長寿ドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』の人気キャラクター、アビー・シュートは、『CSI:科学捜査班』のキャラクターからインスピレーションを受けて誕生したようだ。クリエイターが明かしている。
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「番組にもっとユーモアを」という思いから誕生
オリジナルキャストのアビーは、ゴス・ファッションに身を包みながら天才的な科学捜査能力を発揮する鑑識官として、『NCIS』を象徴する存在となった。一方、『CSI』のグレッグ・サンダースもまた、ラボ勤務のオタク気質な分析官として人気を集めたキャラクターで、両者には共通点が少なくない。

『NCIS』で共同クリエイターを務めるドン・マッギルが、米Hollywood Reporterのインタビューでアビーの誕生秘話を明かしている。
「(番組の生みの親である)ドナルド・P・ベリサリオから、“番組にもっとユーモアが欲しい”と言われていました。それでアビーというキャラクターが生まれたんです。私は『CSI』の大ファンで、特にグレッグ・サンダースというキャラクターが大好きでした」と説明。さらに、「風変わりなラボ・キャラクターを作り、それをもう少し押し進めれば、番組にユーモアを加えたいというベリサリオの意向を満たせると思ったのです」と語っている。
実際、アビーとグレッグには多くの共通点がある。どちらも優秀な鑑識・科学分析官でありながら、オタク気質で独特なユーモアを持つキャラクターだ。また、二人ともゴスカルチャーへの親和性を持っている点も興味深い。アビーは黒を基調としたゴス・ファッションを全面に打ち出しており、グレッグはゴス系ロック・ミュージシャン、マリリン・マンソンのファンとして知られている。
ただしマッギルが語るように、アビーはグレッグを“さらに誇張した存在”として設計されていた。グレッグが軽妙で親しみやすい「ラボの変わり者」だったのに対し、アビーはより大胆でマンガ的なエネルギーを持つキャラクターとして描かれている。
ファンの間でも、初期のグレッグの魅力は特に高く評価されている。海外掲示板Redditでは、「序盤のグレッグはおバカで楽しい性格だった。ゴム手袋を頭に被って遊んでいたところを、グリッソムに見つかる場面が最高だった」といったコメントもあり、ユーモラスな側面こそが、『NCIS』製作陣に強い印象を与えた部分だったことがうかがえる。

グレッグはその後、『CSI』の続編『CSI:ベガス』にも再登場して往年のファンを喜ばせた。しかし、同作はシーズン3で打ち切りとなったため、再び彼の活躍を見られる機会はしばらく先になるかもしれない。
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22、『CSI:科学捜査班』全シーズン、『CSI:ベガス』全シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)





