大ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』をはじめとした数々のドラマで撮影監督を務めたロドニー・チャーターズが80歳で亡くなった。米Deadlineが伝えている。
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ほぼ全話の撮影を統括!監督も担う
チャーターズが長年にわたり会員として所属していた全米撮影監督協会(ASC)によると、彼は今月13日(日)にオランダ・アムステルダムで急逝したという。

ニュージーランド生まれのチャーターズは、写真家で映画制作者でもあった父親の影響で幼い頃から映像制作に親しむ。オークランド大学在学中に父親のカメラを使って撮影した短編映画がシドニー映画祭で上映されたことをきっかけに、ロンドンの王立芸術大学へ入学。同級生には、のちにCMを共同制作するリドリー・スコットとトニー・スコット、『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』などでアカデミー賞撮影賞に2度ノミネートされるスティーヴン・ゴールドブラットがいた。チャーターズはその後、音響スタッフを経て1980年代から撮影の仕事をスタートすることに。
そんなチャーターズは、米Foxで2001年から2010年にかけて放送された『24』全8シーズンで、ほぼ全話に相当する計184話の撮影を担当。主人公ジャック・バウアーがテロに立ち向かう24時間をリアルタイム進行で描くために、手持ちカメラ、激しいパン、スナップズームなどを取り入れたアグレッシブなカメラワークで、瞬く間に独自の映像スタイルを確立した。
本人は2004年に、『24』の撮影では現場の即興性がいかに重要だったかを語っている。「私たちは、常にシーン全体を一気に撮影するところまで進化してきました。決してセットアップごとに細かく分けることはありません。どのシーンでも2方向から撮影します」などと語り、キャストが決めたシーンの段取りや、絶対にないはずの場所にカメラを置きたいという監督の要望に応えるべく、ある程度は事前に準備しつつも、状況に応じてカメラを動かして撮影を行っていたと説明した。
その手腕が評価され、作品は大ヒット。チャーターズ自身はエミー賞撮影賞に2度ノミネートされた。監督としても活動していた彼は、シーズン2&4の計3話でエピソード監督も務めている。
そのほかにも、『ロズウェル/星の恋人たち』『シェイムレス 俺たちに恥はない』『ダラス』『クリミナル・マインド 国際捜査班』『ザ・ラストシップ』『私立探偵マグナム』など、群像劇やサスペンス、アクション要素のある作品で撮影を担当した。
また、2004年に会員となったASCでは、2013年にテレビ部門の生涯功労賞を授与されていた。
リブート企画が浮上するなど、今も愛される『24』を作り上げた一人であるチャーターズの冥福を祈りたい。
『24 -TWENTY FOUR-』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)









