のガブリエル・マン(『WHAT/IF 選択の連鎖』)、ジャック・ポーター役のニック・ウェクスラー(『シカゴ P.D.』)、アシュレイ・ダヴェンポート役のアシュレイ・マデウィ(『セイラム 魔女の棲む町』)らがレギュラーとして出演していた。

果たしてリブート版『リベンジ』が実現するのか―。その経過やキャストなどが分かり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『リベンジ』(c)2013 ABC Studios.

NYに暮らすセレブな高校生の友情や恋愛模様を描いて世界的な大ヒットなった『ゴシップガール』。HBO MAXでリブート版が製作されることはお伝えしたが、この度オリジナルキャストがカムバックすることが明らかになった。米TV Lineが伝えている。

オリジナル版でクリエイターを務めたジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージがリブート版でも製作総指揮を務め、脚本・製作総指揮を担ったジョシュア・サフランも続投するリブート版。本作は全10話となり、オリジナル版が終了してから8年後を舞台に、ソーシャルメディアとNYの状況がいかにして変わったのか、マンハッタンに暮らすゴージャスな高校生を新たに紹介し描かれる。

そして、リブート版にカムバックすることになったのは、オリジナル版でゴシップブログの謎の管理人"ゴシップガール"として、全エピソードのナレーションを務めたクリステン・ベル。本作でも引き続き、ナレーションで番組を盛り上げる。

製作総指揮を務める3人は、「クリステン・ベルは、常に"ゴシップガール"の声であり、これからもそうです」と述べた。

シュワルツは最近、本作はオリジナル版のリメイクではなく、続編と語っており、「セリーナやブレアを演じる新しい俳優はいない」と断言。さらに、セリーナを演じたブレイク・ライヴリーやブレア役のレイトン・ミースター、その他オリジナル版に出演していたキャストに声を掛け、「彼らが(リブート版)に関わりたいのなら、僕たちは歓迎する」とシュワルツは明かしている。

だが、オリジナルキャストの出演は必須ではないようで、「彼らは6年間それぞれのキャラクターを演じました。彼らがそれに満足しているのであれば、それを尊重したいと思っています。しかし、もう一度彼らを見れるのであれば、それは素晴らしいことは明らかです」と述べている。

以前、オリジナル版でネイト・アーチボルドを演じたチェイス・クロフォードは「リブート版に出演するなら、父親役を演じたい!」と語っており、シュワルツの言葉からすると可能性はゼロではないようだ。

果たして、オリジナルキャストはクリステンに続くのだろうか―。リブート版『ゴシップガール』の情報が入り次第、随時お伝えしていきたい。そして、再びクリステンの「xoxo...ゴシップガール」が聞けるのは楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゴシップガール』(c)Warner Bros. Entertainment Inc.

世界中で大ヒットした大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終章で、スターバックスのものと思しきコーヒーカップが劇中に登場するという珍事件が起きたことは以前お伝えしたが、ついにこの犯人が明らかになったようだ。米Entertainment Weeklyが伝えている。

この事件が起きたのは、第4話「最後のスターク家」の宴のシーン。テーブルの上にはキャンドルや食事が並んでいたが、デナーリス(エミリア・クラーク)の右前に、現代を生きる私たちにとってとても見慣れたコーヒーカップが置かれていたのだ。なお、これが起きたのは初回放送時で、現在は加工によってカップは姿を消している。


最初に犯人と疑われたのはサンサ役のソフィー・ターナーだったが、彼女はトーク番組『The Tonight Show(原題)』に出演した際に、「この(カップの)前にいるのは誰? エミリア・クラークよ!!!」とエミリアを名指し。しかしソフィーはのちにコナン・オブライエンのトーク番組で「最初はエミリアと言ったけど、彼女はそんなことしないと思うの。キット(・ハリントン)はだらしないから、彼だと思うわ。キットの席の前に置いてあったのに、彼が席を立っていてそこにいなかったから私の前にあるかのように思われたけど、私じゃない。キットよ。100%キットよ!」と、キット演じるジョン・スノウの両隣にデナーリスとサンサが座る配置だったことから彼を犯人として予想していた。

これを受け、ソフィーからかつて犯人として名指しされた番組『The Tonight Show』に出演したエミリアが「真実を話すわ」と興奮気味に告白。「少し前、エミー賞の前にパーティのようなものをしたんだけど、あのシーンで私の左隣に座っていたヴァリス役のコンリース(・ヒル)が私を端に引っ張って、"エミリア、君に言わないといけないことがあるんだ。コーヒーカップは僕のものだったんだ!"って言ったの。彼なの! コンリースのカップだったのよ。彼がそう言ったわ」と、真犯人の"自白"を伝えた。

エミリアによれば、コンリースはすぐに告白しなかった理由として「ごめんね、この件で君(エミリア)がすごく注目されていたから言えなくなったんだ」と釈明したそうで、これにはエミリアも「はぁぁ!?」となったそう。しかし彼の"自白"が本当なのか100%の確信はないようで、「(自白した時の)彼は酔っていたかもしれないけど、そう言ったのよ」と述べるにとどまっている。

仲が良いからこそ続いているキャスト同士の"告発"に決着はつくのか? コンリース当人の発言を待ちたいところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』

大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI 行動分析課』(以下『クリマイ』)でデレク・モーガンを演じたシェマー・ムーア主演のアクションドラマ『S.W.A.T.』。本国で放送中のシーズン3に、なんと『クリマイ』モーガンの恋の相手だったサヴァンナが登場することがわかった。米TV Lineが報じている。

凶悪事件に果敢に立ち向かうS.W.A.T.チームの活躍を描く『S.W.A.T.』。米国で11月13日(水)に放送されるシーズン3第7話「Track(原題)」に、『クリマイ』でモーガンの恋の相手で、後の妻であるサヴァンナ・ヘイズを演じたロシェル・エイツが出演する。

ロシェルの気になる役どころは、ボールドウィン・ヒルズに住むニシェルという中流階級の女性。南カリフォルニアのコミュニティセンターを営む彼女は、シェマー演じるホンドーこと、ダニエル・ハレルソンと交通事故をきっかけに知り合うことになるという。そしてその後すんなりとはいかないが、どうやらいい仲になるようだ。だがホンドーとの交際にためらうニシェル。果たしてホンドーは彼女の心をつかむことはできるのか―。『クリマイ』ファンにとっては二人の再会だけでなく、二人の関係やストーリーにも期待が持てそうな内容だ。

ロシェルは『クリマイ』の他に、『溺れる女たち ~ミストレス~』『ホワイト・カラー』『デスパレートな妻たち』などに出演し、近年は『Hawaii Five-0』やドラマ版『パージ』にも姿を見せている。

米CBSで2017年秋に放送をスタートした『S.W.A.T.』は、ロサンゼルスを舞台に、強盗事件、テロリズム、刑務所暴動、麻薬取引、ギャング抗争といった、凶悪事件の収拾に発動するロサンゼルス市警察所属の特殊武装戦術部隊S.W.A.T.の活躍を描き、先日、日本・東京を舞台にしたエピソードが描かれることが決定したばかり。『クリマイ』ファンなら、さらに今後が大注目の本作。

『S.W.A.T.』は、スーパー!ドラマTVにてシーズン1が12月28日(土)11:00より全話一挙放送。シーズン2も12月30日(月)11:00より全話一挙放送される。本シリーズの視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】をチェック!(海外ドラマNAVI)

Photo:『S.W.A.T.』米メディアTV LineのTwitterより

全米視聴率2年連続ナンバー1を記録している大ヒットヒューマンドラマ『THIS IS US』のシーズン2が、AXNにて12月2日(月)23:00より放送される。日本語字幕版は日本初放送だ。

過去と現在を織り交ぜながら、ピアソン家の3人の子どもたちとその両親の人生を綴るヒューマンドラマ。圧巻の演技と、感動と驚きあふれるストーリーにより、見る者の心を鷲掴みにする本作は、ファンからも批評家からも高く評価され、エミー賞やゴールデン・グローブ賞をはじめ40以上もの賞を受賞している。

シーズン2の平均視聴者数は、前シーズンを上回る約1744万人。最高視聴者数は3340万人に達し、同時期に放送されたドラマシリーズでナンバー1となった。ケヴィンが出演する映画の関係者として、監督のロン・ハワード(『ダ・ヴィンチ・コード』)や俳優のシルベスター・スタローン(『ロッキー』)がゲスト出演するなど、今シーズンも見どころが沢山だ。

シーズン1ラストでそれぞれ転機を迎えたピアソン家の子どもたち。ケヴィンは俳優として新たな仕事に挑戦するため再びロサンゼルスへ旅立ち、ケイトは母親レベッカと同じく歌手を目指すことに。そして仕事を辞めたランダルは、自分と同じ養子を家族に迎える決意をした。シーズン2は、そんな彼らが37歳の誕生日を迎えるところからスタートする。果たして3人にどんな出来事が待ち受けているのか? そして父親ジャックの死の真相がついに明らかになる...。

37歳の誕生日を迎えたケヴィン、ケイト、ランダル。ランダルは養子を迎えるという考えに夢中だが、妻のベスは乗り気ではない。大物監督の映画出演のためロサンゼルスにいるケヴィンは、元妻ソフィーとの遠距離恋愛を続けていた。ケイトは歌のオーディションを受けに行くが、周りの女性が全員痩せているのを見て会場から逃げ出してしまう。のちに再挑戦して不合格となるが、それは自分の体型とは関係なく、単なる実力不足だった。一方、子どもたちが高校生だった過去では、妻のレベッカと言い争ったジャックが、ミゲルの家に身を寄せるが...。

『THIS IS US』シーズン2 放送情報
AXNにて12月2日(月)23:00スタート
[字]毎週月曜 23:00~
[二]毎週火曜 11:00~

(海外ドラマNAVI)

Photo:『THIS IS US』シーズン2 (c) 2017-2018 NBCUniversal Media, LLC. All rights reserved.

日本放送も決定した米HBOのドラマ版『ウォッチメン』。その第2話にはミスター・フィリップスというキャラクターがフルヌードになるシーンがあるのだが、同役を演じるトム・マイソン(『スリーピー・ホロウ』)がそれについてコメントしている。

HBOにて10月20日より放送されているドラマ版は、2009年の映画版や原作コミックスとは異なり、オクラホマ州タルサを舞台にタイムラインが2019年に設定され、人種差別をテーマに自警団ウォッチメンとロールシャッハ・マスクを身に着けた白人至上主義グループとの抗争が描かれる。

そのドラマ版に、トムはジェレミー・アイアンズ(『ジャスティス・リーグ』)演じるオジマンディアスの執事ミスター・フィリップス役で出演している。そして第2話での彼は、芝居を演じるようにオジマンディアスから命じられ、Dr.マンハッタン役で全身ブルーになってフルヌードを披露するシーンがあるのだ。Dr.マンハッタンとは、核実験に巻き込まれて超人となったキャラクターで、体毛が一本もなく全身が青いことで知られている。

米TV Lineのインタビューで問題のシーンについて尋ねられたトムが、「ああ、それね! まず言っておくと、あれは僕のペニスじゃないよ。Twitterで、#あれは僕のペニスじゃないよっていうハッシュタグを投稿する必要があるかもね」と冗談を交えながら返答。そして、フルヌードの代役を自ら選んだことも明かした。

ともあれ、ミスター・フィリップスが披露したDr.マンハッタン姿はファンの間で大反響だった模様で、SNSには「青いペニスなしでは『ウォッチメン』じゃない」といったコメントが投稿されている。

トムの姿も見られるドラマ版『ウォッチメン』は、米HBOにて毎週日曜日に放送中。日本では2020年1月よりスターチャンネルにてスタートする。(海外ドラマNAVI)

Photo:トム・マイソン (C)NYKC/FAMOUS

シリーズ通算100話に到達した人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』(以下『アメホラ』)でクリエイターを務めるライアン・マーフィーが、「これからも続けたい」と明かした。米Varietyが報じている。

記念すべき100話を祝すイベントが、『アメホラ』の撮影にゆかりがあるハリウッド・フォーエバー・セメタリーで開催され、この地での思い出をマーフィーは振り返り、「シリーズの大好きな思い出の一つが、ここでシーズン5(『アメホラ:ホテル』)を撮影した時のことだ。レディー・ガガやマット・ボマーと撮影の合間に歩き回って、午前3時に墓石の写真を撮ったんだ。ここに戻って来ることは意味があるよ。だって、シリーズが永遠に終わらない気がするし、飽きもしないし、みんなが番組を大好きでいてくれると感じられるからね」とコメントした。

そして、シーズン10で幕を閉じるのではないかと予想されているシリーズの今後について、これからも続けて製作する可能性があると述べている。「シーズン10の発注を受けたのが最後だけど、シーズン5辺りで"この番組は愛されているから今後も続けられるかもしれない"と、(脚本家の)ジョン(・J・グレイ)と言ってたんだ。世界で最も人気がある番組の一つだから、ジョンがやりたいと思っている限りは続けたいと思っている。だから"シリーズを終わらせるべきか、それとも前に進むべきかどうか、話し合ってきたか?"って聞かれたら、"前進できることを願ってる"と答えるよ」と、アイデアが尽きない限りはシリーズを続行させる意欲は満々のようだ。

今年9月に米国で放送スタートしたシーズン9にあたる『American Horror Story: 1984(原題)』は、1980年代に流行ったスラッシャー系ホラー映画にインスパイアされた作品。青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』で、グリー部の顧問ウィル・シュースター先生を演じたマシュー・モリソンがシリーズに初出演し、複数シーズンにわたり出演したエマ・ロバーツ(『スクリーム・クイーンズ』)や、コディ・ファーン(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、レスリー・グロスマン(『恋するマンハッタン』)、ビリー・ロード(『スター・ウォーズ』シリーズ)、ジョン・キャロル・リンチ(『Channel ZERO:ノーエンド・ハウス』)、そして米国代表のオリンピック選手ガス・ケンワージーらが出演している。

これからも続いていくことを期待したい『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン9は、米FXにて毎週水曜に放送中。視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】をチェック。(海外ドラマNAVI)

Photo:『アメリカン・ホラー・ストーリー』(C)Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

マンハッタンを舞台にしたスタイリッシュな弁護士ドラマ『SUITS/スーツ』。本シリーズの途中で降板し、ファイナルシーズンにカムバックしたマイク役のパトリック・J・アダムスが、またもニューヨークに戻り、今度はブロードウェイデビューすることが明らかになった。米Braodway.comが報じている。

今回パトリックが出演する演目は、2003年トニー賞演劇部門作品賞と助演男優賞(デニス・オヘア)を受賞した米劇作家リチャード・グリーンバーグ作の「テイク・ミー・アウト(原題:Take Me Out)」のリバイバル版。

日本でも2016年と2018年に日本人キャストで公演された本作の舞台は、メジャリーグチームのエンパイアーズ。そのロッカールームで繰り広げられる人種差別、LGBTQ、格差などを描いた物語。黒人の母と白人の父を持つスター選手ダレン・レミングは、他チームにいる友人デイビー・バトルに感化され、突然同性愛者であることをカミングアウトする。だがそれは、150年もの歴史があるメジャーリーグにおいて、歴史を塗り替える一大スキャンダルだった。エンパイアーズはダレンの告白を機に亀裂が生じ、次第に彼らは試合で負けていくように...。

そんな物語の中でパトリックは、主人公ダレンの友人キッピー・サンダーストロームを演じる。オリジナル版では、『ブラックリスト』や映画『スプリット』のニール・ハフが演じた役だ。

主人公ダレン役には、『グレイズ・アナトミー』のジャクソン・エイヴリー役で知られるジェシー・ウィリアムズが務め、ファミリードラマ『モダン・ファミリー』のミッチェル・プリチェット役ジェシー・タイラー・ファーガソンがダレンの会計士であるメイソン・マーゼックを演じる。

監督は、舞台だけでなく、『クローザー』『グッド・ワイフ』『NYボンビー・ガール』などのドラマ監督としても知られるスコット・エリスが務める。

リバイバル版「テイク・ミー・アウト」はヘレン・ヘイズ劇場にて、2020年3月31日にプレビュー公演、4月23日から本公演が始まる。(海外ドラマNAVI)

Photo:パトリック・J・アダムス (c)NYPW

2009年に映画化もされたDCの人気コミックを、米HBOがTVシリーズ化した『ウォッチメン(原題:Watchmen)』が、2020年1月スターチャンネルにて独占日本初放送することが決定した。

スーパーヒーローが存在するもうひとつの現代のアメリカを舞台に描かれる本作は、アラン・ムーアによる原作コミックにインスパイア。黒衣を身に纏った女性スーパーヒーローを主人公に、様々なマスクを被ったヒーローや悪役たちが登場し、その苦悩と戦いが描かれる。

2009年にザック・スナイダー監督で映画化された『ウォッチメン』は、核の脅威がテーマだったが、本作では人種問題がテーマとなっており、ただのファンタジー作品ではない。

製作総指揮には、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』や大ヒットドラマ『LOST』で脚本を手掛けたデイモン・リンデロフが務める。

主演は、『ビール・ストリートの恋人たち』で2019年アカデミー賞助演女優賞に輝いたレジーナ・キング。共演にも『運命の逆転』で主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ、『愛と青春の旅立ち』で助演男優賞を受賞したルイス・ゴセット・Jr などアカデミー賞受賞経験者が名を連ねる。その他、1980年代の人気刑事ドラマ『マイアミ・バイス』のドン・ジョンソンや『スリーピー・ホロウ』のトム・マイソン、DC映画『アクアマン』出演のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世などが出演している。

またスターチャンネルでは、11月22日(金)~24日(日)に開催される東京コミコン2019に「スカパー!」ブース内に共同出展。会場では来場者に『ウォッチメン』オリジナルグッズを配布されるという。

ドラマ版『ウォッチメン』は、BS10 スターチャンネルにて2020年1月独占日本初放送。放送日など詳しい情報が発表され次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォッチメン』(c)2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(以下『スパナチュ』)で、サム・ウィンチェスターを演じるジャレッド・パダレッキが、暴行容疑などで逮捕されたことはお伝えしたとおり。本件に関して、この1週間沈黙を貫いてきたジャレッドがついにコメントを発表した。米TV Lineなどが報じている。

事件は、現地時間の10月27日(日)午前2時、米テキサス州オースティンにあるバーで何人かと口論した後、2度の暴行と1度の公的な場所での酔っ払い・人に迷惑をかけた行為により逮捕されたジャレッド。その後は、5000ドル(約54万円)と伝えられる保釈金を払い釈放され、無事に『スパナチュ』の撮影地カナダ・バンクーバーに戻ったという。

そしてジャレッドは、11月3日(日)に自身のTwitterにコメントを投稿。「家族、友人、そしてみんなの愛とサポートに心から感謝します。ワシントンD.C.で開催される『スパナチュ』のコンベンションに参加できないのは残念です。ですが、近いうちにまたみんなに会えることを願っています」ハートの絵文字を添えてファンへ感謝の気持ちを述べたこのツイートには、7万以上の「いいね」が寄せられている。

そんな中、ジャレッドが欠席したコンベンションに、兄ディーン役のジェンセン・アクレスが一人で登場。大きな拍手で迎えられたジェンセンは、「ワオ! 今度からも一人でいいかな? 今度からジャレッドは家にいるように言うよ」とジョークを飛ばす。

ジェンセンは続けて、「冗談さ。僕たちみんな、あの大きなバカな友だちがいなくて寂しがっているよ。先週末大変だったんだ。だからやるべきことを今はやっている。今週末はゆっくりできるように、彼をサポートしてくれ」と語った。

さらに、「(事件の後)ジャレッドは撮影を少し休んで、水曜日に戻ってきたんだ。僕が手錠かけて連れてきたよ。楽しかったね。スタッフは、オレンジ色の囚人服を着せたがっていたんだけど、間に合わなくてね。別に悪いアイデアだとは思っていなかったよ。絶対ウケると思っていたからね。ともかく、ジャレッドは元気だ」と現場の状況を説明。そして「彼への愛とサポートをよろしく」とジャレッドへの応援をファンにお願いした。今回の件で、撮影の遅延などの『スパナチュ』への問題はないと伝えられていたがその通りだったようだ。

未だジャレッドは公に姿を見せていないが、とりあえずのコメント発表でファンも安心したことだろう。ファイナルとなる『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15は、米CWにて毎週木曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジャレッド・パダレッキ&ジェンセン・アクレス(c)Faye S/Famous

米USA Networkで放送中の『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』は、IT知識豊かな監督が描くハッキング・スリラー。アメリカを変革したいという思想に感化された凄腕ハッカーが、一大企業へのサイバー攻撃を試みる。

ハッカーたちが目指す正義

ITエンジニアのエリオット(ラミ・マレック)は、昼間はセキュリティ会社「オールセーフ」でセキュリティエンジニアとして働き、夜はハッキングで他人のプライベートを覗いて過ごしている天才的なハッカー。ある日会社から緊急の呼び出しを受けた彼が目にしたのは、オールセーフに対する猛烈なサイバー攻撃だった。持ち前のスキルで辛くも事態を収拾するが、これをきっかけにエリオットは謎のハッカー組織に接近することになる。ミスター・ロボット(クリスチャン・スレイター)と呼ばれる男が率いるその組織の目的は、あらゆる個人情報を保有するオールセーフに攻撃を仕掛けることにあった。

最新作であり最終章ともなるシーズン4 は、クリスマスシーズンに華やぐ2015年が舞台。ミスター・ロボットの思考に感化されたエリオットは仲間とともに、サイバー攻撃を通じてアメリカ社会の仕組みを根底から変革する機会を伺う。

カオスな世相を反映

2015年から本国で放送が始まった『MR. ROBOT』は、今期でいよいよ最終章となる。放送開始当時の年代に時間軸を戻したことで、より生き生きとした物語が紡がれる、と米Varietyは期待している。当時はトランプ氏の大統領就任前年にあたり、このときスタートしたシーズン1は、作中の社会の混乱が世相とマッチしていた。シーズン2以降はエリオットに関する物語という側面が強くなり、惜しくもやや評価を落としている。最終シーズンでは当初の年代設定に立ち返り、キャラクターがより活き活きとした動きを見せるようになった。

主人公・エリオットの精神状態も特筆すべき点のひとつだ。ITスキルに恵まれたエリオットだが、そのメンタルは不安定そのもの。いわゆる「信頼できない語り手」だと米Hollywood Reporterは述べている。ドラマは主人公の視点で描かれるが、必ずしも彼の主観が作品世界の真相を反映しているとは限らない。ドラッグ中毒者であり人格障害を患う彼の視点をどこまで信じるか、視聴者の慧眼が試されるところだ。

見識豊かな監督が描くハッキング・スリラー

本作は サム・エスメイル監督作品。近年の代表作としてVariety誌は、『ホームカミング』を挙げている。ジュリア・ロバーツ主演のこの心理スリラーは、過去と現在の二つの時間を行き来する巧みな構成で人気を博した。本作『MR. ROBOT』も、サイバーセキュリティを題材にしている点こそ異なるものの、監督が得意とするスリラーのジャンルだ。エリオットと協力者たちとの間で紡がれる人間ドラマも興味深い。

エスメイル監督は元々プログラミングの世界に明るい人物だ、とHollywood Reporterは紹介している。だからこそ見応えがあり破綻のないハッキングのシーンが生まれたのだろう。コンピュータに向かって黙々とキーボードを叩くシーンが多い関係で、ナレーションが多くなっているのも本作の特徴だ。本来であればこうした構成はドラマの魅力を削いでしまうものだが、この分野に精通した監督とあって、迫力あるシーンに仕上がっている。

リアリティある描写が没入感を生む『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』シーズン4は、USA Networkで放送中。日本では、WOWOWプライムにてシーズン1全10話を11月19日(火)から21日(木)まで深夜に一挙放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』(c) 2015 Universal Network Television LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

ニューヨークに暮らすアラサー4人組の恋と友情を描いたドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)は世界中で大ヒットとなり、映画版が2作も製作されほどだ。そんな人気シリーズで主人公キャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーが、かなり斬新なプロットセオリーを唱えているという。

豪News.comのインタビューに応じたサラが、キャリーがサマンサとミランダ、シャーロットとの固い絆を描くシリーズについて大胆なセオリーを次のように語った。

「サマンサとミランダ、シャーロットが、本当に存在していたのかどうかわからないって思う時があるの。時々、キャリーは3人をデッチ上げてるの? って思うことがあって。だって毎週キャリーはストーリーを語り、それは彼女の視点だわ。そして、"常"に彼女の見方なのよね。(ファイナルシーズンで)キャリーがパリに行ってパソコンを置いて行った時に、初めて彼女はストーリーを語らなかった。全シリーズを通して初めてよ。少し考えてみて。キャリーは、視聴者が知っているシャーロットとミランダ、サマンサについて語られたパソコンを置いていったの」と、親友3人が、キャリーが創り上げた架空の友だちかもしれないとの自論を展開していた。

しかし、それでもサラは3人がシリーズにおいて欠かせない存在で、「本物だろうが架空であろうが、みんなの友情は喜びの源や絆、人が関わり合う手段として必要だったのよ」と付け加えていた。

2010年に映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』が公開された後、第3作の製作の噂が何度も浮上していたが実現には至っていない。しかし、今年3月にパラマウントTVなどが、『SATC』原作者であるキャンディス・ブシュネルの近刊書「Is There Still Sex in the City?(原題)」のTV化権を獲得したことを発表。ニューヨークを舞台に50代以上の女性の友情、恋愛、セックスを物語ったノンフィクションで、『SEX AND THE CITY』とはキャラクターも設定も異なる作品となるが、ドラマ化が実現したらシリーズのファンにとっては嬉しいニュースになりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SEX AND THE CITY』 (C)2014 Home Box Office,Ink.All rights reserved.HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office,Inc.

大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』に、シーズン6からニーガン役で出演しているジェフリー・ディーン・モーガンが、同役のこれまでを振り返り、「より三次元的なキャラクターになった」と話している。米Comicbookが伝えた。


撮影地の米アトランタで行われたイベントWalker Stalker Conに参加したジェフリーは、「最初の数年は非常に一次元的だと思っていたんだ。(シーズン6の最終話で)ニーガンがRVから出てきたときから2、3年、僕らは彼について何も知ることがなかった。それは難しいことだったね」と、これまでのニーガンについて回顧。続けて「RVから出てきて最初に言葉を発した時の印象は、2年間変わることはなかった。ジュディス(クロエ・ガルシア=フリッツィ)の登場と、彼女との関係で、これまでとは違う彼の側面を見ることができたと思うんだ」とニーガンの変化について話した。

ニーガンのバックグラウンドは、シーズン8でも少し明かされており、神父ゲイブリエル(セス・ギリアム)に対して亡き妻の話と、自分が犯した罪を告白。その後、ジェイディス(ポリアンナ・マッキントッシュ)に、彼の相棒のルシール(鉄線を巻いたバット)という名前は、亡き妻の名前だったことを明かしていた。

現在放送中のシーズン10のニーガンについては、「彼について学んできた全てのことが、俳優としてさらに挑戦する機会を与えてくれると思う。そして、ニーガンがどんな人間なのかをみなさんに知ってもらえる機会も多くあると思う。嬉しいことだ。もしかしたら、嫌だと思う人もいるかもしれないが、僕は楽しく過ごしているよ。キャラクターの様々な面を表現することが好きなんだ」と説明。

また、今後の展望については「残念ながら、彼がどのようにしてニーガンになったのかというエピソードは一度もやったことがない。いつか、やるかもしれない、わからないけどね。でも、ジュディスと他のキャラクターたちによって、ニーガンはより三次元的なキャラクターになることができたよ」と、ニーガンの過去の話をドラマの中で描くことを熱望した。

『ウォーキング・デッド』シーズン10は、FOXチャンネルにて放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェフリー・ディーン・モーガン『ウォーキング・デッド』(c)Gene Page/AMC/(c)Jackson Lee Davis/AMC

感動の大ヒットヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』で、ジャックを演じるマイロ・ヴィンティミリア。先日は、キャリア初の監督デビュー果たすことも報じられた彼が、プライベートでも彼女らしき存在ができて充実しているようだ。米Peopleが報じている。

米ロサンゼルスでマイロは、Netflixオリジナル『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』でマリッツァ・ラモスを演じたダイアン・ゲレーロと一緒にランチをしているところを目撃された。

二人は、「エスクエラ・タクエリア」というメキシカンレストランで食事をし、「ザ・ミルク・ショップ」でアイスクリームを楽しんだ。42歳のマイロは、オリーヴ・グリーンのTシャツにブルーのパンツ、サングラスとコンバースのスニーカーというカジュアルな服装。一方、33歳のダイアンは、デニムのショートパンツに白いTシャツ、サングラスにブーツを履き、カーディガンを肩にかけるというスタイルだった。関係者によると、二人は"友だち"ということだが、実際のところは不明だ。

マイロは、2017年のインタビューで共演者とはもう交際しないと発言。「人生には、自分という人間を形作る出来事がある。仕事、友人関係、恋愛、全てが今の僕を形成しているんだ。そしてそういうことから人は学ぶ。よりよいやり方をね。僕は20代後半まで仕事や恋愛が疲れるものだってわかっていなかったんだ」

そう語るマイロは、人気ファミリードラマ『ギルモア・ガールズ』で4シーズンにわたり、アレクシス・ブレデル(『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』)演じる主人公ローリーの恋人で、どこか影のある魅力的なジェスを演じ、ジャレッド・パダレッキ(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)演じるディーンとの三角関係でファンを沸かせた。そしてマイロは実際にアレクシスとも交際をしていた過去がある。

その後、大ヒットドラマシリーズ『HEROES/ヒーローズ』で、他の能力者の能力をコピーできるパワーを持つピーター・ペトレリで主演。共演者で、チアガールのクレア・ベネット役のヘイデン・パネッティーアとも恋愛関係になっていた。

一方、ダイアンは2015年のインタビューで、当時の恋人ジョセフ・フェラーラについて、「彼が最高よ」と賞賛していたが、その後二人は時期は不明だが破局している。ダイアンは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の後、米CWの『ジェーン・ザ・ヴァージン』などで活躍している。

俳優、プロデューサー業だけでなく、監督業も務めるマイロ。忙しい中でも、20代の頃よりはプライベートも充実させる余裕が出てきているのかもしれない。『THIS IS US/ディス・イズ・アス』シーズン4は、米NBCにて毎週火曜日に放送中。本作の視聴記録やレビューは、【海外ドラマNAVI作品データベース】にて。(海外ドラマNAVI)

Photo:マイロ・ヴィンティミリア (c)NYKC

政治家として、母として、妻として活躍する女性国務長官"マダム・セクレタリー"の姿を描く本格ヒューマン・ドラマ『マダム・セクレタリー』。そのシーズン2がFOXチャンネルにて日本初放送となる。

2014年に米CBSでスタートした本作は、本国アメリカでは今秋よりシーズン6が放送中の人気シリーズ。『HOMELAND』でペンを執ったバーバラ・ホールが手掛け、製作総指揮には『ショーシャンクの空に』のモーガン・フリーマンも名を連ねる。実在の政治問題を題材にしながらも、軽快で見やすい一話完結のドラマだ。

主人公は、元CIAのエリート分析官で、現在はバージニア大学の教授として働くエリザベス・マッコード(通称べス)。同じく大学教授の夫ヘンリーとともに、3人の子どもたちを育てる母親でもある。しかし、ある日突然、CIA時代の元上司でもあるダルトン大統領から米国国務長官(セクレタリー・オブ・ステート)に指名され、"マダム・セクレタリー"として働くことに。省内スタッフの政治的な駆け引きや、任務上の慣習などに悩まされながらも、持ち前の正義感と強い信念で、様々な外交問題を解決していく。

シーズン2では、ダルトン大統領を乗せたエアフォース・ワンが太平洋上空で行方不明に。副大統領、下院議員、上院議員代行がそれぞれ執務不能のため、国務長官のベスが大統領代行を務めることになる。一方、国防大学で働き始めた夫ヘンリーは、ロシア人学生をアメリカ政府のスパイに勧誘するよう命じられる。そんな中、ベスとヘンリーの娘スティーヴィとダルトン大統領の息子との関係が皆にバレてしまい...。

主人公ベスを演じるのは、映画『ディープ・インパクト』や『バッドボーイズ』のティア・レオーニ。夫ヘンリー役には、医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ作品『プライベート・プラクティス』のピート・ワイルダー役で知られるティム・デイリーが扮する。ちなみに、理想の夫婦を演じる二人は、この共演をきっかけに実生活でも交際をスタートさせている。

また、『チアーズ』でエミー賞コメディー部門助演女優賞を2度受賞し、トニー賞ミュージカル部門でも受賞歴を持つビービー・ニューワースや、ミュージカル「ピピン」でトニー賞最優秀女優賞を受賞したパティーナ・ミラーらが出演している。

さらに新シーズンでは、製作総指揮を務めるモーガンが最高裁長官としてゲスト出演。第2話では、1997年に女性初の米国国務長官に任命されたマデレーン・オルブライトが本人役で登場している。ベスに国務長官としてのアドバイスを授ける。また、映画『パルプ・フィクション』に出演し、青春ミュージカル『Glee/グリー』で監督を務めていたエリック・ストルツがベスの弟役で姿を見せている。

全23話となる『マダム・セクレタリー』シーズン2は、12月11日(水)22:00よりFOXチャンネルで日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『マダム・セクレタリー』シーズン2 (c) 2015 CBS Broadcasting, Inc. All rights reserved.

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