人気ドラマ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』にゲストとして何度も登場したウィル・ウィートン。しかし、当初は出演するのが気が進まなかったと明かした。米Peopleが伝えている。
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ウェスリー役のウィル・ウィートン『スター・トレック』シリーズを去った理由
SFドラマの金字塔であり、何十年もの間ファンを楽しませてきた『スター・トレック』シリーズ。現在は『新スター・トレック』のジャン・リュック・ピカード艦長のその後を描くスピンオフ『スター・トレック:ピカード』が米CBS All Accessにて展開されている。ピカード艦長役は引き続きパトリック・スチュワートが演じるほか、同…
勘違い、躊躇を経て「僕の人生を変えてくれた」
子役出身で、1986年の映画『スタンド・バイ・ミー』で主人公ゴーディを演じ、1987年から7シーズンにわたって『新スター・トレック』で天才少年ウェスリー・クラッシャーに扮したウィル。『ビッグバン★セオリー』には2009年のシーズン3に本人役で初参加し、最終章のシーズン12まで全17話に出演した。しかし、オファーを受けた当初は断るつもりだったという。『ビッグバン★セオリー』の公式ポッドキャスト番組に出演した彼が、当時を振り返った。
出演依頼を受ける前から同作の存在を知っていたウィルだが、視聴する気はなかった。「オタクについてのシットコムだとしか聞いていなくて、真っ先に思ったのは“また僕たちをバカにする番組なんだな”ということでした。だって、それまでの人生ずっとそうだったんです」
クリエイターのビル・プラディがそうした偏見を覆すために番組を作ったことを当時は知らなかったウィル。彼が反感を覚えたのは、子どもの頃にオタクだという理由でいじめられたからだった。「変わり者で感受性の強いアーティストに自分からなろうとしたわけじゃありません」と語る彼は、子どもの頃にスポーツが得意ではなく、科学、歴史、芸術に興味を持っていたため、同年代の子どもたちから理解されなかったという。
しかし、『ビッグバン★セオリー』を実際に見て自分が勘違いしていたことに気づき、本編を楽しんだ。その後、プラディから電話があり「君自身をモデルにしたキャラクターとして、シェルドンの宿敵になってほしい」と誘われたが、「番組は大好きだけど、ちゃんとキャラクターを演じたいんです。そうすれば本当に作品の一部になれる気がしますから」と語り、ひとまず出演を保留に。友人で脚本家のジョン・ロジャースに電話で相談したところ、怒られた。「何考えてるんだ? 今すぐこの電話を切ってプラディに電話し、“やります”と言え。『ビッグバン★セオリー』再放送の視聴率が、他局の新番組より高いんだぞ。何を迷ってるんだ?」
怒られたことで覚悟が決まったウィルは出演を承諾。シーズン3第5話「カードゲームと復讐の法則」で初登場した時は、シェルドンが子どものことに参加したサイン会に現れなかったことで彼から恨まれている設定だった。二人はカードゲームやボウリングで争い、何度か衝突したがのちに和解。ウィルは以降のほぼ毎シーズンに登場する人気キャラクターとなった。

「『ビッグバン★セオリー』は僕の人生を変えました。あの現場では、自分がそこにいていい人間だと思えました。スタッフやキャスト、脚本家が僕をチームの一員として扱ってくれて、僕たちは一緒に何かを作っていたんです。そして、より良い人間になりたいと思わせてくれるような友達ができました」
そんなウィルと『ビッグバン★セオリー』の関係はまだ終わっていない。コミックショップ店主のスチュアートを主人公にしたスピンオフ第3弾『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』にウィルも出演するのだ。HBO Maxがリリースした新シーズン用の予告映像で、『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』パートにウィルの姿を確認することができる。
この新作が生まれる過程を最前列で見てきたと語るウィルは、「素晴らしい作品です。見事な出来栄えですよ」と太鼓判を押している。
『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』全12シーズンと『ヤング・シェルドン』全7シーズンはU-NEXTで配信中。最新スピンオフ『スチュアート★宇宙救出失敗の法則』も同プラットフォームにて配信となる。そのスケジュールが判明次第お伝えしたい。(海外ドラマNAVI)





