テイラー・シェリダンといえば、現在ハリウッドを代表するヒットメイカーの一人だが、人気ドラマ『ウォーキング・デッド』で俳優としてブレイクしていた可能性もあるようだ。
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テイラー・シェリダン「エミー賞なんて目指していない」
『イエローストーン』『メイヤー・オブ・キングスタウン』『タル …
「あと一歩で逃した役」のおかげで救われる
2018年に始まった『イエローストーン』をはじめ、『メイヤー・オブ・キングスタウン』『タルサ・キング』『特殊作戦部隊:ライオネス』『ランドマン』など、クリエイターとして次々とヒットドラマを生み出してきたシェリダン。そんな彼は、俳優として活動していた頃に、のちに世界的ヒットドラマとなる『ウォーキング・デッド』の保安官代理シェーン役を演じるかもしれなかったという。

ポッドキャスト番組『The Bill Simmons Podcast』に出演したシェリダンは、自身のキャリアを振り返った際に「あと一歩で逃した役」に言及した。
「『ウォーキング・デッド』ではかなり終わりの方の段階まで選考に残っていた。でも(ジョン・)バーンサルに役を持っていかれたんだ」
シェーンは最初の2シーズンのみの出番だったが、主人公リックの親友から宿敵へと変貌していくこのキャラを演じたことで注目を集めたジョンは、その後マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に参加したり、マーベルのキャラクター、パニッシャー/フランク・キャッスルに起用されたりしている。
一方のシェリダンも、『ウォーキング・デッド』の放送が始まった2010年に大きな転機が訪れる。わずかな昇給を局側に断られたことから、『サンズ・オブ・アナーキー』降板を申し出たのだ。「この業界は自分を評価していない」と感じた彼は、俳優から脚本家へ転身した理由について次のように振り返る。
「プライドだったのか、エゴだったのか、それとも信念だったのかは分からない。でも、この業界で俳優としてできることは限界までやったと気づいたんだ。だからもう俳優として頑張るのはやめた。本当に力を持っているのは物語を作る人たちだ。だったら自分で物語を書こう、と脚本家になる決心をした」
2015年、シェリダンは映画『ボーダーライン』で脚本家デビューを果たす。この作品にはかつてライバルだったジョンも出演しており、その後に二人はシェリダンが監督・脚本を担当した映画『ウインド・リバー』でも再びタッグを組んだ。
『ウインド・リバー』の撮影中、ジョンと『ウォーキング・デッド』の話題になった際のことを、シェリダンはこう振り返る。
「“お前、本当に俺を救ってくれたよ。危うく今でも俳優を続けているところだった”ってバーンサルに言ったんだ。幸いにも、あいつの方がその仕事はずっとうまかった」

現在、シェリダンが俳優としてカメラの前に立つのは、ほぼ自ら手掛ける作品だけ。脚本家として成功した後も俳優のオファーは届くも、「全部断っている。もう興味はないんだ」と語る彼が2020年以降に出演したのは、『イエローストーン』とそのスピンオフの『1883』、そして先日シーズン3がリリースされたばかりの『特殊作戦部隊:ライオネス』だけだ。本人は「あれで俳優としての欲求は満たされる」と語っている。
『ウォーキング・デッド』フランチャイズはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)









