大ヒット青春ドラマ『ゴシップガール』のダン・ハンフリー役でブレイクした、ペン・バッジリーが主演するサイコ・スリラードラマ『YOU ー君がすべてー』。同作で主人公ジョー・ゴールドバーグを演じるペンが、ストーカーであるジョーの演じ方について語っている。米Backstageが報じた。
同作は、キャロライン・ケプネスによる同名ベストセラー小説のドラマ版。NYの古本屋で店長として働くジョーは、ある日美しい、作家志望のベックに一目惚れする。彼は、SNSなどを駆使して彼女について調べ上げ、偶然を装いベックに接近。あらゆる手段を尽くして彼女のハートを手に入れようとする...というストーリー。
エピソードが進むにつれて、ジョーのストーキング行為は衝撃的なレベルにまでエスカレート。邪魔な人間を排除していくそのショッキングな内容で人気急上昇中の本作だが、ジョーの不気味さにメディアもファンも驚いている。
「"そんなに気味悪くしないで"というメモばかりもらうんだ」と答えるペンが、第1話のある衝撃的なシーンについて明かした。「(あのシーンの時に)セットで自分自身に強い意志で言い聞かせていたのを覚えているよ。"どういう方向性に持っていくべきなのか?"と考えながら...。視聴者、特に若い子たちにどんなメッセージ性を持たせるべきかってね」
ペンはこのジョーを演じるにあたって、役者としてキャラクターへの同情心を持ってしまう衝動を抑えなければならないとコメントした。「一番重要だと思うのは、ジョーを見逃してやらないこと。視聴者にジョーのことを許すような感情を抱かせないことかな。ジョーの、ありえないくらい無責任で、まるでポルノのような人間的行動の描写のあのシーンを描かなかったとしても、ジョーのどんな部分に僕が引き込まれるのか、どんな部分を見ることが大事なのかということが伝わるようにね」
同作は、Netflixで更新が決定したシーズン2の舞台が、NYからロサンゼルスに移る可能性があることは先日お伝えしたばかり。ケプネスによる「YOU」の続編となる「Hidden Bodies」では、新しい生活を始めるために、ジョーがロサンゼルスに引っ越す。実際、シーズン1はNYで撮影されたのに対し、シーズン2のロケはロサンゼルスで行われることが明らかになっており、原作と同じく舞台が西海岸になるとみられている。
ペンがストーカーを演じて話題沸騰中の『YOU ー君がすべてー』は、シーズン1がNetflixで配信中。見た後はこちらの海外ドラマNAVI作品データベースで視聴記録を付けよう!(海外ドラマNAVI)
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『YOU ー君がすべてー』
(C)Netflix